朝ごはん

僕は毎日の朝ごはんを作ります
会社は遠く、始業時間も早いため毎朝5時には起きて朝ごはんを作ります
0歳児には妻が洗濯を終えるまでゆっくり寝ていただきたいので、起こしてしまわないようテレビも音楽もラジオもつけずに静かに静かに作ります

朝ごはんにはウインナーを焼きます
妻の分も合わせて4本
妻が「パンにする」と言ったとしても4本焼いて全部食べます、ウインナーが好きなので

普段は香薫を好んで食べています
なぜ香薫にしているかというとバナナマンの日村さん激推しだからではありません
大袋だとチャックがついているからです
味ではないです、チャックが決め手でした
ウインナーなんてなんでも美味しいでしょう

しかしちょっとした事情(詳しくはふたつ前のnoteを参照)から生活を見直す意識が芽生え、ウインナーもその整理の対象となったのです

ウインナーよりも前に考えるものあるだろという声もあがりそうなものですが、節約の中で最も目につきやすく、手っ取り早いものは食費なので仕方がありません(僕は格安スマホにお世話になることはこの先もないでしょう)

選ばれたのは「お徳用ウインナー」という名のお得なウインナー
なんと香薫の半分の価格です
「内容量もみて半分といっているのか」など言うような方は今すぐ右上の×ボタンをクリックすることを推奨します、懐かしい表現ですね

ここまで「香薫」と書いていて思いましたが書く時毎度「かおる かおる」と打って変換するのが億劫で仕方がありません
香薫さんには早くiPhoneに一発変換されるくらい認めてもらえるよう精進していただきたい
辞書登録をすればよかったです

とにかく安いのです
はじめは香薫が高いだけか、と思いましたが「お徳用」と銘打たれているので、およそお徳用が安いと考えて間違いないでしょう

ただチャックがない
開け口を丸めて輪ゴムで留めておくのはどうにもら心許ない
そんな時はポテチの袋を留めておくのに使う長い棒状の便利グッズを使います
ポテチはたいがい一回で平らげてしまい持て余していたところなので、長い棒状の便利グッズも自分の居場所を見つけたようで嬉しそうです

ウインナーを焼くにあたり、のちに卵焼きを焼くので卵焼き専用フライパン(あの四角くて細長いアレです)を使います
ウインナーに包丁をいれます
こうすることでウインナーを焼いたとき脂がしみだし、油の節約と共に卵焼きを気持ち美味しく焼くことができます

しかしこれは香薫だけの話だったようです
お徳用は切れ込みを入れて焼いても脂が滲み出てきません
これでは卵焼きも美味しくなりません
さらにフライパンに油がひかれないことで卵がフライパンにくっつきます、朝の時間のない中これは致命的です

そしてなによりおいしくない
おいしくないというのは普段強い言葉を好まない僕が好んで使う表現ですが要は不味いのです、ゲロマズです

すっかり香薫の舌になってしまっていましたが、どうやらウインナーはカレーのように美味しいのが当たり前ではないようです
これではおいしくない、くっつく、おいしくないの三重苦です

布団や枕など普段使うものには多少たかくてもいいものを買いなさいというのと同じで、ウインナーもどうやらいいものを買った方がいいようです

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