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応援=わたしは敵ではありません宣言

「かわいいねー」
「おっ、元気に歩いてるね!」
「おりこうさんだねー!ありがとう!」



子どもを2人連れて買い物や散歩に出かけると、行き交う人がみんな優しい。

前に住んでた地域でもみんな優しかったけど、今の地域では年配のおじさんの笑顔をよく見かけます。


目が合っただけで息子たちにほほえみを返してくれる。


この笑顔が、子育て中のわたしにとっての「応援」です。


応援は、味方だと伝わること

SNSやネットでよく聞くじゃないですか。子どもぐずったら舌打ちされたとか、ベビーカーを蹴られたとか。


そういう経験もないんですよね。たぶん、世の中のほとんどの人は優しい。

でも、人の悪意を感じることや、人の好意を感じることよりも、「無」を感じることの方が圧倒的に多いんですよ。


つまり、「どう思ってるのかがわからない」人が多い。


うちの子が迷惑をかけたのか、
不快な思いをさせたのか、
子どもは元気が一番と思ってくれてるのか、
ほほえましく思ってくれてるのか、
ふだんは遠くに離れてて会えない孫を想っているのか、
子どもに恵まれなくてつらい思いをさせてしまっているのか、
実は妊娠中で、近い将来の姿を想像しているのか。


日本人って表情が豊かではないからか、はたまたスマホに夢中で周りのことは気にならないのか。

そういう「どう思われてるのかわからない不安」は子育て中のママの多くは感じていると思う。

だから、わたしは他所の子どもや赤ちゃん連れのママに出会った時は、笑顔や「いい子だねー!」のひと声で、「わたしは味方ですよ!」って伝えるようにしています。


そうは言っても子どもが生まれる前は…

こんなこと言ってるけど、わたしだって子どもが生まれる前は子連れに電車の席やエレベーターを譲ったりしたことはなかった。

子ども連れが視界に入っていたかも知れないけど、きっと「見えて」いなかったんだと思う。

わたしは出産を経験したから世の中には子どもが結構いて、パパとママはいつも大変そうなことも分かった。

だけど、身体が不自由だったり病気でつらい人とか、言葉が通じなくて困ってる人がたくさんいることにはまだまだ意識が足りないと反省するばかり。


応援されているから、応援したい


ちょっと前に話題になったこのCMを紹介します。



「日本と違って海外は優しい」とかって意見を見るたびいつも思うんだけど、「そんな日本に住んでるわたしたちの日ごろの行いはどうなの?」ってこと。



すくなくともわたしは、してもらって嬉しかったこと、かけてもらえてうれしかった言葉は、どんどん次の人にgiveしていくつもりです。


「かわいいね」
「元気だねー!」
「大変でしょう?頑張ってるね」
「お子さん、大切になさってね」

このCMに出てくる人みたいに、誰かに笑顔や幸せを与えられるような人になりたいし、息子たちにもそうなってほしい。

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