みんな違って、みんないい
女性の初婚平均年齢=29.4歳。
わたしが結婚したのは24歳。
女性の初産平均年齢=30.6歳。
わたしが長男を産んだのは27歳。
結婚したときも、子どもを連れてどこへ行っても「若いよね~」って言われ続けた。
(確かに見た目は若いかもしれない。というよりも幼い)
わたしが結婚したとき、母は周りの人みんなに「娘さん、おめでたなの?」って聞かれまくったらしい。
できちゃった婚でもないのに、24歳で結婚を決めるのはとても珍しいみたいだ。
そんな感じでどこへ行っても「若輩者」扱いされるので、30代は「『大人』の印籠」を手に入れたような気がして嬉しかった。
30代は人生ではじめて「違い」に直面するとき
このマガジンを始めたテーマの一つに「アラサー女子の多様な生き方」があったんだけど、30代は10代20代に比べて圧倒的に「他者との違いを自覚させられる」ライフステージなんだよなぁと思う。
同じ年齢の人と、同じ教室に通って同じテストを受けていた10代。
同じように教育課程を修了し、同じようなタイミングで社会に出て、同じような働き方をした20代。
その、「同じような」が実は同じではなかったこと。
たった1°の違いが、長い時間を経て30°どころか180°の違いに変化していたこと。
ふと立ち止まってみると、今まで横並びで歩いていたと思っていた人たちが、違う場所で・違う方向を向いて、歩いたり立ち止まったりしている。
他人の違いに気づいたとき、自分が他人と違っていることに気づく。
そんなライフステージが「30代」なんじゃないかなと。
特に、この「違い」は男性よりも女性の方が細かく幅広いのでタチが悪いんだよね。
でも、発想を変えてみれば、それだけ人生のバリエーションに富んでいるということでもある。
・家族
・仕事
・結婚
・子供
・お金
答えはないからこそ、どんな道も「答え」になる。
たくさんの人の「違い」を楽しむこと。違いこそが「個性」でもあること。
人と違っていることに、もっと自信を持っていいんじゃないかなぁ。