記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【観劇記】ミュージカル『るろうに剣心〜京都編』【ネタバレあり】

久しぶりの豊洲。
IHIステージアラウンド東京(以下、ステアラ)へ行ってきました。

目的は『ミュージカルるろうに剣心〜京都編』です!

俺らのブラッド、小池徹平さんが剣心役!

と、言ってますが、実はワタクシことBettyは、漫画の『るろうに剣心』を連載初期にリアルタイムでちょっと読んでた程度で、その後ジャンプから離れてしまい、アニメも映画も観てません。

わかるのか!?
〈京都編〉ってあるけど、大丈夫か!?

ドキドキしながら劇場に向かいました。

ステアラに行くのは、蒼井翔太さんの『ウエストサイドストーリー』以来なので…3年ぶりぐらい!?

豊洲市場の駅に着くなり、ホテルが2棟も建っていてビックリ!

でも、その先には、それらのホテルに対して、先輩感を醸し出しているステアラがありました。

今回は、センターブロックの割と真ん中めの端席。センター寄りなので、ぐるぐるはそれほど感じないかな?と思いながら開演を待ちます。

原作を読んでないので、どの程度書いていいのか、判断しかねつつ書いてたけど、なんかネタバレになっちゃいました。
タイトルに「ネタバレあり」って書いてるから大丈夫だと思うんですが、ネタバレ回避したい人は、ここで逃げて!
……ん?逃げる?何から?(笑)

では、いきます。

一幕では、剣心が人斬り抜刀斎だった頃から始まるので、剣心の明るさの裏にある闇が、初見でもわかりやすかったのは助かりました。

穏やかだった剣心としての生活が、あれよあれよという間に、ウルトラハードな状況に。こりゃ、大変。

志々雄がなんで包帯巻いてるのか知らなかったので、素直に「辛い!それ、志々雄は辛かろう!」と、志々雄が気の毒になってきました。

ところで、この志々雄、憎めないですね。だって、村を占領した理由が火傷に良い温泉入るためとか、風変わりな強い人を10人集めたり、女を踊らせて侍らせたり、京都燃やしちゃうぞー!って言ってたのにアッサリと妨げられたり、船もソッコーで壊されちゃって、なんかもう踏んだり蹴ったり!そりゃ、志々雄は怒るわ!

一方、剣心は断られ過ぎでしたね(笑)。何か頼みに行くと、まずは断られる。でも、受け入れられる。
剣心、頑張って!

その剣心を演じてる徹平君は、こんなに殺陣もできるんだと驚きました!歌が上手いのは当然知ってるわけですが、まさかこんなに殺陣ができるとは!
「うおっ!」って声が出そうになりましたよ。なんなら、心の中で言ってましたよ。

さて、ここで私の好きな山口馬木也さん演じる斉藤一に関して触れますね。
カッコいい!
好き!
以上です。

前半、ミュージカルというより、2.5次元ミュージカルっぽいなあと思ってたんですが、一幕終わりの曲で一気にミュージカルに!さすが小池修一郎先生!こうでなくちゃ!テンション上がるー!

と、アガッたところで幕間に。

二幕ではとにかく闘い続ける剣心と仲間たち。
殺さない闘いってどうなるの?と思ってたんですが、なるほどこういう事かと納得しました。

きっと、原作やアニメなどでは、この敵のキャラクターたち一人一人の背景ももっと描かれてるんだろうなあとは思いましたが、その辺はうまくサラッと台詞で教えてくれてて、おかげで全ての闘いを楽しめました。

志々雄のラストのラストが、ハッピーエンドで良かった…あれは、ハッピーエンドでいいんですよね?私も一緒に行きたい!

……あれ?私、けっこう志々雄を好きになった?

ラストシーンでは、薫と剣心の後姿が、めっちゃかわいかったので、観劇後はホッコリしました。

魅力的なキャラクターが多くて、こりゃ3時間20分(休憩込み)じゃ、描けない部分がたくさんあったんだろうなと思うと、原作が気になって仕方ありません。

原作が気になった理由のひとつとして、志々雄のそばにいた佐渡島方治って、多分絶対に私の好きなタイプのキャラだと思ったんです。
ラストで、なんでこんなに志々雄が彼を信頼してるのかがいまいち分からなかったのが残念でした。
なので、原作では、その辺深掘りされてるのかなぁと思ったのです。
その辺、どうなんでしょうか?
原作ご存知の皆さん!

京都編の原作が、どれだけ長いのかはわかりませんが、きっともっと描きたい事はたくさんあったのだろうなと思うと、残念です。
けれども、それを上手い具合に削いでいき、初見の私でも分かり、かつ各キャラクターの魅力が伝わる、良いミュージカルでした!

なお、この日は京都のセットを終演後に撮影オッケーの舞台セット公開日でした。はじめての試みとのこと。

京都のセット。さすがステアラ!横に広い!

最後になりましたが、もう一人、めっちゃ褒めたい人がいます。

奥野壮君!
「ジオウの壮君」と思って観に行ったんですが…超かわいい本条鎌足でした!えー!こんな事できんの!?予想を上回る演技とセクシーさでした!
志々雄、こんなかわいい鎌足に好き好き言われて、嬉しかっただろうなあ(笑)

というわけで、楽しい観劇でした!

いやー、マジで徹平君すごかったわ。

アクスタ買っちゃったよ!

はじめてアクキーでこういう写真撮った〜


いいなと思ったら応援しよう!