入社式で感じたこと/「HSPサラリーマン」の感想
2022年4月1日。私にとって、人生初の社会人への仲間入りの日。
前日は緊張してあまり寝れなかったし、当日は焦ったのか、朝4時に起きてしまうほど。
ドキドキしながら集合場所へ向かい、仲間の姿を確認する。
内定式ぶりの同期もいれば、グループ会社に内定をもらったらしく、見たことのない同期もいた。
緊張したが、和ませるために声をかける。
入社式が始まり、役員の方々が拍手や相槌で盛り上げてくれる。
その中で、会社の歴史や、社長が思っていること、同じく役員の方々が期待してくれていること。それらをシェアしてくれた。
そして、私たち新入社員も、思いを言葉にのせて、役員や同期に届けた。
こんなにも歓迎してくれる環境があること、そして、これから切磋琢磨しながら働ける仲間がいることは、少しだが涙腺を緩ませた。
休みの日に、ふらっと本屋に立ち寄り、「HSPサラリーマン」を読んだ。内容はネタバレ防止のため割愛するが、私がこの本を読んで一番学んだことは、
「相手を知りたい、相手のファンになる。相手がどうしてほしいのか、相手がどんな夢を追いかけているのか、お金(数字)ではない部分を見る」
ということ。
もちろん、これから会社内で営業研修もするだろう。テレアポや飛び込み営業もするかもしれない。売り上げという数字に、固執してしまう日もあるかもしれない。ただ、忘れてはいけないのが、
相手を知る、相手をちゃんと見る、相手の話をもっともっとちゃんと聞く
ということに他ならない。
私はよく周りの人から、話を遮ったり、どうしても自分の話ばかりしたいときなどもあったりする。ただ、それだとダメなんだ。
自分の思いを言葉に乗せて、相手に伝える。思ったことを素直に、相手に伝える。それが、どれだけシンプルで、しかし難しいことか。
大学時代は、人の真意や、人の心深くまで通わせることができなかったと自分では思っている。ただ、入社式で感じた感動を、いつまでも忘れないでいたい。
人の思いが、人を動かすんだと。人の思いが、アッと驚くビジネスを作るんだと。
私は自分にも期待しているし、ワクワクしている。心の炎を絶やさずに。
謙虚に、初心を忘れず。素直な自分で、勝負していく。
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