社会人として1か月が経過しました。所感と、これからのこと。
2022年のGWも終わりですね。私は明日からまた仕事に復帰します。今日は、4月からの研修1か月を振り返って、明日からどんな風に過ごしたいか、書いてみます。
私の会社は、2週間で研修が終了し、4月の3週目からは、OJTという形で様々なプロジェクトに参画しながら、それぞれの知識・経験を溜めていきます。
4月中には、23卒の採用プロジェクトと、ヒアリングの研修を行いました。
採用プロジェクトは、これから人事としてキャリアを積んでいきたい私にとっては、願ってもないチャンスを頂きました。採用と言っても、高校生を対象にして、求人票を作成したり、採用チラシを作成したり、私自身が想像していた大卒採用とは少し毛色が違うものでした。(詳しくは別のnoteで話したいと思います)
ヒアリングの研修では、グループ会社に訪問し、経理・技術・人事などの細かい業務をヒアリングし、「業務記述書」を作成する、というものでした。これらを作成することによって、より内部のシステムを効率化したり、不正を正したりして、人件費削減などに繋がればよいね、という目的のもと行われました。
この1か月は、本当に怒涛の1か月でした。
2週間の研修はもちろんのこと、その後の実務に入ったときも、求められている期待値は高く、常に努力をし続けなければ、置いていかれる状況です。
「新人だから」という条件付きは一切なく、社会人として、意見ももちろん求められますし、予想を上回るアウトプットを出すことが求められます。
予想を上回るアウトプットとは、何か?
例えば、「Aを達成してください」というプロジェクトが降ってきたときに、何も考えずにAを達成するための要素分解から始めるのではありません。
なぜ、Aを達成しなければならないのか?Aを達成することによって、何が改善されるのか?あるいは、Aが達成されないと、どんな悪いことが起こるのか?Aを達成することによるインパクトはどの程度か?経営陣が求めているアウトプットは本当にこれなのか?もっといい手段があるのではないか?…
などなど、「自分で考えて、結論を出す」このプロセスさえも求められているのです。プレゼンの際に、「私たちはA'という答えが一番良いのではないかと考えました」と、自分達が行うプロジェクトに付加価値をつけて、経営陣も巻き込んでいく重要性を、私は強く感じました。
何気なく、課された仕事をやるだけでは、他の社会人と大差ありません。自分がやるこのプロジェクトに、付加価値をつけるとしたら何か?来年、再来年と続きそうなプロジェクトならば、来年にも繋がるナレッジを溜めておこう。あまり試されていないこの方法にチャレンジしておこう。深く考えることが本当に大事だと気づかされました。
また、私がこれから一番気を付けなければいけないことは、「言葉」です。
私たちはコミュニケーションにおいて、言葉を使います。その言葉ひとつで、他人を不快にしたり、逆に励ましたりする原動力となります。
私はこの1か月間、言葉の端々を注意されました。あなたはAと言ったけれど、それは他の人からBという風に受け取られる。ネガティブに受け取られたり、不快に思われたりする可能性があるよ。そのように指摘を受けました。
普段何気なく発している言動が、相手にどのように伝わっているか。そこに思いを馳せることは、エネルギーを要します。しかし、隅々まで気を遣えるようにできてこそ、真に優れた社会人になれるのではないかと私は思います。
明日からも、プロジェクトは進んでいきます。夢である、「人の可能性を引き出す」そんな社会人になれるように、一歩一歩、歩む歩幅は少ないかもしれませんが、確実に踏みしめていきます。
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