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50歳から動画編集に挑戦!第5回

こんにちは。 一條 彰です。

暑くなってきました。 今日は僕が住んでいる京都では39度になったそうです。

ずっと家の中でクーラーをつけながら仕事をしている身の私ですが、外に出て働いておられる方は熱射病になられたりしないようにと影ながら祈りつつ、毎日デスクトップに向かって仕事をしている私でありました。

ところで、前回5月末に記事を書いてからしばらく時間が経ちましたが、皆様、何か大きな変化を経験されましたか?

私の場合、初めての動画編集を受注!・・・2件目もGet!・・・したものの品質面で不安を抱え、両方とも独力でコンプリートすることができませんでした。

今回の記事では、この現象について深掘って行きたいと思います。

  1. 初受注!について

以前から触れることがありましたが、動画編集業界のインフルエンサーであるあおさんが校長を務めるあおの案件獲得コンサルの指導を受けました。

↓から入会できます(私に紹介料一銭もはいらんけど)。


あおさんの指導の下、1分間の自己紹介動画を作成し、さらに売り込みのための営業文も添削していただきました。

最終的にあおさんの承認がおり、6月に入って3日間で18件(14件はCrowdworksそして4件はTwitter)応募しました。



するとすると、 Crowdworksは全滅。

Twitterでは、その時に動画編集者を募集している人4人に声をかけたところ1人から受注することに成功しました。

1/18の確率で受注です。 やった!! やっぱり 青さんの案件はすごい!

・・・ということなのですが、そこから悪夢のような2週間となったのでした。

(ちなみに青さんの案件獲得コンサルでは動画編集者の平均受注率は3%とのこと。 わたくしはたった18件応募して受注に成功したので5.5%の確率でした。)

2.初受注案件で悪夢のような2週間を過ごしたことについて

初受注した案件では、ある田舎の不動産会社の営業用動画の編集を任されました。

初めての案件で一生懸命やったのですが、完成して納品することはできませんでした。

自分の否を全く顧みずに、言いたいことを全て書かせていただくと、以下の点で問題がありました。

・動画編集の仕様書・マニュアルが整備されていなかった(紙切れ1枚それらしきものはありましたが…。 あれを読んで、そのままやれと言うのはどうかと…。 あと、指示がざっくばらん過ぎて何をやれば良いかわからない箇所が多すぎて…)

・ディレクターのあたりがきつい(自分以外の編集者に罵詈雑言を浴びせる浴びせる、他の人へのコメントを見せられる自分も落ち込む落ち込む…)

・↑にも関わらず指導力が低い

・出演者がスクリプト通りに話をしていない(しかもスクリプトもクシャクシャ)ので、20分の動画をバラバラに分解して話が通るように組み立てることが必要で、まるで難易度の高いジグソーパズルを組み立てるような感じで疲弊した。

・・・と言った理由から、このプロジェクトで働くのは嫌だなぁと思いながらも、最初の案件だしな・・・途中で投げちゃ信用に関わるよな・・・と思い、2週間寝る間を惜しんで編集し続けました。 

そして、やっと編集し終えて、1回目の納品!

すると、修正の指示が、「こことこことここを直してください」という感じで。

直して、翌日に、修正版を納品しました。

すると、「修正箇所が多すぎて品質が低すぎるので辞退してください。後はこちら側で誰かにやってもらうのでプロジェクトマネージャーを提出してください」との返事が。

それを読んで私は渡りに船と思い、「ありがとうございました。でも、自分が作成したプロジェクトマネージャーを無償でお渡しするわけにはいきません。悪しからず。」と断りの文言を入れて、そこでプロジェクト終了。

その日の夜は爆睡しました。

でも、そんな事件があった次の日にもう一つの案件を受注することとなったのでした。

この案件は先述の18の案件とは異なるもので、ある動画編集者が解放している掲示板で募集されていたものでした。

(この時点で受注率が2/19なので、一気に10.5% を突破することに!)

3.2件目の受注について

2件目に受注した案件は、あるインフルエンサーの動画の編集でした。

こちらはマニュアル・素材もしっかりと完備されていて、ディレクターさんも良い人で指導力も高く、非常にやりやすかったです。

しかし、修正箇所の指摘がこれでもかというほどたくさん…。

自身の編集能力の低さを実感することになったのでした…涙。

最終的にこちらの案件もディレクターサイドで対応するということでプロジェクトマネージャをお渡しして終了しています。

この2件目の案件につきましては、ディレクターさんに「自身の編集能力が低くて、本当に申し訳ないことしたな」と今でも思っています。

今回の2度の受注を経験して学習したこと。

4つあります。

1つは、案件には良いもの・悪いものがありますので自分に合わなさそうと思えば辞退した方が良いということ。

最初の案件は受けて失敗でした。 

パワハラ体質があるプロジェクトってブラック企業があちこちに存在するように、動画編集でもあると思うんですよね。

そういった案件に首を突っ込んで搾取されると良いことはひとつもありません。

稼げない上に心身ともに蝕まれてしまいます。

自分に合った、理想的なプロジェクトだと思うまではオファーがあっても、受注しないのが得策に思います。

2つ目は、自分の編集能力の低さをあらためて実感したこと。 

元々、そんなに高くないだろうとMovieHacks(動画による編集方法の解説はあるものの、添削・指導はない講座)を受講し終わってからも思っていましたし、それを見越した上で、応募する前に、独学で動画編集を勉強してきました。

誰かの下で編集の指導を受けないと、「自分の癖や矯正しなければならない勘所がわからない」… そう感じております。

これは自身の職能進展に関わる問題でもありますので、お金をかけてでも矯正するか? 誰か応募していく案件の中で指導者を見つけるか…検討しアクションに移すことが必要です。

そして、近いうちにアクションを取るつもりにしています。

3つ目、動画編集は作業に無茶苦茶時間がかかる。

これは多くの初心者の方達が言われています。 慣れた方でも難しいプロジェクトだと時間がかかるみたいですしね。

私も、完成することはなかったものの、2つのプロジェクトで動画編集をするのに役3〜40時間はかかっているとおもいます。

作業に慣れ、効率化し、淡々と処理できるようにならないと時給が千円を超えることはないでしょう。

これも2つ目と同じで、お金を払って習うか、誰か熱血的な指導者がいるプロジェクトで働かせて頂くかでなんとかしていきたいと思います。

そして、最後の4つ目、動画編集は無茶苦茶受注がし易い!

実は2つ目のプロジェクトが終わったタイミングで3つ目のオファーがありました。 (すると、この時点で受注率が3/20で15%という計算になります。)

あおさんの案件獲得コンサルの指導が良いからこんなにたくさんの受注ができたと言うことになりますが、実態は、現時点、動画編集界隈では編集者の数が足らずに皆人材を探し回っているのでは?と思っております。

自身はこれまでに翻訳で企業相手に営業をやってきたことがありますが、テレアポして会ってくれる企業が大体150分の1くらい。

そして会ってくれた企業の中から仕事に結びついたのは大体4分の1くらいの確率でした。

600分の1ということは0.2%の確率になります。

なので翻訳の営業と比べると動画編集の営業は本当に本当に楽です。

2022年6月時点、編集能力がそんなに高くない僕でも簡単に取れるのが動画編集のお仕事。 

しばらくは受注ができないということで悩まなくて良いだろうという結論に落ち着きました。

そのため 僕は、「いくら頑張って営業しても受注が出来ない」なんて悩まなくなりました。

動画編集の営業って(2022年6月時点では)マジ簡単です!

・・・と言うことで結論ですが、市場がたくさんの動画編集者を求めているので、今後も動画編集を続けていきたい、でも自身は編集能力が現段階では低いので矯正しなければならない….ということ。

ここ数日以内に次にどういう行動を取るか決めたいと思います。

そして、アクションをとって、編集能力があがり、お金を稼げるようになった暁には、また、Noteで報告することができれば…と思います。

近いうちに良い報告が出来ればなぁ・・・そう思っております。

それではまた!




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