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2022/9/17 プチ生誕やる💴✨

大石理乃 ライブレポート 2022年 No.008

2022年大石理乃生誕祭 “プチ生誕やる💴✨” @風に吹かれて(大森)

リハーサル


リハーサルから来たい人は1万円でこれますのでDMください。※定員あり(普段の行いがめんどくさいひとはオープンからしか来れません。)
@tasotokyo


と、りのたそが言うからりのたそ全通おじさんとしては行くしかない。DMすることに…

拒絶されない。安堵。めんどくさい認定はされてないようだ。汗水流して働いて必死の思いで貯めた一万円を握りしめいざ大森へ。

リハーサルと言ってもりのたそは殆ど何もしてなかったような……ただギターを掻き鳴らしながら当時流行り出したパワーワード、2022年ホントの流行語大賞『け◯あな確定』を連呼していたことだけは鮮明に覚えている。

後世『巨人軍は永久に不滅です』を超えるかもしれない名言。早々に取り込むとはりのたそ機を見るに敏。まてよまさかその『け◯あな確定』を言いたいが為のリハだったのか?

リハーサル

ライブは、コピーバンド、弾き語り、大石理乃バンドの3部プラスαで構成。サポートにちぇるちゃん、ひなこ珍、ドクガル織部さん、Dr.ウエノマコトさん、鍵盤KuruMilkさんらが登場。

以下、順にセットリストと画像で紹介していく。

りのたそのこぴばん


《セットリスト》
①恋愛スピリッツ(vo.ちぇる)
②ハナノユメ
③不明(チャットモンチー)

りのたそのこぴばん

まずはコピバン。tasoの絶対的エース癒し系天使ドラマーちぇるちゃんとtasoの核弾頭pregnantベーシストひなこ珍とのスリピースでチャットモンチーのカバー。もうすぐリアルにBaby生誕を迎えるひなこ珍は胡座演奏。ママのベースの振動は赤ちゃんの胎教に良さそう。

SSW大石理乃


《セットリスト》
①北海道のキャバクラ
②あまい水
③東京ラブストーリー
④マイケル一族の数奇な人生
⑤仮想人生

SSW大石理乃

続いて弾き語り。SSW大石理乃のデフォ曲①②からスタート。“Sexしよう〜”の③では “でもおじさんたちはもうする機会がないね” と煽る。

④は工藤ちゃんが歌詞に登場。ちょうどこの日工藤ちゃんが結婚を発表し界隈を騒がせていた。
りのたそ曰く “工藤ちゃんも結婚してまわりで結婚するひとも多くなってマジで人妻紅蓮隊※もできる”  (※りのたその過去バンド) 。

⑤は出会い系の曲。冒頭のはあちゅう&しみけん〜りのたそが大好きなブロガー&AV男優うん喰いで有名〜夫妻は奇しくもこの一週間後に離婚した。

りのたそ生誕付近でりのたその歌詞に登場する人物の結婚と離婚が続く。非因果的連関の原理ってやつ?りのたそが偶然連続で歌ったのは霊能力者のDNAがなせる技?知らんけど。

りのたそと森の仲間たち


《セットリスト》
①中央快速ハミングバード
②yummy!
③魔法使いあたし
④ドーテイスーサイド
⑤君の待つ世界

りのたそと森の仲間たち

そしてバンド編。“次の曲聴いたら帰っていいよ もう私のもとを離れた曲” からの①ハミングバード。②③④とキラーチューンが続く。

途中マイクがヒリヒリしたらしく “八岐大蛇?ギターで感電死した人いるじゃん” なんてこと言ってたからググったら山田かまちという夭折した詩人•画家の方でした合掌。りのたそ博識。

そしてラスト曲⑤ “最後はカバーです朝ドラ女優さんの歌” 。生誕ラストがカバー曲?とやや訝しんだがなんと『君の待つ世界』だった。至極驚嘆。LAGOONなんて初めてではないかな。

LAGOONを脱退後、RINOは「大石理乃」を名乗りシンガーソングライターとして活動、自身も参加するアイドルグループ「tasotokyoガールズ」のプロデュースなどを行っている。
Wikipedia

LAGOON脱退後、りのたそは『大石理乃』になったのか。『大石理乃』誕生直前の楽曲を生誕で聴けるとは感慨深い。封印が解かれる歴史的瞬間に立ち会えた感じ。

ところで『君の待つ世界(りのたそver.)』間奏で “MIORI!MIORI!”と拳を振り上げ絶叫すらりのたそ。それが原因かオリジナルが持つロックな印象とは別次元のカオスでアバンギャルドな楽曲に仕上がってたな。

アンコール


本編終わって茶番へ。りのたその目の前には就活で使った “ギンギンに加工した履歴書写真” がコーティングされたケーキが。蝋燭に息を吹きかけるとひとこと “みんなのお金が続くかぎりがんばります“ 

タイトルの💴を見事に言語化している。これほど自分のモチベーションを端的に現すセリフがあるか。そしていよいよステージはアンコールに突入する。

《セットリスト》
①もったいないエロス

アンコール

ここでバクザンさん登場。クリエイター兼風に吹かれてのブッカー。りのたそと風ふかをjoinした人物。二人は8年来の知己で映画や音楽で一緒に仕事をしてきた仲。ちなみにりのたそはバクザンさんのことを “乞食先輩” と呼んでいる。

さて“もったいないエロス” 。オリジナルはオケのデュエット。しかしこの日は生のフルバンドver.を披露。曲のコミカルな印象には返ってそぐわない感もある豪華絢爛•重厚な生演奏。

一瞬これこそ「もったいない」と感じたがフロアーはいい感じに盛り上がる。バクザンさんはフロアーに降りて歌い回りりのたそは踊りながら熱唱する。混沌も一層深まる中、生誕ライブは大円団を迎えるのでした。

大大大満足


告知フライヤーも無い。いやLINEのトーク履歴、業務連絡をそのまま告知に使ってる。ふざけてるのか?手を抜いてるのか?ライブもそうなら残念だと一抹の不安があった。リハで『け◯あな確定』の歌だけ聴かされたときはぼったくりかとも思えて正直後悔しかけたよ。

けど杞憂でした。ライブは違った。久しぶりにフルコースの大石理乃を堪能した。手抜きどころか凝りに凝ってる。ここでしかあり得ない楽曲やバージョン、バンドメンバー、歴史的瞬間にも立ち会えた。まさに生誕に相応しいプレミアム感満載のライブ。petitどころか大大大満足でした。

おつかれさまでした

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