2022/10/15 yucco live party
大石理乃 ライブレポート 2022年 No.009
生誕明け一発目はまたもや@風に吹かれて withバクザンさん りのたそのセトリを巡ってライブはcontroversialな雰囲気に
他演者の冠イベント、会場はほぼその演者のファンの方と常連さんで満席。同じハコでも生誕とは打って変わって完全アウェイな状況の中、トップバッターりのたそがステージへ。
“大森のピンサロで働いてます”
自己紹介?からの1曲目は①北海道のキャバクラ。歌い終わると “次はみなさんが聴いた事ある曲をやります” から再び②北海道のキャバクラ。
ざわつく
続いて③中央快速ハミングバード。終わると “またみなさんが聴いたことある曲にしようかな” なんてことを言い出すりのたそ。
どよめく
ここでツカツカツカとイベント主催者の偉い人が出てきてりのたそにバツのジェスチャー “それはやめて下さい” と訴えでる。
凍てつく
でもりのたそは “なんで?” と全く意に介せず。 “なにがいけないのよ!” と言わんばかりに演奏を始める。本日二度目の二曲目④中央快速ハミングバード(途中丸サデver.)。
吹っ切る
ラストは弾き語りのデフォ曲⑤あまい水でしっとりと〆めステージを降りる。
ほっとする
見ていてヒヤヒヤした。でも偉い人にダメと言われたときりのたそなら絶対やるなと直感的に思った。むしろダメと言われたからこそやると確信した。 “りのたそ fights authority”
演後りのたそはモツ煮定食を食べるとマッチ売りの少女よろしく物販売りのSSWとなり客席を一巡しそそくさと帰ってしまった。
その後出演した演者3組ともこの事態ついてパロったりコメントしていた。前西原夕子さんは『わたしは同じ曲は二度やりません笑。聴きたい人はCD持ってきてるので買ってください笑』なんてうまい返しをしていた素敵。
りのたそがいなくなった後もりのたその振る舞いの話題が続く。なんて影響力。他者主催ライブでもしっかりと爪痕を残す。反抗、叛逆、リアルパンクを具現。りのたそがりのたそである所以をまざまざと魅せられたライブでした。
(後記)
ところで同じ曲を続けるセトリって普通じゃないのか?りのたそライブではよくある。全11曲のうちキモオタ5曲ハミバ4曲とか、全3曲全て同じオケとか…と書いてるうちにやはり普通じゃないと感じた。でもそれが大石理乃。