お前はチキンだ!
ちょっとお下品ですがこいつがお題です。
Nó đúng là gà nhỉ.
Sao lại gà thế ?
ポイントは[gà:鶏]ですね。
ということは、
あいつはチキンだね。
なんでそうチキンなの?
まあこれでも一応日本語にはなってますけど、実はちょっと意味が違うんですよ。
ここでの[gà]の意味は、なんと[バカ・アホ]。
ということで、例文の意味は、
あいつバカだなぁ。
なんてバカなの?(なにバカやってんの?)
ちょっと相手をバカにした言い方ですが、比較的悪意のない表現らしく、意外と気軽に使えるようですよ。
[バカ]と言う意味では[ngu]というのもありますが、
gà = バカ、アホ(軽い感じ)→ 笑って済ませられる
ngu = バカ、アホ(マジな感じ)→ シャレにならない
ちょっと大げさですが、こんな感じみたいです。
(場合によってはこの限りではありません。)
でね、どうして[gà]がこういう意味で使われるようになったのかと言うと、
gà công nghiệp
という言葉から来ているようなんですね。
これは、
工業製品の様に飼育された鶏
という意味ですが、この手の鶏は、
ケージの中で食べる寝るだけの生活なので外の世界を知らない
ということで、要は[井の中の蛙]ですね。
それが転じて[バカ、アホ]になっちゃったって訳です。