ないしょ
必要以上に間を詰めて
君の左肩が僕のと重なる
写真に写り慣れてる君は
あたかも何でもないような
いつもの笑顔で対応してて
ほら、僕だけが注意を受けた
違うんです、今、僕の利き手が
不自由な状態にありまして、、なんて
それで心まで拐われた気がして
変な錯覚に陥ってる、、なんて
言えない、言わない、言うはずがない
馬鹿な僕でもわかること
全部内緒で意味のあるもの
悪戯な君の横顔に
尊い笑顔が続くよう
僕は僕を演じ続ける
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