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塵と骨

過ぎ去りし日々の影が揺れ
記憶の中で夢は消え去り
儚い人生を塵と骨が語る

心の奥に刻まれた傷は
時の流れに癒されることなく
過去が重くのしかかる

愛と憎しみ、喜びと悲しみ
全てが混ざり合うこの世界に立って
ただの記憶になるのを待っている

見い出しては埋めてを繰り返す
塵と骨、それでいい

塵と骨が囁く声が
生きる意味を問いかけては
去っていく

思い出しては置き去りにする
塵と骨、それでいい


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