ある記事の出典を探して(追記あり)
皆さんHelp!協力をお願いしたいんです。
「川が氾濫して次々と助けが来るのに、神様が来ることを信じて最後にはおぼれて死んでしまう話し」という、おそらくキリスト教、の寓話があります。私は、この話しをどこかで聞いて、note開始初期のころ、「信じることは大事?」と題してnoteの記事にしていました。その記事は下書きに戻してしまったのですが、この美しいお話しが、いったい私はどこで知ったのか、ずっと気になってました。どうして書いたのか、書けたのか覚えていないんです。そこでまずは、私がnote記事として走り書きしたそれを、貼りますので、ぜひ読んでください。
信じることは大事?
ハイ、簡潔で無駄がなくて面白い美しい文章ですね。でも、私はこれを書いたとき、どこかでこれを聞いていたのか、または何かを参考にして見ながら書いたのか、さっぱり覚えていません。
映画「終わらない週末」で語られた!
それがですね、最近(2023年)の映画でこの寓話が語られたんです!しかも、出典も明らかにして。
この映画は、昨今ブームな「終末モノ」で、世界が終末を突如迎えようというときに、ちょうど別荘地にいた割とリッチで理性的な家族が問題に直面し、果たしてどういう行動を「正しさ」を天秤にかけて取るか、という点が面白い話し。その中でこの寓話がかいつまんで語られ、そこで「ザ・ホワイトハウス」という映画の、「S1-14」だと明言されたんです!
映画のなかで語られるTVドラマだから実在するか疑問でしたが、調べたらそのドラマは実在のものでした。多分、私はそれは観ていません。
ザ・ホワイトハウス S1-14を観た!
そこでそのドラマを配信にないか探しました。ドラマは1999年アメリカのドラマで、どこで配信されてたかというと、アマプラやネトフリには無くて、Youtubeで有料でありました。数ドル払って、該当話だけを視聴。
以下に、そのシーンでの模様を転載します。
ザ・ホワイトハウス シーズン1エピソード14「安息日」
死刑の執行について悩む大統領。神に正しい知恵をと祈るが、助けがないことに腹を立てていると、友人である神父が語りはじめた…。
…語り終えると大統領は深く反省するように考えながら部屋を歩き回った。神父は「懺悔を聞くよ」と。大統領は膝まずき、それに応じた。(幕)
…素晴らしす。主人公は男性だったのですね。それから「助け」は私の文章は4回だけどこちらは3回という違いがありました。ところでその幕でこの回は終了し、すぐにエンドロールとなったのですが、そこで示された、エグゼクティブ・プロデューサーの一人が、なんと、私が特に尊敬する脚本化、アーロン・ソーキンだった!!さすがです。こちら↓の監督および脚本。
でもその出典はどこに?
キリスト教の、どこかのお話しなのか、どうなのか、はたまたさらに別の映画や小説がもとになっているのか??がまだ気になったので、ChatGPTに聞いてみます。
私:
「川が氾濫して次々と助けが来るのに、神様が来ることを信じて最後にはおぼれて死んでしまう話し」の出典
…さすが、詳しい!特定の宗教書や文学に由来しないと。‥では、私はどこで知ったのでしょう??ますます気になりました。でもその前に。
私:
この話しを詳しく、物語ってください。
ChatGPT:
…男性が主人公で、ザ・ホワイトハウス寄りな内容ですね。なかなか洗練された文章ですね。
「洪水と信仰の寓話」や「洪水と神の救いの話」でGoogle検索
Webで普通にGoogleで検索すると、「洪水と信仰の寓話」では、ノアの箱舟の話しばかりしか出てきませんでしたが、「洪水と神の救いの話」では、何件かのキリスト教教会のWebサイトで、この寓話が紹介されていました!ただどちらも「主人公は男性」で、また記載内容は「サマリ(概要)」に絞られていました。
…私のnoteに記録した、女性が主人公で、簡潔で無駄がなくて面白い美しい文章は、いったいどこから来たのでしょう??もしかして、(頭上から)降りてきたのかも!?
いったい出典はどこなのか…
もしかしたら、最初にあげた私の文章、そのものがどこかからのコピペかもしれない。なので、その文章そのままで検索してみましょう。この場合、ChatGPTよりも、Webの膨大な情報から検索することに優れている、Bing CopilotというAIを利用してみます。
ではやってみましょう。
自分:
以下の文章を探してください。
ある熱烈なクリスチャンの女性が、たくさんの人と川でキャンプして楽しいひと時を過ごしていました。
Copilot:
この文章は、ベタさんのブログ「メリーバッドエンド」の記事「信じることは大事?」に含まれています。
他に知りたいことがあれば、どうぞ教えてくださいね。
…ってオィ!💢
…やはり、私のnoteに記録した冒頭のお話、女性が主人公で、簡潔で無駄がなくて面白い美しい文章は、きっと(頭上から)舞い降りてきた、私のオリジナルの文章なのかも!?かも!?
…もしご存じの方がいらしたら教えてください。m(。_。)m
追記(2024年8月18日)
あ!もしかして、日本語でAIやGoogle検索を用いて調べていたら日本語の文献しか調査されなかったかも、と気が付いて、英語で調査しました。
私:
Please look for the origin of the story called 'The Man by the River,' as told in The West Wing, Season 1, Episode 14.
訳:WestWing(ザ・ホワイトハウス)S1-14の「川のそばの男」の話しの出典を探してください。
…なってない💢
ベタ、しつこく続けます。
私:
この話しのもっとも古い記事のURLをください。
Copilot:
WestWingのその話のURLはこちらですー(IMDbのURL)
私:
この話しはWestWingによって創作されたんですかね??私は違うと思います。教会やその他で語られたURLをください。
Copilot:
その通りです。・・詳しい情報は、ウィキペディアのページをご覧ください。
見つかりました!
英語のWikipediaに、このお話し「溺れる人のたとえ話」として、十分な資料がまとまってました!
それによると・・
アメリカのプロテスタントのコミュニティで頻繁に語り継がれると。
そして、
いつかは不明だが、20世紀初頭か中ごろだと。
それから、Wikipediaの記事をざっと全部目を通しました。
けつろん
…この話しに関する詳しい情報が得られました。が、私がそのうちどの資料でこれを見たかについては、上記の私の文章「信じることは大事?」が2019年ですのでその頃~少し前の文献のURLもたどりましたが、それらは見た覚えがなかったです。
結論、やはり私はこの話しを創作したのかもしれません。天才では…⁉