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ワンピースの世界だったら命が危なかった話

 てきとうな昼食を食べた後、意気揚々とクイックルワイパーを片手に掃除をしていた。どうしようもなく掃除をしたい日がある。きっと、今読んでくださっている人も一緒だと思う。

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 掃除のスタートはよかった。床が順調にきれいになった。そうすると、次第に壁の汚れが気になった。そこでクイックルワイパーを、凱旋した騎士のように掲げ、壁の掃除に挑むことにした。が、そこから問題は起きた。

 あまりにも集中しすぎてしまった。

 階段から壁と格闘しているときには、目の前に立ちはだかる壁と汚れしか見えていなかった。 後少しで届きそうな汚れに向かって、クイックルワイパーを振りかざした。その時、いきなり足元はなくなり、階段はジェットコースターへと変わった。

 不思議なことに、落ちている間、頭はとてもよく働いた。その働きのおかげで、お尻の感触で、落ちた段数を数えられた。3段落ちたところで、左肩を強打して止まった。

 激痛で階段から動けなかった。痛みに耐えていると、ワンピースのゾロの幼馴染、くいなのことを思い出した。彼女は、階段から落ちて亡くなった。ワンピースといえば、剣で斬り合っても、崖から飛び降りても、生き残る世界である。その世界で、くいなは階段で亡くなったのである。

恐るべしくいなのお家、、、

https://i.imgur.com/MCesUHF.jpg

 家の住所がイーストブルーじゃなくて、本当に助かった。
背中が痛いけど、傷になってないことを願っている。

「背中の傷は剣士の恥だ」

剣士じゃないけど。ドン!!!

https://spotifyanchor-web.app.link/e/HqvfH3Ccbtb

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 サムネイル:https://i.imgur.com/MCesUHF.jpg


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