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共同住宅ってなんぞや?

最近は様々な建物が建てられていて呼び方も様々です。
その中で「共同住宅」って実際に何を指しているのかわかりますか?
テラスハウスやタウンハウスなど、住宅の呼び方は昔よりも多様化していて正直わけわかめです。
今回は土地活用に必要な、住まいの定義や共同住宅にまつわる基本的な知識をだらだらとべしゃります!


共同住宅と集合住宅って違うのか?

そもそも建築基準法では「集合住宅」なんてものはありません。
なんとなくそう言われているだけです、忘れましょう。

「集合住宅」といわれるものに該当する法律上の建築物用途としては
「共同住宅」「長屋(テラスハウス・タウンハウス)」
という2種類に分けられています。

「共同住宅」はひとつの建築物に2戸以上の住宅があるもので、「一戸建ての住宅」と区別されていて「共同住宅」は、2戸以上の住宅が、階段、廊下、エントランス、エレベーターを共有している、マンションやアパートの事を言います。

「長屋」は、2戸以上の住宅が、廊下、階段等の共用部分を持たないもので、各住戸から道路又は敷地内通路に直接出入りが可能な建築物のことをいいます。
大東建託さんのアパートなどでよく見かけますね!

「共同住宅」はエントランス(集合玄関)や通路・階段、エレベーターなど共有部分のある2戸以上の住宅で、各戸の玄関、出入口の位置、火災報知器や避難器具の設置など、多くの規制がある建物です。
一方、「長屋」は共用部分のない2戸以上の住宅で、各戸に独立した玄関があり、避難経路などは個々に確保されています。

地域に寄りますが共同住宅が建てられず長屋であれば建てれるところもあるのでアパートやマンションを建てたい方は事前に市町村の建築指導課等で確認しておきましょう。


共同住宅と長屋の違いは?

簡単に言うのであれば「共用の廊下やエントランス、階段があるかないか」です。

ひとつの建造物に2戸以上の住まいがある場合には、「共同住宅」と「長屋」の2種類に分けられます。

「共同住宅」は階段、共用廊下・エントランス・エレベーター等の共用部分があるマンションやアパートで、外出するときにこれらの共用部分を通ります。住宅内部にも内階段があるメゾネットタイプ、内階段がないワンフロアのフラットタイプがあります。

「共同住宅」の場合、階段や通路が共有部分になるため、消防法で誘導標識、火災報知器などの設置が義務づけられており、50人以上が暮らす場合には防火責任者も必要になります。
規則が厳しいですね!

外出するときに共有部分を通らない2戸以上の住まいは「長屋」になります。つまり「長屋」は独立した玄関があり、道路や敷地内外部通路に直接出入りできる建物です。
アパートなどで玄関が全部1階にある建物をイメージしてください。


まとめ

・建築基準法上、集合住宅なんてないよ!
・一般的に集合住宅といわれるものは「共同住宅」と「長屋」に分けられる
・共同住宅と長屋の違いは、共用の廊下・エントランス・階段の有無

他にもテラスハウスやタウンハウス、マンションとアパートの違いなど、まだまだ謎の言葉がありますので別の記事で書きます!

ではまた!



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