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michicusa
ネットで生まれるご縁
電子書籍『未来からの贈り物』『月曜日の夜に』の短編集に収録されている掌編小説「夏の終わり」という作品があります。
※本文をクリックすると、電子書籍『未来からの贈り物』のページが開きます。
※本文をクリックすると、電子書籍『月曜日の夜に』のページが開きます。
ツイッターがご縁で、お知り合いになったx6xさんから素敵なイラストをプレゼントして頂きました。ありがとうございます。
掌編小説「夏の終わり」を読んでいただいた作品イメージからイラストを描いて頂きました。
ツイッターとわたしの相性が良いのか分かりませんが、不思議に思えるぐらい様々な方とご縁があり感謝しています。
掌編小説「夏の終わり」の冒頭です。
最寄り駅の南側は、円形の噴水を囲う形のバスターミナルになっている。 そのバス停付近の建物の一階に眼鏡店があった。
歩道に面する、三メートル幅の窓ガラス越しに木目調のフローリングが見えて、店内の天井から、アイアンタイプのシックなシャンデリアが吊下がっていた。アンティークな雰囲気のある店で、夜になると、シャンデリアの煌々とした灯りの照り返しが窓ガラスを琥珀色に染めあげ、歩道を行き交う人の目をひととき奪うことがあった。六月初旬の日曜日の午後、僕はその眼鏡店に初めて入った。---------つづく
いつもnoteを読んでいただき、ありがとうございます。これからも、よろしくお願い致します。
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