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映画「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」を視聴しました。【日記】

 「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」というタイトルのアニメ映画を元旦のテレビ番組で視聴しました。予備知識もなく観たわけですが、晴れやかな元旦の冬空にふさわしいアニメ映画でした。とても上質な内容で、物語から目が離せないほどでした。主人公「サーシャ」の幻想と回想と現実が錯綜しているような映像は、ぐいぐいと物語に引きずり込むような力強さがありました。それほど「サーシャ」の強い意志が魅力的で、映像表現として描かれていたのかもしれません。
 物語の後半に入って、祖父との回想や幻想場面が挿入されます。
 祖父が孫娘「サーシャ」の名を呼び、その声に応える「サーシャ」の反応がなんとも愛らしく感じられ、それが彼女の魅力として私の目に映りました。時間を無駄にしない、素敵なアニメ映画でした。

サーシャと祖父の回想場面

 19世紀ロシア、サンクトペテルブルグが舞台である。
 14才の貴族の子女サーシャには悩みがあった。大好きな祖父が、1年前に北極航路の探検に出たきり帰ってこないのだ。探索船は出たが、未だ行方は分からないままである。
 子女サーシャは、自ら祖父の居場所を突き止めようと決意する。祖父との再会、それが叶わなくとも遭難した艦船ダバイ号の発見すること。そして何よりも、真実を突き止める旅へ出る決意を固める。
 旅に出たサーシャを待ち受けるのは、想像を絶する困難と試練であった。

切なくなるような、ロマンスが滲んでいる感覚を呼び覚ますような物語、そんな恋愛小説のかたちを描いてゆきたいと考えています。応援していただければ幸いです。よろしくお願い致します。


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