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『翼がなくても』中山七里著・読後感【読書日記】

積んでいた書籍の中から、若手の著名な作家で宣伝も良くされていたタイトルの小説を読み始めた。読み進めることが耐えられなくなって、途中で投げ出して止まった後で、この小説を手に取ってみた。読後感として、わくわくするほど面白い小説だったと思う。カテゴリーで言えば、ミステリー調のスポーツ小説になるのだろうか。構成がしっかりしていて、物語の世界観も飽きることはなかった。むしろ、読み進めるごとに喜びのようなものを抱くような感覚があった。悲劇的な物語なのに、読み進めるごとに光明が見えるような気がしてカタルシスに陥ってしまった。

わたしのおススメの一冊になります。

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は? どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!

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幸田 玲
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