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デッキ紹介:クラゲデストーイ

デッキレシピ

ランク4入りデストーイ

デッキ概要

ここ1年程改造を続けているフリー用デッキです。

従来のデストーイと異なる部分は先行を渡された場合の簡易制圧用にランク4ギミックを採用したところ。プリンセス杯の入賞デッキなどにみられる構築を参考にしました。

ファーニマルは9期特有の2枚初動を要求される代わりに大量のサーチとドローのリソースで力押しするテーマなので派手で展開のパターンも多く、フリー向きのテーマだと思っています。

軸となるカード

ファーニマル・ドッグ

安定の初動カード。ファーニマルはこのモンスターの召喚から動き始めると言っても良い。基本的に「ファーニマル・ベアー」→「トイポット」の動きに直行する。

ファーニマル・ドルフィン

このデッキの準初動。墓地に「トイポット」を落とせた場合にサーチして1枚初動になるためファーニマルでは「おろかな副葬」=1枚初動になる。2ドロー+「トイポット」の動きのため上記ドッグに比べて爆発力が高いが安定性に欠ける。

トイポット

なんと②の効果は「場所と手段を問わずタイミングを逃さないターン1のない墓地効果」で多分遊戯王で1番強いテキストの書かれ方(旧版黒き森のウィッチと同じ)。デストーイではこのカードを如何にして墓地へ送るかがカギとなる。

今回は採用していないが烙印、特に素引きケアを兼ねる烙印開幕との相性がとても良い。

デストーイ・クルーエル・ホエール

デストーイ・クルーエルホエール

①効果はエッジインプ・サイズとのデザイナーズコンボで1妨害になり、次ターンではトイポットを割る手段となる。

②効果は「誘発即時の墓地送り+打点上昇効果」で各種デストーイカードの墓地効果をサポートしたり、複数回攻撃のデストーイモンスターの打点を上げたりと色々凄い奴。後攻0ターン目に出していれば大体2回使える。

動きの解説

後攻1ターン目に融合を連続で行い、盤面2除去+8000打点又は1除去+1万オーバーの打点形成を目的として動く。

初動パターン①:「ファーニマル・ドッグ」+エッジインプ+融合

ドッグ召喚で「ファーニマル・ベアー」サーチ、ベアーから「トイポット」サーチ→ドッグとエッジインプを融合し「デストーイ・クルーエル・ホエール」で1除去+「トイポット」破壊

結果:盤面にクルーエルホエール、1除去+待機効果2つ(トイポットサーチ効果+ホエールの墓地送り+打点アップ効果)

このデッキの基本パターン。いきなり3種要求だがエッジインプ+融合はエッジインプ・チェーンを手札から墓地に落とすことで達成可能。

「デストーイ・リペアー」を素引きしていない場合、待機効果でサーチしたファーニマルを「デストーイ・リペアー」の墓地効果で特殊召喚可能なため、「ファーニマル・ドルフィン」をサーチすれば確定で以下初動パターン②に移行可能。

初動パターン②:おろかな副葬(クルーエル・ホエール)+任意のファーニマル

「トイポット」を落として「ファーニマル・ドルフィン」をサーチ、召喚したドルフィンの効果で「トイポット」をセットし「ファーニマル・ウィング」を墓地送り→「トイポット」でファーニマルを捨て効果起動→墓地のファーニマルをコストにウィングの効果を使用し「トイポット」を墓地に送って2ドロー

結果:ファーニマル・ドルフィン+2ドロー+待機効果(トイポットサーチ効果)

初動の基本は上記の2つ。パターン1,2どちらかから開始し、大量のサーチとドロー効果でリソースを回復しつつ打点を揃えていく。ファーニマル・ペンギンやデストーイ・リペアーで使用しなかったパターンの初動を展開して再度手札を増強する動きも必要。

打点形成パターン①:エッジインプ・チェーン+任意のファーニマル又はファーニマルキャット+任意のエッジインプ+融合

ルート:エッジインプ・チェーン又はファーニマルキャット含む2体で「デストーイ・ハーケン・クラーケン」融合→効果でモンスター1除去→融合素材の効果で回収、サーチした融合でクラーケン+残りの1体を融合し「デストーイ・サーベル・タイガー」召喚→クラーケン蘇生

結果:盤面1除去+2800+2600*2又は盤面2除去+モンスターに2回攻撃+2800ダイレクト一回

最もシンプルなルート。再度特殊召喚されたハーケン・クラーケンは効果を再度使用するかダイレクトアタックをするか選べるため様々な盤面に対応可能。8000ピッタリのジャスキルかつ相手盤面が空でも到達可能なパターン。

IPアストラムやヴァレルエンドがいる場合、サーベルタイガー+クラーケンをエクシーズしてディンギルスの除去効果を使用すると突破可能になる。

打点形成パターン②:初動パターン①→②の状態より

盤面に「デストーイ・クルーエル・ホエール」、盤面に「ファーニマル・ドルフィン」

ルート:手札かファーニマル・ウィング」の効果でドローした2枚の中に「融合」・「フュージョン」カードがある場合「デストーイ・ハーケン・クラーケン」を融合召喚

結果:「デストーイ・クルーエル・ホエール」で対象をとらない盤面1除去3900+2200*2計8100打点。

最も多くお世話になるパターンながら相手の場にカードがないと使えないパターン。


各カードの採用理由

メインギミックの複数採用枠より順に紹介

現状、融合軸のファーニマルデッキとして回すためにはエッジインプカテゴリ10枚前後+ファーニマルカテゴリ15枚位の25枚はほぼ固定枠。

モンスター

ファーニマル・ドッグ

ファーニマル・ドッグ

安定の召喚初動のため3枚。ベアーをサーチしてトイポットアクセス。

ファーニマル・ベアー

ファーニマル・ベアー

このデッキの核である「トイポット」へのアクセス札かつダブっても融合素材になる「ファーニマル」のため3枚。

ファーニマル・ペンギン

ファーニマル・ペンギン

ゴブリンドバーグ+エンゼルバトンのミラクルエンジンカード。クロシープやデュガレス、先行バグースカ展開を想定する場合はここを厚く採用。①効果に名称ターン1がないためクロシープから盤面を伸ばすことができるほか、ペンギンからドルフィン、ドッグに繋ぐことで、もしうららを使われてもバクースカ、クラゲという落とし所が出来る。 3枚。

ファーニマル・ドルフィン

ファーニマル・ドルフィン

おろかな副葬からの準初動+先行ペンギンエクシーズ展開の落とし所のため2枚。

ファーニマル・ウィング

ファーニマル・ウィング

可能なら毎ターンに1回使って手札増強をしたいため複数枚。先行1,2ターン目でそれぞれ使う場合込みで2枚。

エッジインプ・チェーン

エッジインプ・チェーン

「トイポット」に次いでアクセスしたい札のため3枚。4枚目以降の「デストーイ・パッチワーク」のイメージ。

エッジインプ・サイズ

エッジインプ・サイズ

後攻0ターン目の手札誘発として2枚以上は採用したい。1枚削るならこの枠。現状3枚。

以下1枚採用ファーニマル。トイポットから適宜サーチして使用する

ファーニマル・オウル

ファーニマル・オウル

「トイポット」からサーチできる融合へのアクセス札。 1枚。

ファーニマル・シープ

ファーニマル・シープ

後攻0ターンサイズした場合などのエッジインプ回収枠。融合派兵採用の場合は必須採用枠。最初に使用したチェーンを場に戻してエッジインプの補充が可能。 なんにせよ1枚。

ファーニマルキャット

ファーニマルキャット

融合回収でサーベルタイガー連打の場合に持っておきたい一枚。 サーチが効き、初動ではないため1枚採用。

エッジインプ・シザー

エッジインプ・シザー

ファーニマルデッキのキーマン。確定トイポットコンボだけでなく融合素材確保のために使うなどいぶし銀の働きを見せる。 あらゆるテーマカードからサーチが効き、かつ墓地から使用できるため1枚。


魔法・罠

トイポット

トイポット

ターン1のない増援の為3枚。重なっても1枚目のコストに2枚目を使用できるため3積み。後攻でデッキを回せずにターンを返して勝てるテーマではない為①の効果に運命を託すプレイングもそこそこ必要になる。

デストーイ・パッチワーク

デストーイ・パッチワーク

1対2交換のパワカ。例えダブっても引きこみたいため3枚。

融合

融合

サーチ手段がさほど多くない癖に2枚使いたい場面も多い+ドルフィンで回収ができるとはいえデッキから消えることがままあるため3枚。

おろかな副葬

副葬

4枚目、5枚目の「トイポット」。つまり最強。2パターン目の初動だがこのカードの初手ダブりは辛いため2枚。各種デストーイ魔法の墓地効果でサルベージ、手札からの特殊召喚としても使える。

魔玩具融合

デストーイ・フュージョン

サーチでき、ターン1制限があるが必ず使いたい枠であることと、トイポット落ち、アナコンダで使用するパターンがあるため2枚。

デストーイ・リペアー

デストーイ・リペアー

墓地効果のみ使用。ドッグ初動ならばイルカを、イルカ初動ならばドッグを出すことが多い。後攻0ターン目始動の場合取り敢えず墓地に送っておく。

①の効果を使用したことはない。

トイ・パレード

トイ・パレード

回収札。ホエールで使った素材を使い回す役割。デアデビルに使用で大ダメージを狙う場合もあり。

汎用、誘発枠

自由枠が少ないため合わせて5枚までの採用となる。現在3枚。

ハーピィの羽箒

ハーピィの羽箒

最強なので1枚。後攻0ターン目にホエールのパターンがあるためライストは採用し辛い。

墓穴の指名者

墓穴の指名者

うらら、ダメ、ゼッタイ

エクストラモンスター

デストーイ・クルーエル・ホエール

デストーイ・クルーエルホエール

後攻0ターン目に「エッジインプ・サイズ」からの妨害要員。自分のターンではトイポットを割ってのサーチとデストーイ魔法を墓地に送って墓地効果を使用。先行でも後攻でも2ターンにわたって使うため2枚。

デストーイ・サーベル・タイガー

デストーイ・サーベルタイガー

サーベルタイガーで蘇生したデストーイを素材に再サーベルタイガーのパターンを作るため2枚。

デストーイ・ハーケン・クラーケン

デストーイ・ハーケンクラーケン

2枚融合の最大打点。除去と2回攻撃で小回りが利き、ワイルドカードの融合素材指定の中で1番出しやすいため2枚。

デストーイ・シザー・タイガー

デストーイ・シザータイガー

トイポットがない場合のバック除去枠。役割は減ったが1枚は欲しいため採用。攻撃アップ効果が意外と頼もしい。

デストーイ・シザー・ウルフ

デストーイ・シザー・ウルフ

召喚成功=1KILL打点形成のため1枚。

デストーイ・デアデビル

デストーイ・デアデビル

後攻2ターン目の召喚対象のマストピックとして。戦闘破壊+2種の効果ダメージでライフを削り取る役目。自爆特攻の選択肢に入る。1枚。

ガーディアン・キマイラ

ガーディアン・キマイラ

後攻で手札が偏った場合、こいつのドローに賭ける選択肢として。このカードのおかげでファーニマル、デストーイ枚数の縛りが少し緩くなった。

「ファーニマル・ペンギン」の素材時効果は「デストーイ」融合召喚時のため注意。カテゴリ外のため1枚。

ディンギルス

ディンギルス

対IPアストラム、ヴァレルエンド。相手がいなくなれば抜ける。1枚。

バグースカ

バクースカ

先行の選択肢①説明不要のお茶濁し枠。

クラーゲン

クラーゲン

先行の選択肢②バーンダメージと1妨害で非常に相性が良い。

クロシープ

クロシープ

盤面のファーニマルを墓地のエッジインプと入れ替える場合や、ペンギンの再展開など要所で使用。最終的にはアナコンダ素材としてリンク。

こちらは「プロキシー・F」マジシャンと選択する枠になる。

アナコンダ

アナコンダ

説明不要の最強カード。最強なので1枚制限。

調整中枠

構築の振れ幅。主に後攻寄りにする場合に採用を増すカード

増殖するG

手札=手数の融合デッキのため誘発の中ではマストピック。エッジインプサイズを引ければ妨害+1。

簡易融合 

「デストーイ・チェーン・シープ」を呼び出せるためサーベルタイガーへの簡易ルートに行ける。クロシープのトリガーを踏めるなど器用に立ち回るカード。

烙印

もはや2022年融合次元共通のおもちゃ。デストーイにおいては以下3つの利点が大きい

「烙印開幕」で手札の「トイポット」や「エッジインプ・チェーン」を墓地へ送りつつアルベルから「烙印劇場デスピア」で疑似「融合」サーチのパターン。

ヴァレルエンドやIPアストラムを「デスピアン・クエリエンティス」で突破するパターン。対策札を入れるくらいどうしようもない相手の突破手段。

「烙印融合」からエルドリッチやルべリオンパターン。コストで手札の「トイポット」や「エッジインプ・チェーン」を墓地に送ることができる。

所感

烙印や融合派兵を入れる場合はアナコンダもクラーゲンも抜けるので非常にお安い(3000円位)のためフリー用のデッキを増やしたい人におすすめです。

多分半年以内に「烙印デストーイ」にの記事も出します。


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