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ワーム・キングは輝きたいIN溟界

『ワーム』カード紹介記事

新テーマ「溟界」のニュースを見て俄かに噂されるワームについて語る記事です。『ワーム』テーマとキーカードの紹介をしたいと思っています。

5D’s期から使ってきたテーマに脚光を浴びたら語りたくなるよなぁ!

ちなみに私の過去ワームデッキ変遷はこんな感じ

初代ゴールドシリーズ頃:未来融合ヴィクトリーワンショット型

エクシーズ後期:ランク4キングレ機皇兵型

ARCV:バースト・リバース採用ランク8型

VREINS:ティンダングル混入型

現在:機界シャドールティンダングル型

ワーム・キングのカードパワーが足りなくなった頃からリバース効果重視のデッキになっていますね。「溟界」テーマでワーム・キング復権来るか!?

『ワーム』テーマとは?

爬虫類族、光属性モンスターと「リバース」の2つをコンセプトを持つテーマ。シンクロ登場時期のテーマのため、同一テーマ内に召喚して殴るワームとリバースサポートのワームと2種類のサポート効果が存在し、妙にかみ合いが悪い。

所属モンスター数は圧倒の26種類。そのうち採用圏内のスペックは10種類以下。DTテーマの悪いお手本筆頭テーマと言える。

ココから今でも採用可能と感じた8種のモンスターを紹介していきます。

キーカード紹介

ワーム・アポカリプス

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効果モンスター
星1/光属性/爬虫類族/攻 300/守 200
リバース:フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

※遊戯王カードWikiiより転載

侮るなかれ、リンクリボーに成れ、アルミラージに成れ、デメッリト効果を持たない汎用レベル1爬虫類リバースモンスター。意外と貴重。

・相性のいいテーマ「機界騎士」

ワーム・カルタロス

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効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1200/守 500
リバース:デッキからレベル4以下の「ワーム」と名のついた
爬虫類族モンスター1体を手札に加える。

※遊戯王カードWikiiより転載

遅い!圧倒的に遅い!基本的に召喚する機会は無いと言っても良い。強いて言えば、セットは「召喚、反転召喚、特殊召喚できない」のデメリットにかからないので星遺物の機憶などの制約時にセットするくらいか。「リバース」「ワーム」のカテゴリがピン刺しで必要な際は無難な一枚。

・相性のいいテーマ 「サブテラーの継承」の弾として採用


ワーム・キング

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効果モンスター
星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を
リリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
また、自分フィールド上の「ワーム」と名のついた
爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

※遊戯王カードWikiiより転載

名称通りワーム・デッキにおける切り札。リリース軽減効果と自身もコストに使用可能なターン1制限なしの単体破壊効果でそこそこ使いやすい。ヴァイパーリボーン=1除去と換算できる。

溟界カードと比較するとカードパワーが明らかに違うが溟界デッキでも単純な1:1除去札として使用可能か。

・相性のいいテーマ「溟界」

ワーム・クイーン

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効果モンスター
星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を
リリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の「ワーム」と名のついた
爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、
リリースしたモンスターのレベル以下の「ワーム」と名のついた
爬虫類族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

※遊戯王カードWikiiより転載

一言で言うとローンファイア・ブロッサム。

こちらも自身をコストに使用可能なので1体召喚すれば自身をコストに残り2体のワーム・クイーンをデッキから特殊召喚して継承の印の条件を満たすことができる。最上級だが継承の印やヴァイパーリボーンがあるので専用デッキならローンファイア・ブロッサム感覚で使える。

星8、墓地に光属性を貯めやすい点とデッキ圧縮しながらワーム、キングに成れる点を重視するなら採用を考慮。

・相性のいいテーマ「溟界」(3枚目以降のワーム・キングとして)

ワーム・ゼクス&ワーム・ヤガン

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効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に「ワーム・ヤガン」が存在する場合、
このカードは戦闘では破壊されない。

※遊戯王カードWikiiより転載

効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1000/守1800
自分フィールド上のモンスターが「ワーム・ゼクス」1体のみの場合、
このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードがリバースした時、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。

※遊戯王カードWikiiより転載

ワームデッキの汎用下級モンスターコンビ。「ワーム」最上級モンスターの墓地送りやワーム・ヤガンとのコンボに使える。

色々使えるコンビだがワーム・ヤガンがリバースモンスターでない為、サブテラーの継承とかみ合いが悪い。なんでや。

主な用途としては2体のモンスターを並べられることを利用して「W星雲隕石」の威力向上や「溟界」上級モンスターのリリース要因、数少ない「裏側表示で特殊召喚」のキーワードのためティンダングル・イントルーダーの召喚トリガーとなるなど。

・相性のいいテーマ「溟界」、「ティンダングル」

ワーム・ヴィクトリー

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効果モンスター
星7/光属性/爬虫類族/攻 0/守2500
リバース:「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター以外の、
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は、自分の墓地の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターの数×500ポイントアップする。

※遊戯王カードWikiiより転載

現存するリバースモンスター中最強格の一体。豪快なリバース効果と貧相すぎる攻撃力値を生かしたい。対応するサポートカードが非常に多い。他のリバーステーマに不足しがちな全体除去効果に加え、裏側表示のカードに触れない効果のためワーム中混ぜ物性能が1番高いカードなのではないだろうか。最大の敵は「禁忌の壺」。

・相性のいいテーマ「シャドール」、「ティンダングル」、「機界騎士」

ワーム・ゼロ

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融合・効果モンスター
星10/光属性/爬虫類族/攻 ?/守 0
「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上
このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの種類×500ポイントになる。
また、このカードは融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を選択し、
裏側守備表示で特殊召喚できる。
●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して墓地へ送る。
●6種類以上:1ターンに1度、デッキからカードを1枚ドローできる。

※遊戯王カードWikiiより転載

効果はかなり残念だが融合体が存在することが重要だった時代もあった。

これのおかげで今でも一部サポートカードが対応することがあるため生まれたことに意味がある1枚。ワーム・ゼクス1枚から死魂融合で出せるため今でも①効果+星10モンスター目当てで使うこともある。

相性のいいカード達

W星雲隕石:テーマサポートトラップ。砂漠の光、カオス・インフィニティと比べて効果成功時のリターンが非常に大きいのが魅力。トラップトリックで最大6枚体制にすることが可能。他のリバーステーマと混ぜる際の「ワーム」独自の利点の一つ。

ヴァイパー・リボーン:爬虫類染めデッキ専用の蘇生札。「溟界」や「エーリアン」など初ターンにカテゴリカードやレプティレス・エキドゥーナで墓地を貯めながら動くデッキであれば初ターン限定の死者蘇生として使うことも可能。

但し、このカードを採用=爬虫類以外の手札誘発を採用不可なので注意。

サブテラーの継承:高レベル、低ステータスかつリバース後コストにしやすいワーム・ヴィクトリーと相性が良い。ワーム・ヴィクトリーを捨てることで星6以下のモンスターをサーチ可能。

機界騎士デッキではワーム・ヴィクトリーから蒼穹の機界騎士にアクセスできる事を覚えておこう。

バースト・リバース:モンスターを裏側で蘇生するトラップ。トラップトリック対応。

ティンダングル・エンジェル:他テーマカードだが、特殊召喚の対象がリバースモンスターのため召喚可能。裏側での特殊召喚が多く、除去手段を持たないテーマのためテーマ同士も非常に相性が良い。同テーマのティンダングル・ジレルスが共通のサーチ札になるのも◎。

星遺物の傀儡:他テーマ混交の際にワーム・ヴィクトリーで味方をぶっ飛ばさないための単体リバース札。類似効果のカードに比べ、サーチ手段が非常に多い。また、このカードをサーチ可能な明星の機械騎士擁する機界騎士は除去が少なく、混ぜ物がしやすいテーマなので割と相性が良いと思っている。

未来融合-フューチャー・フュージョン:言わずと知れたかつての超パワーカード。デッキのワームをすべて墓地に送ることができる。

ワームモンスターに未来はあるか?

紹介したモンスターの中で現状、明確な採用理由を持てそうなモンスターを挙げていく。

ワーム・キング&ワーム・クイーン

星8モンスターを4種類持つ「溟界」テーマが出てきたことで爬虫類デッキに「トレード・イン」を採用する明確な理由ができたことが大きい。

加えて、他の爬虫類最上級モンスターに現状バニラかテーマ専用モンスターしかいないので使いやすい効果のワーム、キングはまだまだ採用理由があるだろう。ワーム・クイーンは3~6枚目のワーム・キングとして枚数調整に。

ワーム・ヴィクトリー

「光属性」「レベル7」「攻撃力0」「爬虫類族」この点で禁忌の壺に勝り、効果に融通が利かない点で禁忌の壺に劣る。が、最強のリバースモンスターの1体ではある。

現在機界騎士シャドールデッキにピン出張中。

雑記

『ワーム』カテゴリは昔はワーム・キングの単体パワーに依存したなんちゃってリバーステーマだったけども最近はしっかりリバーステーマとして活躍?できている気がする。(当社比)

今後のワーム興亡の鍵となるワーム・ヴィクトリーは「光属性」「攻撃力0」「爬虫類族」と他の大型リバース効果持ちと比べても墓地送りと蘇生がしやすい点で差別化できるパワーカードだと思う。

それではエンシェント・ガーディアンズ発売後にまた会いましょう!!



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