ゴリラーマン40全巻を大人買い。
「ゴリラーマン40」全巻、大人買いしちゃいました。
全巻と言っても、全3冊。
ややこしいですが、「ゴリラーマン」を40冊ではなく、「ゴリラーマン40」全巻3冊を大人買い。
なので、2000円ちょい。
という大したことのない、金額。
(ただ、コミックスって今こんなに高いんですか? 久々に新刊コミックを買いました。)
ゴリラーマンについてつらつらと。
「ゴリラーマン」(全19巻)は、高校時代ぐらいによく読んでいました。
「ゴリラーマン」こと、ゴリラそっくりの容貌の池戸定治が白武高校に転入してきてからの高校生活を描いた青春漫画。
後半、まるで格闘漫画みたいでしたが。(ゴリラーマンはめちゃくちゃ強かった。)
「ゴリラーマン40」は、池戸定治はじめ高校時代を共に過ごした同級生たちのその後、40歳中年となってからを描いた作品となっています。
「ゴリラーマン」が作者のハロルド作石さんの代表作と言っていいのかな?
その後の作品をあまり追いかけていないので・・。(「Rin」とか、「BECK」はざーっと漫画喫茶などで読んだことあり)。
あ、今ハロルドさんのウィキを読んだら、
とな。
私も「まんが道」大好きです。
だから「ゴリラーマン」も好きなのか。
話逸れますが、赤い公園というバンドの津野米咲さんという、2年前に逝去されてしまった天才的なソングライターがいらっしゃったのですが、彼女も藤子不二雄A先生の「少年時代」が好きらしく、あれも嬉しかった・・。
えーと、ゴリラーマンについてでした。
単行本は、1989年〜1993年にかけて全19巻ですね。
上の方にも書きましたが、私は後半の格闘漫画っぽくなった時代よりも、初期の、ゴリラーマンが白武高校の仲間と打ち解けたかどうかまだ微妙、という時期、「40」の方にも逸話として出てくる、”学校の鯉をトイレに流す”とか、”幽霊自転車(自転車で敵に向かっていき、直前で自転車から自分は降りて相手にぶつける荒技)”あたり、特に好きでした。
「40」で、みんな中年となったゴリラーマンの仲間、藤本や中島、セースケ、ジュンローが昔話で盛り上がるシーンが良かった。。しみじみと、良かった。
ゴリラーマンって、とても不思議なキャラクターでした。
高校の同級生にいそうかいなそうか、というと絶対いないとは思うのですが、「めちゃくちゃ無口」、「実は喧嘩がめちゃくちゃ強い」、「転校生で、前の学校でなんかやらかしたらしい」、「変な飲料を好んで飲んでいる」、「家族構成含めたプライベートが謎」など、ひとつひとつとると、同級生にひとりはいそうな気もしますが・・。
このゴリラーマン、基本的には女の子にはモテないのですが、白武高校一の人気女子、香織ちゃん(「ゴリラーマン」では、工藤静香に造形が似ている。)からは、なぜか好感を持たれており、「40」の方でも久々の再会を果たします。
再会が叶った時、嬉しくてこれも同窓生のベカちゃんにカナディアンバックブリーカーを決めた図がこちら。
さてさて、香織ちゃんとの再会はどうなったか?
一応ネタバレしないでおきますが、なかなか感動的でした。
「40」を読んで、旧作も読み返したくなりました。