人生は行動を始めた時が最適解。
人生に早いも遅いもきっとない。38歳で経営者2年目なりたて。もう若くない。若くないからこそできることもきっとあると信じてみよう。
2月後半に38歳になった。もう40歳が目の前に迫ってきている。何より太った。座ると自分のお肉をまず感じる。たぶん加齢臭も出始めているはず。この匂いは自分では気がつかないという不幸の香りだ。そして、最近世を騒がせている事件の犯人に同い年の人間がよく出てくるのだが、揃いも揃っておじさんな顔@逮捕写真をしていることに、自分もこう見られているんだなと思い愕然とする。
昨年末に大学のOB会でベンチャー企業の経営者が集まる会に入会した。半期に一度あるという総会に先週初めて参加してみた。ホテルの宴会場を借りて100名程度が参加していただろうか。有名な会社の経営者も多数いると聞いていて、新人で若手だから何でも吸収してやるぞ!と殊勝な気持ちで臨んだのだが・・参加してみてびっくり。「新人で若手な」経営者はみな20代中盤から30代頭ぐらいで、僕のような年齢(で見た目)はもはや「中堅で中年」だったのだ。40手前で何の結果も出ていないぺーぺーの経営者なんて自分以外にひとりもいない。新卒で入った会社を1~2年で辞めて早々と起業している人の多さに驚いた。話してみると彼らは僕以上に物事をシャープに捉えていて夢に向かった邁進していた。みんな若いのにやるなぁ、、俺なんて40手前で嫁も子供もいるんだぞ。。むむむ、負けてなるものか。
と、まぁ、冬の寒空の下で自虐な気分に浸っていたのだが、中堅で中年な年齢で何かを新しく始めるというのも良いものだ。地獄も修羅場も奈落の底も経験して、それでも尚、新しい一歩を踏み出すというのはきっと意味があるに違いない。様々な経験をしているからこそ出来ることもあるはず。人生に遅いも早いもなく、ただあるのは行動を始めたときが最適解だということ。だから37歳で起業した自分は、それが運命なのだ。自分慰め半分、本気半分でそう思う。いや、自分慰めは半分以上だ。そして、彼らが経営に邁進している20代と30代の大半を泥水をすすりながら仕事をしていた自分の正当化も含んでいるから。