12. さて、どうしよう
映画『僕が跳びはねる理由』の中で、エマさんとベンさんは危険なFCをやらされている。言ってもいない言葉を「自閉症者の言葉」として広められてしまっている。しかもエマさんはとても辛そうな顔を見せている。
これらのことが事実だとしたら、私たちはどうすればいいのでしょう。
私はパンフレットに載っているサンダンス映画祭の写真の中で、泣きそうな顔をしてうつむき、両の肩を(おそらく)ご両親に押さえられてどうにか写真に納まっているエマさんを見て、本当にいたたまれない気持ちになりました。
原作翻訳者ミッチェルさんのインタビューによると、サンダンス映画祭での作品上映後、エマさんとベンさんがFCで質疑応答を行ったようなのです。ひょっとして写真は、その後に撮られたのでしょうか? 同じ写真に「S2C」の創始者、エリザベスさんが写っているのも、質疑応答のファシリテーターを務めたためなのでしょうか? そしてエマさんが辛そうにしているのも……?
結論としては、FCの真実を今すぐ皆が知るべきだと思います。
その後どうするかはまた別の話です。
ニセモノだと分かった上で何らかの役に立つというなら続ければ良いと思います。もちろん、本当に役に立っているかどうか・害がないのか注意深く見た上で。
でも、どうしたら皆さんに知ってもらえるのでしょう。私はこの点について深く悩んでいます。このnoteを始めたのも少しでも世間に知ってもらうためです。ただ、そこから先のプランはないのです。困ったことに。
いい案がありましたらお気軽にコメントしてください。
……続きはまた。