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【ポケモンSV S16 最終493位 最高最終レート2004】星雲カミポンジュラス

レギュF中は残しておきます!


はじめに


べると申します。2回目の投稿になります。今回は最終盤こそ潜れていないものの、ポケモンSVのシーズン16でレート2000を達成することができたので、構築記事を書かせていただきました。時間がないこともあり前期の構築をベースにしていたため、書けることはそこまで多くないですがよろしくお願いします。

最終結果

493位!
レート2004


構築経緯

3月は忙しく、新しく構築を練るには時間が足りなそうだったため前期の自分の構築をベースにしてスタート。特に強かった軸の水オーガポンとブリジュラスは型も固定で取り巻きを再編して課題を解決していくことにした。

初手の水オーガポンは、相手の赫月ガチグマのテラスを確認しながら動けはするものの、ノーマルテラスの赫月ガチグマには対面で負けてしまうため、ハバタクカミの型を赫月ガチグマを起点にしつつ炎ポン以外はそのまま無双できる瞑想ドレインキッス型に変更

補完として他のポケモンでは替えのきかない役割(サーフゴーの選出抑制&受けループ系への崩し)があるイーユイは続投。通常の構築にはほぼほぼ選出しないため、HS悪テラスに型を変更し、汎用性を犠牲に受けループだけでなくママンボウ絡みのサイクル構築もイーユイ単品で破壊できるようにした。

襷枠の中で特に使用感が良く、テラスが残った際や刺さっている構築に電気打点を持てるパオジアンも続投。

オオニューラやキラフロル入りの毒菱展開の構築に対しては初手に水オーガポンを投げることができず非常に苦しかったため、そこの対策として赫月ガチグマを毒テラスに変更。

個体解説

オーガポン@いどのめん

テラスタイプ:水
とくせい:ちょすい
187(252)-141(4)-113(68)-67-
117(4)-168(180+)
ツタこんぼう/やどりぎのタネ/みがわり/カウンター
調整意図
S:最速イーユイ抜き
HBD:Sに振った残りで耐久が最大になるように

前期と同じく構築の軸。今月も変わらず強かった。
ブリジュラスの影響か今月は初手にスカーフウーラオスを投げてくるようなスタンパが絶滅していたため、カウンターを押す機会が先月と比べて本当に少なかった。そのため、カウンターの枠は今の環境ならアンコールや光合成やウッドホーンなどの別の技でも良かったかもしれません。
月末付近に爆増していた電磁波カミに対してあまり良い展開にならないためそこは環境的に向かい風だったと感じました。

ブリジュラス@たべのこし

テラスタイプ:フェアリー
とくせい:じきゅうりょく
197(252)-127(12)-187(156+)-130-96(84)-106(4)
アイアンヘッド/ボディプレス/でんじは/てっぺき
調整意図
A:柔らかいカミをアイヘで一撃で倒せるくらい
B:残飯込みで意地パオの聖剣だいたい2耐え
D:臆病眼鏡カミのムンフォ耐え、C振ってないカミのムンフォ残飯込み2耐え

前期と同じく構築の軸。今月も硬かった。
カイリューに対してある程度安定はするが、電磁波のタイミングで地面テラスされると厳しいことや、渦カイリューも増えている気がしたので一筋縄ではいかなかった。
また、体感硬いカミが増えていてアイヘ一撃で倒せないことが多かった。カミだけ考えるならヘビーボンバーも選択肢ではあるが、まひるみに助けられる場面も多くあった(主にアシレーヌやカイリューや襷パオ)ので難しいところ。

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:フェアリー
とくせい:こだいかっせい
159(228)-×-97(172)-168(100)-156(4)-171(4+)
ドレインキッス/あまえる/めいそう/ミストフィールド
調整意図
H:16n -1
B:できるだけ高く
C:+1ドレインキッスでD4振り連撃ウーラオスが確定一発
S:ブーストエナジーで素早さが上がるように

前期の最速ステラ→ドレインキッス型に変更。
水オーガポンとブリジュラスの2体では、ハバタクカミや赫月ガチグマといった特殊アタッカーの相手に不安があったため、瞑想によるアプローチで解決を試みた。
技構成は、型のコンセプトである瞑想とドレインキッスは確定。残りの2枠はあくびガチグマにブエナを消費させられる展開や電磁波を嫌ってミストフィールドと物理に幅広く抗えるようになる甘えるを採用した。最初はシャドーボールを入れていたがあまり打つ機会がなかったため変更した。サーフゴーに有効打が無くなるのが懸念だが、イーユイを信じた。
ミストフィールド自体は、電磁波カイリューやあくびガチグマに対して使う機会がちゃんと存在し、決まれば勝ちレベルのアドバンテージが取れるため優秀だったが、炎ポン相手などゴースト打点が欲しい場合もあり難しかった。
ハバタクカミミラーに関して、先に瞑想を積めてしまえば有利だが、削れた水オーガポンやブリジュラスに対して後発から相手のカミが出てきた場合には不利を取るため、ミラーの回答としては微妙に感じた。
テラスタイプは、火力と回復量を考えてフェアリーにしましたが、耐性を変化させたい場面もかなり多かったため、水テラスでも良かったかもしれないと思いました。
先に瞑想をできてこちらから展開できた場合は非常に強力だったが、相手に先に展開された場合は瞬間火力の無さからどうしようもない場面もあり扱いの難しいポケモンでした。

ガチグマ(赫月)@とつげきチョッキ

テラスタイプ:どく
とくせい:しんがん
213(196)-67-141(4)-198(196+)-86(4)-86(108)
ブラッドムーン/だいちのちから/テラバースト/しんくうは
調整意図
ミラー意識で少しS多め

前期はノーマルテラスだったが毒テラスに変更。
毒テラスにすることによって、キラフロルやオオニューラ入りに初手から出してテラスすることで数的有利を取りながら動いていけるのが非常に強力だった。また、最悪キラフロルやオオニューラといった役割対象が初手に来なくても腐ることなく戦える汎用性の高さもチョッキ赫月ガチグマの魅力だった。
ほぼほぼテラスを使うため、選出の際は裏のポケモンはテラスの残らないものとして選ぶ必要があったり、裏からこのポケモンを投げる場合にはテラスの管理が難しかった。
ミラーでのSが勝敗に大きく関わるポケモンのため(テラス切ってオオニューラなどを倒した後にガチグマが出てきた時など)、イタチごっこではあるがSをもっと伸ばしても良かったかもしれません。

パオジアン@きあいのタスキ

テラスタイプ:でんき
とくせい:わざわいのつるぎ
155-189(252+)-101(4)-99-85-187(252)
つららおとし/せいなるつるぎ/テラバースト/ふいうち

こおりのつぶて→不意打ちに変更(イダイトウ入りに対してカミの代わりに投げる機会が多かったため)
つよくてかっこいい。今月もなんとかなれーっと言いながら氷柱を落としていた。
非常に使いやすい襷枠だった。フェアリーの通りが悪くカミが出しにくいような構築には代わりにこのポケモンを投げることが多かった。

イーユイ@ラムのみ

テラスタイプ:悪
とくせい:わざわいのたま
159(228)-81-102(12)-159(28)-141(4)-165(236)
あくのはどう/ふんえん/みがわり/わるだくみ
調整意図
H:16n -1かつテラス時身代わりがA4振りママンボウのクイックターンを確定耐え
S:11nかつ最速ウーラオス抜き
BCD:余り

ママンボウ&受けループ破壊最終兵器。エルフーンやモロバレル入りにも積極的に選出した。
Hに振ることによって身代わりがママンボウのクイックターンを耐えるようになり、身代わりからママンボウサイクルを崩しに行くことが可能となった。悪テラスで悪戯心も無効のため、オーロンゲの捨て台詞やエルフーンのアンコールに妨害されることもない。
グライオン対面も、テラスを切りながら悪巧みをすることで毒々や守るなら無償で悪巧みが積め、じしんを打ってきても耐えて返しのC+2あくのはどうでワンパンできる。
ハピナス相手は、悪テラスC+2あくのはどうが40%くらい〜入るため、連続で怯めば即勝ち、怯まず瞑想されたらタマゴ産みに合わせて悪巧みで問題なく押し切ることができる。
Cをほとんど振っていないことによる火力不足は懸念だったが、通常の構築にはほとんど出さなかったため火力不足を感じる機会はほとんどなかった。
今まで通り基本選出で面倒なサーフゴーに睨みをきかせる仕事もしっかりとこなしてくれた。選出回数こそダントツで低いが、特定の構築にはほぼ確実に勝てる安心感もあり構築になくてはならない存在だった。
トドロクツキ入りの受けループやママンボウが増えていて簡単に通せないような構築も多かったため環境的には向かい風な崩し枠だったとは感じました。


選出・立ち回り

基本選出


水オーガポン+ブリジュラス+ハバタクカミ(パオジアン)
対Big6系統のスタンパや初手の水オーガポンで不利な展開になるようなポケモン(キラフロル、テツノドクガ、オオニューラ、水オーガポン、ジャローダ、テツノツツミなど)がいない構築には基本この選出。
初手水オーガポンから展開していき、物理はブリジュラスで、特殊はハバタクカミで詰ませることを目指していく。イダイトウ入りや鋼や炎が多くカミが通せなさそうな構築にはパオジアンを優先して選出していた。

対ママンボウサイクル

水オーガポン+ブリジュラス+イーユイ
初手に水オーガポンを置いて相手のイーユイやウーラオスをケアしつつママンボウなら有利対面。パオジアンをケアして裏にブリジュラス(一応熱湯火傷やグライオンやイーユイがいなければ単体で通せるスペックもある)。ママンボウやモロバレルなどの相手のクッションを起点に全てを破壊するイーユイ。イーユイが安着すればそのまま簡単に勝てるためストレスフリーだったが、ママンボウ含め受け駒が誰も選出されなかった時にイーユイが腐りがちなのが課題だった。

対毒菱(オオニューラ、キラフロル入り)

赫月ガチグマ+ブリジュラス+だれか
初手のガチグマでテラスを切ってオオニューラやキラフロルに好き放題展開させずに試合をスタートする。毒菱をガチグマで回収するためにブリジュラスはセットで投げることが多かった。最後の1体は相手の並びによって選んでいたが、テラス権が残ることがほぼほぼないためそのことを考慮する必要があった。

対受けループ(トドロクツキなし)

イーユイ+水オーガポン+だれか
初手イーユイで主に初手に出てくるグライオンやドヒドイデを起点に悪巧みを積んで破壊していく。悪巧みを積む前にハピナスが来てしまったら水オーガポンに引いてリセットし再び悪巧みを積む隙を伺う。


重かったポケモン

ゴーストテラス

こちらの構築のツツミの処理ルートがブリジュラスのボディプレスやパオジアンの聖なる剣のため、ゴーストテラスで透かされてアンコールの展開になるとかなり苦しい

電磁波

水オーガポンでは電磁波を拒否できないため、麻痺の運が悪く対面負けてしまう場合や、裏から剣舞型の炎ポンや水ウーラオスが出てきて麻痺した水オーガポンが起点にされる展開が苦しかった。

地面テラス

ブリジュラスの電磁波でカイリューを見ている構築なので大人しくごめんなさいします。

感想

今月は仕事の忙しい月でしたが、何とかレート2000を先月に引き続き今月も達成することができて一安心でした。
月末に向けて早め早めに潜って22日に段階でレート2000に乗せることができたのは良かったですが、サブロムのレートも上げるのは対戦数が足りませんでした(サブも2000乗せれてたら片方のロムは玉砕覚悟で最後戦えたかもしれない)。
結果こそ出ているものの、最後の3日間は本当に忙しく(7:30〜22:00前後くらい)、1度も潜ることができず終盤の雰囲気や緊張感を全く味わうことができないままシーズンが終わってしまったことはとても寂しかったので、S17は序盤からしっかり準備をして最後の最後まで戦い続けたいと思います!
短く書くつもりがなんやかんや長くなってしまいましたが最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!最後に、最近はTwitterの方も頻繁に動かしているので是非仲良くしていただけると嬉しいです(@Berupiyo1234)

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