【雑記・6/30】幻想水滸伝と夫と私。
幻想水滸伝I(無印)とIIの話になると、必ず夫婦で語り草になるどうでもいい思い出話。純粋にゲームの楽しい過去話を期待して読んでくださった方、こんなオチですみません( ;∀;)。
私はこの頃から現在に至るまで、ゲームの男性主人公にはクロードという名を使っているのですが、夫はもう別の名前を使っているので現在はこんなアホな口論になることはありません(笑)。マクロードは当時好きな映画の主人公の名前を拝借していたそうです。
漫画にも描いた通り幻想水滸伝は発売前からすごく楽しみにしていて、少しでも事前知識を得ていたほうが良いものかと、中国史に詳しい友人達にチョコチョコと『水滸伝』関連の本を読ませてもらっていました。(思えば三國志などもこの友人たちに色々教えてもらったので…感謝しかないです。)
結論から言えば、『幻想水滸伝』というゲームをプレイするだけであれば『水滸伝』を知らずとも全く問題は無かったのですが、多少なりとも知っていれば随所でフフッと楽しめる部分というのも当然あったわけなので、読んでおいて良かったと思いました。友人達には大変感謝しています。
このゲームは絶対プレイする!と事前に決めてはいたものの、実際プレイ後に「これはやるべき名作だ」と断言して私に薦めてくれたのは夫でした(※当時はまだ結婚前の)。
当時は、特殊なルートや攻略法などは誰かと情報交換するほかなく(だから友人達にもできるだけ声をかけて同時期にプレイしてもらうのが最善なんですが…)、初回は多くの人が引っかかるであろう●●を撃破しないまま先に進んでしまう件や、仲間をすべて揃えればエンディングが変わる…らしい?どうやって??みたいな話も、当時の自分にはあくまで噂レベルの話でしかありませんでした。今だったらもう発売直後からあちこちに情報が溢れていますもんね。あの頃は深夜でも攻略法が判明すればゲーム好きの友人間で電話やFAXが飛び交い(メールなんか無いよ!w)、お察しの通りIIの頃ともなれば更に熱い議論を交わしまくりながら連日やり直し、何周も攻略する日々を過ごしました。
無印では私のセーブデータでエンディングを見るという裏技を使った夫(笑)も、IIは本気の本気でプレイしており、お互いこれを攻略するためであれば情熱の泉がどこまでも湧きまくる熱い時代でした。なんならナナミの某イベント攻略法の条件を巡って夫と本気の喧嘩になったこともあったくらいです(…若気の至り、もう思い出したくもないですww)。
そんな事も含めて、どこの思い出を切り取っても今となっては素晴らしいことばかり。紛うことなき名作中の名作でしたね。
その後、ひょんなことからコナミさんにお声掛けいただき、その大好きなゲームのシリーズの絵を何度となく描かせていただく機会を得ました。
III以降も思い出深い大切な作品ばかり。今にして思えば、友人達や夫、私の中の約束の石版に誰の名前がひとつ欠けても幻想水滸伝というゲームとの出会いや今のお仕事があったかどうかわかりません。縁を刻んでくれた人々に心から感謝してこれからも生きてゆきます。
こんな漫画描いておいて何ですが、今でも幻水コンサートには夫と一緒に足を運び、PS VITAにはちゃんと二人共I&IIと紡時がインストールされております。
叶うことならば、これからの新しいハードでも末永く幻想水滸伝の過去作や最新作が楽しめますように、心よりお祈りしております。
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