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カブトムシとスイカの皮

まさか、まさかのことだった 
カブトムシをいらないか?

とオット星に連絡が来た。

昨日、知人の紹介で
参加したイベントでも見かけたんだ。

わたしは
虫さんをみると無条件に
ゾワゾワしてしまうから離れてみていた。

息子も同じように思ったらしく
興味はあるが遠くから眺めていた。

オット星は知人の連絡から
欲しいと思ったらしい。

小学生の頃、
夏休みに一緒にいたことがあると。

わたしは、育てたことがないし
どうかな、と思ったがオット星が育てたいとのことでお迎えすることにした。


3歳の宇宙人息子は、
「ひとりでカブトムシとりにいってきて。」

と放任気味!?!乗り気ではない様子
だったが、、
受取場所の知人の職場が
わたしのお気に入り山の景色が見られる
場所だったので、

一緒にカブトムシをお迎えに向かった。
途中から車の中で息子は気持ちよさそうに
昼寝していた。

やってきたカブトムシは
小さな虫かごに二匹
オスらしい。

たくさんの木の何かと一緒に入れられていて
狭そうだった。

上のフタに張り付いて出してと
言わんばかりに張り付いている。

家について早速、魚用の虫かごに
分けて広くした。 

「今から、あなたたちの家が狭そうだから
それぞれ分けてお家を広くするからびっくりしないでね」

と声を掛けるとおとなしくしてくれていた。

お昼に息子が食べて
取っておいたスイカの皮も
お家に入れた。

既に入れられていた
不自然な色のゼリーよりも
スイカが好きなんじゃないかと思ったんだ。

スイカを入れて
新しい家にすると
しばらくしたら

スイカの皮をかじるのか・なめるのか
近くに来てくれていて
かわいいと初めて思ったんだ

名前はカブちゃんとキナコ
3歳の息子が名前をつけた。

初めてのカブトムシとの生活。

カブトムシは夏の間、122日ぐらいの寿命らしい。

この子達が既に大人になって
何日経ってるか、
わからないからこそ
残りのカブトムシ虫生を
一緒に楽しみたいと思う。

スイカの皮に来たキナコ


















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