今、考えていること。
頭の中を整理するために、今考えていることをつらつらと書いてみました。
この間、身近な人に、環境問題に関わる仕事をしたいと思っている、と伝えました。その中で、”環境問題のことってなると何かをストップさせる感じがする”と言われました。
この言葉から、”環境問題=電気を使わない、物を無駄遣いしない”のように、”環境問題の解決は、何かをやめること、我慢すること”、というイメージを持っている人が多いのではないかと思いました。
そして同時に、私は”環境問題の解決が、ただ何かをストップすることではない”と考えていることに気づきました。
確かに、環境負荷の大きい今の生活をやめて、産業革命前の生活に戻れば、地球環境は維持されるかもしれません。しかし、私がイメージしているのは、今の先にあって、持続可能な社会の中で人々がより豊かに生きている状態です。
そんな社会を実現するために、沢山の研究がされ、アイディアが実現されているのだと思います。
そんな持続可能な社会を実現するためには、ビジネスの力が必要だと考えます。前述の会話のように、何かをストップする環境問題の解決と、お金を儲けるビジネスは両立しないと考えている人も多いと思います。実際、環境負荷の低減は、ビジネスとしてではなく、企業の社会的責任として行われることが多いのが現状です。
その理由は、主に、現状での費用対効果の低さです。環境問題の解決は、ビジネスとしての旨みに欠けると捉えられているのでないでしょうか。
短期的に見れば、確かにそうかもしれません。しかし、長期的に見れば地球環境を維持できなければ、そのビジネスを発展させていくこはできません。もっと近い視点で見れば、持続可能でない原料調達方法や製造工程をとっていれば、いずれビジネスを維持できなくなることは明らかです。
また、顧客である消費者のニーズが変化しつつあります。環境問題に関する知識が広がったり、モノの豊かさから精神的豊かさを求める時代になったりしています。環境問題の解決につながるということが、そのビジネスに付加価値を付けるようになっていくと思います。
ここまでのことを踏まえて……興味のあること。1つ目は、持続可能な社会を実現するための技術を作ること。2つ目は、環境問題の解決にもつながる、持続可能なビジネスを提案または行うこと。3つ目は、持続可能な社会につながる価値観を、消費者に伝えていくこと。
とりとめもなく書いてきましたが、続きはまた今度考えようと思います。