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オススメはできない

久しぶりに郊外の古民家カフェへ。
マスターも移住組。
季節によってはお店の外に並んでいる人もいるくらいな人気店だけれど今日は静かでした。

そんな中で、でっかい資料を広げてアレコレ相談している赤ちゃん連れのご夫婦。
移住計画でどうのこうのって話し合いをしているようでした。
そのカフェからもずいぶん離れた田舎で隣の隣の市への移住計画みたいでしたけどね。
中古物件を買って自分たちでリノベ、終の棲家にしよう。
地域社会に溶け込んでみんなと仲良く協力して暮らしていきたい。
子供にこういう経験をさせたい、事業を立ち上げてこの地域に人を呼べるようにしたい…。

隣のテーブルでドキドキしちゃったよ。
あのー…移住しようと思っているそこ、医療過疎地です…人が少なすぎてこないだ閉校もありました…。
車があるから大丈夫と思ってるのか知らんけど、JRが通ってなくて最寄駅は隣の市、それにバスの減便も確定してます…。
ついでにスーパーが無いです。
昔ながらの個人商店かいくつか、ドラッグストア1件とホームセンターが1件だけです…。
もっと具体的に、現実で大変なこと知ってるんですがとにかく、夢持って移住してきて失敗してる人がたくさんいます。

見た感じ奥さん若くてご主人は歳の差かなって感じのスマートな方だったのでホントに都市部からの移住計画っぽい。
ちなみに、ここのカフェのマスターも今は成功はしたけども苦労めっちゃした人です。

計画できるのはエライ!!
ちゃんと二人で相談して人生計画立ててる人っているんだ!!
(普通見えないところでやると思うから初めて見ただけ)
奥さん若そうなのにすごくしっかりしてる…と思ったからこそ、口出ししたくなっちゃうようなテンションで話し合いしていました。
もちろん、移住してみて大正解って人もいるしやってみなければわからない。
きっと予想外に嬉しいことだってあるはず。

でも石橋を叩いて渡る前に叩きすぎて壊す私にはちょっと不安な話し合いだったよ!

とりあえずがんばれ。


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