そこまでして走りたい超人たち
いやー!すごかったなパリ~ルーベ。
エースナンバーばっかりの先頭集団は胸アツだった。
サガンの落車はとってもとっても残念。
しょうがないことなんだけどもこんなに過酷な250キロ、本当に努力以上に運なんじゃないか。
そりゃ今年サガンが優勝するってことはないと思ったけど。
サガンとオスがリタイアしたところで録画を止める・・・ことはない!
普通に考えてあのスピードで自転車でコケて、すっと立て直して乗りなおして集団に追いつこうとするってありえなくない?
いたたたた・・・って時間ないのか????あるよね??
パリ~ルーベに限ったことではないんだけどもさすがに今日は見てて、冷静に考えたらこの人たちおかしくね???って思った次第。
ユンボのヘルメット、脳みそ柄はステキ・・・って守るの頭だけ??
君ら薄っぺらい布一枚でチャリ漕いでるのよ、車と同じスピードで。
そんで選手に帯同してチームカーの車列もバンバン走ってるからね。
その車列をの間を縫うようにして進んだり、ちょっと風よけるのに車の数メートル後ろを走ったり、危険すぎないか?サイクルロードレースって。
これはやっぱり海外のもので日本でこういうレースが開催されることは絶対ないんだなとも思った。
今、日本だって根性論が通じないでしょ。
サイクルロードレースは対岸の火事みたなもんで、
「痛そう」
「危ない」
「そこまでしてやるってすごいな」
って寝そべって途中で寝落ちしたりしながら見てるのがちょうどいいんだ。
もちろん、その中に日本人がいれば素晴らしいことで活躍してほしいとは思う。
でも日本人が活躍してほしいと思うのと、同じ競技を日本でやってほしいというのは別で。
さいたまクリテリウムとかですごい選手が来てくれて羨望のまなざしで見るくらいがちょうどいい。
アランベールでタイヤが自爆したのから始まり、有力選手のいる集団の大落車。
バイクも壊れる、人間もダメージ受ける。
ホントになんだろうこのスポーツは。
デゲンコルブ、あの落車は惜しかった。
ワウト、残り15km地点でパンクしなければ。
たくさんの選手があそこで落車がなければ、あのメカトラがなければという神様が楽しんじゃってる感があった。
おめでとう!マチュー!!
泥ルーベのとき絶対マチューだと思ってたんだけど、今回リベンジできたね。
そしてフィリプセンも2位!アルペシン強すぎ。
二人ともカッコイイな。
デゲンコルブが競技場に入ってきたときはグッときたよ。
本当にがんばったよ!!!
私だったら立ち直れない。(この写真見ただけで泣きそう)
なんかもう、みんな勝ってほしくて難しい。
サガンもアスグリーンもガンナもキュングもラポルトもポリッツも、みんな優勝してほしかった。
そんなことはありえないのはわかってるよ。
でもパレードラン含めて6時間近く走って、すごいじゃんみんな。
あれか、「パリ~ルーベ完走したんだぞ!」って名誉はやっぱりすごいのか。
それだけでみんな優勝!!!
振り返ってみるとやっぱり、デゲンコルブがかわいそうだったな。
ちょっと胸がきゅっとなる。
これがレースといえばそうなんだけど・・・。
あー、でも面白かった。
また来年も楽しみ。