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好きなのはかき氷を食べてる自分

月1回くらい行くカフェで、通年かき氷やってるんです。
大きくてフワフワ、2種類のソースが選べて手作りのこだわりかき氷。
かき氷以外のフード、ドリンクもこだわり強めなので何でもおいしいです。

今日、平日だったので空いてるかな?とフラッと行ってきました。
食事時だったのでかき氷は余裕があったら食べようとオーダーせず、ランチ食べながらメニューを眺め悩んでいました。
どれもおいしいのは知ってるし…。
と、もぐもぐ食べていたらお腹が満たされて来ました。
お腹いっぱいではない、しかしデザートは食べたい。
でも食べたいのはかき氷なの???

かき氷食べてる自分を想像してみました。
テーブルに置かれるフワフワかき氷。
かわいいフォルムなので何枚か写真に収めてすぐ食べ始めます。
若干の溶けちゃうプレッシャーに押されながら食べ進めていくと身体が冷えてくる。
だからと言って温かい飲み物なんて飲んでしまったら水分取りすぎでお腹タポタポになる。
ランチ食べたばっかりでそんな量の水分が胃に入るのも嫌だな。

ところで最後までおいしくかき氷食べきれたことってあっただろうか。
って考えたら、どうやったってかき氷を食べるより、ケーキとコーヒーの方が落ち着いて最後までおいしく食べられる。
なので夏場は大行列ができるかき氷、今回は遠慮してせっかくなので別のカフェに移動しました。

かき氷っておいしいけど、なんか味ぼやけてない?
冷たいせいで味がしにくくて、あんまり濃くないなって思いながらずっと食べてると気づかぬうちにたまってる甘ったるさが最後キツくなってきて、ほぼ液体になってる底の方を食べるのが大変になる。
でも一時ハマって、毎週専門店に食べに行ってたんだよな。
1杯安くても1500円くらい。味変えて2杯食べてた。
思い出すのはそこのかき氷専門店がおいしいのは当然なんだけど、それより流行りの写真映えするかき氷を食べてる自分に満足していたような気がする。
予約してわざわざ遠出して食べられる限りたくさんのかき氷を食べる。
美味しさじゃなくて、この一連の達成感が欲しかったんじゃないか。

当時、緊急事態宣言が明けてすぐくらいでそれくらいしかお金使うことなかったのでなんの疑問もなかったんだけどさ。
ずっとやってたら、こんなにたくさん氷を食べることって身体に悪くない?ってふと思ってしまって、よくよく考えたら専門店に予約していってわざわざやることか???って気付いてしまって。

かき氷専門店もインスタで
「材料から厳選」
「数量限定」
「土鍋で丁寧に煮込んだ」
「生産者さんまで会いに行きました」
って煽るんだよね。
その情報も加味されていた。
(今日行ったカフェはこだわりだけど全然そんな宣伝しないとこ)

やっぱり日本人ならあの昔のお祭りで売っていた、ガリガリの氷に味は同じ赤や青のシロップがかかってるシンプルなかき氷に帰ってくるんじゃないか。
あの白いカップでね、子供でも持てるサイズでね。
私はナゼか黄色が好きだった。

今日食べたランチ、非常においしかった。
次のカフェで食べたタルトもとてもおいしかった。
今日は休み取ってよかったー。

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