イヌの台詞 21 ~オシッコの巻~
人とイヌが家の中で共生する時に、まず問題になるのはトイレ。つまりは、オシッコとウンチの躾という問題が出てきます。家の中でさせるか、外でさせるか、という選択になりますが、これは犬種やイヌの癖、そして家族の生活の都合により、異なってきますね。
ウチのベリーちゃんの場合は完全な「外派」。コーギーは室内で飼っていても、牧羊犬ですから、外の方が好きですからね。とは言え、どんな所でもいいというわけでもなく、トイレの場所には、ベリーなりのこだわりがあるようです。
アスファルトの上にすることはほとんどなく、必ず草の生えている所。出来れば芝生のような短い草地が好みです。場所を決めた後は、その辺をクルクルと歩き廻ります―それも必ず左周りで。ポイントの場所が決まったら、そこでグッと腰を落として、発射です。
このリズムと仕草は、オシッコでもウンチでも変わりません。ただし、ウンチの時は腰の角度が少し深くなりますね。この排泄のスタイルは犬種やオスとメス、その犬の個性によって、かなり違うようですね。
隣に住む長男一家の飼っている、ビーグルとチワワのミックス犬-チャロの場合には、少し困った癖があります。普段は何の問題もないのですが、私がたまに覗くと、尻尾を激しく振って大歓迎!-はいいのですが、ウレシサのあまり、その場でピッピッと!オモラシですよ。
これを孫たちは「ウレション」と呼んでいます。板のフロアーならまだしも、そこが絨毯だったら大変です。だいぶ叱られて、チャロも自覚してきたようで、最近は私の顔を見るなり、急いで自分で奥のオシッコシートへ走って行き、先に屈んでいます-「シ~~~」 今回はチャンとしたようですね。
褒めてやるのですよ―「おまえは賢いのう!いい子だ!」自分の悪癖を自覚し、チャンと反省して修正までしています。たいしたモンですよ!