ベルリンのそんなのありなんかい②
ベルリンはみんな自由で世間や人にどう思われるかを気にしない。自分がどうしたいかが重要なので、相手を傷つけないための嘘もつかないし、素直に伝える。
例えばドイツ人の友達に
『今日の夜飲みに行かない?』
と誘ってみると
『Ich hab kein bock/気が乗らないからいい』
と忙しいとか体調悪いとか余計な言い訳なくあっさり断られることがある。
それとか
『パートナーと喧嘩したから今日は私元気ないんだ』
みたいな超個人的な事情も上司とかでもいきなりぶっこんでくる。
そんなこと言っちゃうんだ!と最初は驚いたけど、だんだん慣れてくると言葉の裏側を考えずに、そっかおっけーとなり、気を遣って嘘つくこともないんだなーと気が楽になるし、余計なことあれこれ考えなくていい。
もしかしたらその瞬間は少し相手を傷つけるかもしれないけど、本当のこと話したほうが、長い目で見てそれは自分も相手も信頼につながる。
日本では相手のことを気遣ってるフリして、本当は嫌われそうなことを避けてたのかも。
ドイツ人風に少し勇気を出して、言い訳がましい嘘の代わりに、本当の事情を伝えてみると、また違った世界が見えておすすめ。