パンチニードルと私
パンチニードルとの出会いは
2020年。育休中のことでした。
我が子が生まれて、ハンドメイドにハマり
刺繍、ミシン、編み物と色々なものに手を出し
手芸店に足を運ぶのが趣味になっていた頃。
「不器用でもできる」のワードに惹かれて手にしたのが始まりでした。
包装を外していざ手にするも実際はそう簡単ではなく。
生地は穴だらけ。糸は解けて
作品どころかガラクタの山ができました。
「全然不器用にはできないじゃん」そう思い
一度は封印をしましたが
負けず嫌いの精神が上回り
海外アーティストさんや書籍を見よう見まねで
真似するうちに少しずつ形になりました。
それからはもう見事に沼。
朝、子どもが起きる前。昼寝。テレビ観覧中。夜。
あらゆる隙間時間にぷすぷすと。
飽き性で器用貧乏な私が
とにかく毎日毛糸とニードルを持って
向き合っていました。
ガラクタから作品に変わり
販売、ワークショップ、オンラインレッスンと
幅を広げることができるまでになりました。
パンチニードルに出会って3年。
ここへきて私は
目指すべきゴールの再設定を迎えています。
大好きなパンチニードル。
作ることが好きな気持ち。
もっとパンチニードルを広めたい気持ち。
この比重をどこに置いたらいいのか
迷う自分がいます。
パンチニードルに出会って
私の知らない自分に出会いました。
パンチニードルに出会って
たくさんの人との出会いがありました。
パンチニードルに出会って
見える景色が変わりました。
パンチニードルを通して
私という人間。私という存在が
どんな価値を生めるのか。
これが今の課題です。
ネクストステージ。
どうか見届けていただけたら嬉しいです。
この作品のテーマは
【自由に飛び立つ】
ネクストステージ。
べりこ