新レイアウト
☆プロローグ
ここ最近、2chを本格化させるために、2ch用の機材の導入をしながら、映画のマルチチャンネルサラウンド用の機材の切り替えを、スイッチをon/offだけですむレイアウトをずっと検討してきた。「PCオーディオに挑戦⑤」では新しいレイアウト図を提示した。下はそれの左右を変えた案。
この案には問題がある。
①2台のパワーアンプP-4600のうちの1台を2chにまったく活用できない。
②ラックを使わない機材の床置きを、左右に配置すればステレオ空間を乱さないが、壁際に機材を置くのでほとんどの機材の端子があるリアパネルを上から覗き込むしかないので、メンテナンスができない。
③SPケーブルが動線にあり、これまで3人くらい危うく引っかかりそうになった。(・_・;
④分散配置でケーブルが増えて、長くなり、コストが嵩む。
⑤PCオーディオを始めて電源がやたらと増えて、一次側と2次側とその他の信号線と機材が接触する。
どこかでラックのように縦積みしないと線を交わせない、、、
☆真・新プラン
これまではリアル・サラウンドを実現するために部屋の全周に配慮せざるを得なかったが、リスポジの背後ならばボリュームの操作はできる。もう何年も物置きと化しているハヤミのデカいラックを、嫁に廃棄を命じられる前に、活用するチャンス!
上の画像のラックを背後に使ってみようかなと。実は、今のルームでも当初はクアドラスパイアの長ラックでスタートしたが、定位と音場を阻害するわ、振動は対策をやりようがないレベルで、結局、床置きにしたのだった。それでもスピーカーの間にはしなかったが、リスポジの前にしていた。サラウンドがメインならばこれで良かった。下の画像はルームの工事が終わって間もない頃なので、ラックを使う必要もないくらいにがらんとしていたし、音はぼわんとしていた。(笑)
しかし、サラウンドシステム・オンリーだったが、2chピュアのシステムを優先させ、PCオーディオをメインにして配線が爆発的に増加した今、音響障害部屋のラックを後置すれば、なんとかやりくりできるのではないか!ということで、下の案を構想中。
このプランでも動線にXLRケーブルが入る。しかしスピーカーケーブルよりはいくらかましである。それよりも、この配置だとP-4600を片チャン駆動で、ないしは、BTL駆動で、モノラル使いができる。しかも、2chの映画でピュア用のDAC、あるいは、プリを使うこともできる。
いやー、サラウンドに拘っていた時には、リアスピーカーの間にラックを置くなんて決して思いつくことはなかった。よし、これで試してみよう。パワーアンプの電源ケーブルがだいぶ長くなるが、極太のでシールドつきならなんとかならんかな〜