PCオーディオに挑戦⑰:roon、メタデータ取得停止(2)
☆プロローグ
先日、『PCオーディオに挑戦⑮』で、roonがメタデータの改善を停止してしまい、それを通知する赤いマークが表示された、また、roonサーバー内に、トラックを追加addできてても、そのトラックの同定identifyが終わらず、メタデータを探しているのか、思考中のマークが止まらない。。。というたぶんわりとよくある現象について記事にした。
このトラブルは、結局のところ、PCの再起動によって終息した。
その⑮以降で、2回トラブルが起こった。2度とも既に終息している。（笑）
☆音質
問題なのは、気分、ではない。赤いマークは警告を受けているようで、当然、気分はよくない。気分はよくないが、それだけ。しかし、考え中なのは、音質が劣化するのである。
☆赤いマークは、、、ムカつく、、、だけ。
画像①で、赤い「！」マークで、「roonはあなたからの接続の認証を上手くできていませんので、メタデータの改善を停止しました。」と書いてある。なんだと、、いくらライセンス料払ったと思っているんだ、少なくとも嫁と2週間くらいはroonのライセンスについて話しあったんだぞ、having trouble verifying your connectionとか、まじでふざけんな、って思うくらいのこと。この赤いマークが出ているだけならば、音が劣化しているなと感じることはないから。繰り返すが、ムカつくだけ。このムカつく画面は、ブラウザの上の方に薄くでている、赤く△で囲まれた「！」を押すと、表示される。
☆回転は、、、無理。
赤の〇で囲まれた「！」マークの方ではなく、その上に白い半弧の「◟」が見えるでしょう。あれは回転しているわけ。そこにはこう書いてある。「音楽をライブラリに追加：トラック数53、追加53、確認0」この場合、確認identifiedが53にならない、ここでは「0」というのは、自分のアルバムのためのメタデータをroonが見つけられていないということが、青いバーの下に書いてある。
音質が劣化しているなと感じるのは、この白い半弧「◟」が回転していることが恐らく表示しているであろう「考え中」の状態のときである。非常に気持ちが悪い再生音である。ノイズがでるとか、帯域が狭いとかではなく、揺らいでいる。
☆設定の「ライブラリ」コーナー
これは通常のライブラリの設定画面。ネジの頭みたいなマークを押すと表示できる。このライブラリの設定画面で、Background audio analysis speedっていうので、トラックの分析に割り当てるCPUのコア数を変えることができる。画像③では14コアとしている。 On-demand audio analysis speedというのは画面上ではOFFにしてある。これらは、再生するときはOFFにしている。「考え中」と同様に、再生音に揺らぎの気配を感じる。ふと思ったのだが、太宰治の「トカトントン」みたいだね。
画像④で、白い半弧の「◟」が回転している。これはノーマルな現象である。そして、この回転と画像②のところで述べた回転は異なるのである。なぜなら、画像④の回転が停止しても、画像②の回転が続いて、続いて、永遠に続くかのように思われてノイローゼになるからである。下の画像⑤は、画像④のライブラリでの処理が終了したあとで、roonがメタデータを改善しているときのものである。つまり、「考え中」を示す回転である。
画像②と画像⑤の「考え中」と、画像④の「考え中」は異なるのである。②と⑤はメタデータに関わっているが、画像④のほうはそうではない。
☆結局のところ
（あ）画像②と⑤の「考え中」が止まらなくなったことがたぶん2回ある。
（い）画像④の「考え中」が止まらなくなったことが何回かある。
先に（い）の画像④のほうだが、PCを再起動することによって、「考え中」が時には10時間以上続いてたのが、ぴたりと停止していた。しばらくは快調で、クリーンなメニュー画面であったが、しばらくすると(1週間くらい)、赤い「！」マークが表示されるようになった。
で、（あ）画像②と⑤の「考え中」なのだが、PCからルーターまで再起動してみても、Roonサーバーのデータリセットをしてみても、どうにもこうにも「考え中」が止まらなくなり、サーバーの操作ページに行くと”Missing Codecs?”と赤くなっている。そこでオリオスペックの酒井氏にお願いしてcodecsを仕込み直したところ、オールクリアー。赤くもないし、考え中でもない。やれやれ、一件落着かと。。。
だのに、およそ1週間前から、またも赤い〇で囲まれた「！」マークが表示され続けた。そしてつい先日、新しい音源をmoraからダウンロードすると、画像②の状態が続いた、朝になっても赤＆考え中。それで再起動すると、これまたオールクリア。。。
どういうことなのかわからん。再起動のタイミングがあるのか。それともPCをシャットダウンしている間に、メタデータの改善が進行するのであろうか。画像③のとこで、"Background audio analysis speed"と"On-demand audio analysis speed"はメタデータの考え中とは違うものだと書いた。しかし、これを両方とも再生するときには音質のためにOFFにしているというのが、関係があるのだろうか。実は、今回の「赤＆考え中」をシャットダウンする前に"On-demand audio analysis speed"のはthrottled「抑えめ」にしておいた。つまりOFFにはしなかった。画像④と⑤のところで両者は関係ないと書いたわけだが、関係ナイわけでもナイ？
うーん。ま、戻ってきてくれたから、いいか～（笑）