PCオーディオに挑戦⑮:roon、メタデータ取得停止(1)
本当はメタデータなどは要らない。料理は素敵な器や盛り付けであって欲しい。カクテルの氷も美的なかち割りであって欲しい。しかしroonのサムネイルやリンクや様々なアフィリエーション機能はないなら、ないで構わない。しかし、roonにとっては一大事であるようだ。
実は、roonのメタデータ作成が停止して、考え中がずっと続いて、赤い注意マーク(⚠︎ )が出るようになった。
ルーターから何まで繋がっているものを再起動rebootするのが良いと、roonのコミュニティーにアドバイスがあったので、やってみた。
おお〜、赤い注意マークが消えた!しかし考え中が止まらない。そして1分も経たないうちに、赤いマーク復活。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
むう。冷静になろう。赤いマークがいつから付くようになったかというと、、、最近。
最近、音源をたくさんストレージにいれた。
最近、LANのEMCフィルターを装着した。
違うだろうなと思いながらも、LANフィルターを外してみた。そして再起動。赤いマークのまま。またLANフィルターを戻す。もちろん赤いマーク変わらず。。。おまけに、コントロール用に使っている別のPCから音源を格納しているストレージにアクセスできなくなった。。。
再生はできる。しかし、新しい音源を足すことができない。何よりも音が鈍っている。この音は違う。canarino filsとSOtMのUSBモジュールのレベルの音ではない。それで、メタデータの取得がうまくいかないとroonは言っているので、それっぽい音源をストレージからどかしてみた。。。赤いマーク。全部の機器にアースしてるからかな、機器のインピーダンスのマッチングが上手くいってないのかな、と赤いマークと関係ないことまで疑いだして、プチ鬱になってきたので、オリオスペックの酒井さんに電話してみた。
酒井氏は、別のPCからストレージにアクセスできないのは、ルーターまで再起動してるから、IPアドレスが変わったのだろうから、スマホのroonアプリの画面でアドレスを確認して、やり直せばよい、と。
メタデータ作成の停止に関しては、「tagをふってないならデータベースをリセットしてみるのはどうか?」と。
やってみた。赤いマークが消えた!消えた!
データベースをリセットしたので、改めて音源のデータベース作りをroonが始めた。これが完了したら、試聴してみようと思っていたが、終わらない。(^^)
2449のトラックの内、2499を追加した。が、データを取得できたのは1820。この数字は昨日の夜のもので、それから10時間近く経過しているが、何も変わっていない。ずっと1820。
酒井氏に再び報告すると、すぐに返事が来て、「おはようございます。とりあえず、一旦操作アプリは強制終了して、その後canarino の電源切って入れ直してみてください」と。
酒井氏の言う「canarino」とは、カナリーノと発音し、我が家のroonサーバーを務めるハイスペックPCである。canarinoの電源を入れ直しました。。。
、、、万事解決。いったいこれまで何人の人が酒井氏のところにroonの相談をしたのだろうか。社会貢献度の高い人だわ。オーディオ界のメッシ、違うか、メサイヤだ!
それで、赤い注意マークもでず、メタデータ取得でうだうだしなくなったroon rockをOSとするcanarino fils9 Rev.5の再生音は、まことにカナリアが忘れた歌を歌い始めたかのように感慨深い。音が良いのだ!本当にroonが落ち着きを取り戻しさえすれば、これ以上ない素晴らしいストレージ兼トランスポートなのである。
とはいえだ、疑問がないわけではない。なんでこうなったんだ?「メタデータ取得ができないから」といっても、例えば、画像データが取得できなくてサムネイルのないアルバムは、実はたくさんあるし、今もroonサーバーの中にある。いったい何のメタデータが得られなくて、roonはpaused / haltedすることになったのだろうか。
謎である。ま、いいか。また音源を戻して検証とかなると、データリセットだの再起動だのIPアドレスを再確認など面倒がもれなくついてきそうだから。とりあえずだ、roonでトラブったらオリオスペックの酒井氏に相談するのと再起動が大事だということですな。よく分からん。(爆)