【シティリーグs4全勝優勝】アルセコケコそらピカについての日記【全文無料】
はじめに
初めまして。ベルクといいます。
今回のシティリーグ2023シーズン4で優勝することが出来ましたので
noteとして記録や所感などを書いていこうと思います。
初めにお断りさせていただきますが、7割くらい日記のようなものになりますのでその点はよろしくお願いします。
デッキ選択について
経緯
新弾が発売し、環境が激変したためいろいろなデッキを試していたのですが、どれもいまいち手に馴染まずデッキを決めきれずにいました。
具体例としては
・サーナイト
練度を高めきれず時間内に終わらない可能性が高い、雪道がきつい
・ロストバレット
そらピカがきつい、手札干渉きつい
・ルギア
リストそのままでもなぜか回らない、雪道がきつい
・ディンルー
そらピカで詰む
・パオジアン
雪道がきつい、そらピカもきつい
・ミライドン
エレキジェネレータの機嫌次第
試したのはこのあたりで1週間前のことです。
きついとこを見返してると
・雪道
・手札干渉
・そらピカ
の3点が今の環境にかなり刺さっていることに気づきました。
ここでシティ入賞で気になったデッキレシピをとりあえず保存していたことが役に立ちました。
それがこのデッキです。
もともとアルセコケコは去年のシティでも準優勝できたりしてかなり気に入ったデッキだったんですが(旧レギュ最後のシティもアルセコケコでした)
↓その時の日記
ロスギラがきつかったりミュウが雪道克服したりマリィがなくなったりで新レギュになってからはほとんど触っていませんでした。
ですが、ナンジャモの登場、ミュウの減少、環境への通りを考えるとかなり理にかなった選択だと感じたのでもう1度アルセコケコを握ることにしました。
デッキ内容
デッキのベースは先述した入賞レシピをコピーしたものになります。
ベースを作成した671s様のnoteを貼っておきますのでそちらをご覧ください。引用の許可ありがとうございました。(このnoteの存在を知ったのは優勝直後だったりします)
上記noteに各対面への詳しい動き方や採用カードなど、自分の思ったところの9割くらいが書かれてあり、話が被ってしまうことが多いので、ベースのデッキから弄ったとこや弄らなかったとこのポイントを書いていこうと思います。
当日使用したデッキ
上記のレシピから数枚変更したのが以下のデッキになります。
変更内容はサポート配分の変更と森の封印石の追加です。
以下もう少し補足していこうと思います。
ポケモン
アルセウスV×4 アルセウスVSTAR×4
スタートしたいポケモンなので最大数採用。
進化してスターバース打たないと話にならないことが経験上多いので、進化後も最大数にしました。しんかのおこうがレギュ落ちしてなければ3枚でもいいと思いますが、今のカードプールなら4枚にするのが安定だと思います。
4枚目のHR持ってなかったので1週間前に慌てて買いました。
カプ・コケコV×2 カプ・コケコVMAX×2
2体使いたい対面もあるので2枚採用。逃げエネ0の進化前がレギュ落ちして基本的にスタートしたくないポケモンになったのが惜しい。
進化前の技は使わんかなあとか思ってたけど下技は地味にサーナイト対面で刺さったりするので侮れない。
どの対面でもワンチャン作れるカードなんで気に入っています。
SRとHRは趣味で買ってたけど普通に使うことになるとは思ってませんでした。
そらをとぶピカチュウV×2 そらをとぶピカチュウVMAX×2
こちらも2体使いたい対面があるので2枚ずつ。逃げ0なのも偉い。
環境的に刺さりまくってたおかげで圧倒的な活躍を見せてくれました。
コケコとそらピカの組み合わせは闘弱点を闘抵抗で補ったり、小物が得意なそらピカと大物が得意なコケコと見れる範囲が違ったりといい感じで補完してくれています。
他のタイプも含めるともっと良い組み合わせがあるかもしれませんが、単色でこれができるのが一つの魅力だと思います。
グッズ
ネストボール×4 ハイパーボール×4
当然の最大数。盤面が出来上がれば空打ちして圧縮しておきます。
あなぬけのひも×2
入れ替え札を使いたい場面はコケコスタートしたときくらいなので、実質的なボスの指令として使えることがあるあなぬけのひもがベストだと思います。
ポケギア3.0×2
サポートでデッキを回していく構築なので削りたくない枠。
初動で使うこともあるが、基本はナンジャモジャッジマンで山に返しておいて終盤でボスやナンジャモを引き入れるのに使いたい。
ポケモンの道具
パニックマスク×2
元となった構築を見て衝撃を受けたカード。
流行りのフワンテやサーナイトに対して相当優位に立てるので削れない枠かと。
先2でダブルターボトリニティノヴァをHP220のパオジアンやミライドンに当てた時にダメージ受けなくなったりするのでサナ対面以外は雑に貼っても役に立つことも。(ロスト対面でスイーパー撃たれてロスト稼がれるところだけ注意)
森の封印石×1
前々日に追加したカード。削ったのはサポートの枠1枚。
後1トリニティチャージの要求値を減らせるほか、初手雪道を置きたい対面や進化する前にアルセウスVが倒されて後続がVMAXだけの時にも役に立つカード。
シティ当日はこれを使ったおかげで勝てた試合もあったので入れて良かったと感じた。
サポート
ナンジャモ×4 ジャッジマン×3 博士の研究×2
この配分に関してはギリギリまで考えた枠です。
元構築で回していて感じたのは、リソースを切りたくないタイミングで博士を使わざるを得なかったのが大きいです。
このデッキは2‐3‐3か2‐2‐3のサイドプランを押し付けなければいけないので、博士で切ったVをやまびこホーンで呼ばれてサイドが崩されるのが負けパターンの1つです。
そのため、余計なVのたねポケモンは切らずにプレイしたいためにまず博士を1枚削りナンジャモを4枚に。
その後も回していると森の封印石を入れたいと感じたため、どこを削るかとなったときにナンジャモ4枚目と博士3枚目を比較してナンジャモのほうが使用頻度が高く、博士はゲーム中に1回使えたら良いと割り切ってこの配分に。
ボスの指令×4
このデッキはダメージが低いので的確にサイドを取っていく必要があるので、ボスをいかに打って効率良くダメージを重ねられるかが非常に重要な為、最大数採用して終盤のナンジャモやジャッジマン後に少しでも引ける確率を増やしました。
結果、打ちたい場面でボスを握っておけたので4枚はマストだと考えます。
スタジアム
頂への雪道×3
現レギュ最強カードです。4枚入れたいところでしたが3枚でも普通に足りてました。
エネルギー
ダブルターボ×4 雷エネルギー×8 Vガード×1
ダブルターボ4枚はアルセウスを使う上で当然として、Vガードエネルギーは苦手なギラティナVSTARのロストインパクトを耐えるためのカードです。
今のギラティナが入るデッキは雪道採用が主なので神殿で消される可能性は低いと思います。残りは雷エネ8枚、このくらいあればかなりの確率で初手にエネルギーを貼れると思います。逆に基本エネをこれ以上削るとアルセウスで2回行動したらエネが最大数貼れなくなるので効率が悪いかと。
その他採用を検討したカード
チェレンの気配り
ドロー系サポートを減らせなかったのとアルセウスは後続にエネさえついていれば倒されても問題ないので不採用。
ツールジャマー
パニックマスクと比較したときに他に役に立つ場面が思いつかなかったので不採用。
こだわりベルト
ミュウデッキのゲノセクトVを倒すときに必要だが数が少ないと想定して不採用。
ミミッキュ対策札(キャンセルコロンとフヨウ)
踏んだら裏倒し続けるか諦めることを決めたので不採用。
キャプチャーアロマ
シティで魂のコイントスやりたくないので不採用。
すごいつりざお
やまびこホーン対策で入れたいカードだけど現在入ってるデッキがロストカイオーガくらいだと思ったのでプレイングでケア出来ると判断し不採用。
当日のマッチング内容
このパートは日記みたいな感じです。
今回のシティは4月30日に福岡県北九州市にある竜星の嵐 小倉駅前店にて開催される大会に参加しました。
定員は128名でしたが当日の参加者は99名だったようです。
この時の目標はcsp10pt(これでトータル30ptになるため)でした。
予選
1戦目:サーナイトex(リバーサル型)
後攻 5‐3時点で相手が投了
アルセウスVスタート
この試合が正直めちゃくちゃ上振れていて、やりたいタイミングでやりたい動きが完璧に出来た。
後1トリチャ、後2神殿割りつつ雪道ジャッジパニックマスクノヴァ、後3リバーサル構えたアルカナシャインサナをボスダイバルーンで倒す。
先4で雪道をようやく割られたけど、サナexで殴るしかなかった盤面だったので前に出てきたところを後4で雪道貼り直しつつ2パン狙いで殴り、返しにそらピカ取られるもexを倒しつつ相手の薄い山を見てアルカナシャインケアで手札干渉。
こちらの動きが流石に強すぎた。
2戦目:ロストバレット(カイリューV+カイオーガ)
先攻 6‐2
アルセウスVスタート
相手がじゃんけん勝って後攻選択、ライコウVスタートでミライドン系と思いアルセウスをもう1体用意。するとキュワワーが置かれてロストと判明。
後1でアクロマに触れなかったようで殴られずそらピカ置きつつノヴァで盤面作りつつ倒す。
後3でカイリューVが起動し後ろのアルセウスVを差し出した後、ダイバルーンでサイド進め、ドラゴンゲイルで削れたライコウVをダブタ付きノヴァでぴったり倒して5‐2。
やまびこホーン切ってたのが見えてたのでこの時点でほぼ勝ち盤面だった上に雪道や手札干渉が刺さってカイオーガも起動できずそのまま勝ち。
負けてたとしたらそらピカが進化する前に取られるパターンかやまびこボスで後ろにアクアストーム5枚取り(前のターンのロストマイン込み)。
3戦目:ロストバレット(かがやくリザードン)
先攻 5‐2時点で相手が投了
確かアルセウスVスタート
相手がかがリザスタートだったのでおそらくロストと判断してそらピカを2面展開。
サイド3‐3で取られて負けるのが1番弱いので、敢えてVMAXを1体、Vを1体でそらピカを置いてたらクロススイッチャーでVのほうを狙ってきた為、残ったVMAXでダイバルーン連打して詰み。
4戦目:ロストバレット(ザマゼンタ+カイオーガ)
先攻 6‐2
確かアルセウスVスタート
疲れで記憶がはっきりとないけど、これもそらピカ2面立てて、ザマゼンタ+ヤミラミでアルセウス倒されたからVMAX2面立てて雪道と手札干渉しながら正面を倒して勝ちだったと思う。カイオーガ型には結構雪道が刺さる。
大体この辺で目標のcspは越えたかなあって思ってました。
5戦目:パオジアン+パルキア
先攻 6‐2
そらピカスタート
そらピカ2枚とアルセウス立ててダブルターボまで貼れて返したら相手がネオラントスタート、ゲッコウガサイド落ち、パオジアンパルキアセビエ1体みたいな感じで苦しそうな盤面だったので雪道貼りつつノヴァとボスでセビエを取る。お相手にネオラントじゃないんだと言われたけどセグレイブ進化されて上振れて後ろの進化させたそらピカVMAX取られたらもう1枚サイド落ちしててヤバかったのでそれでよかったと思います。(まあ222で取った方が早かったかもってのはあるから諸説)
結局雪道割られて後ろのそらピカVの方取られたけど、あとはまた雪道貼りつつダイバルーンでパルキア倒したりで勝ち。
お相手のサイド落ちがゲッコウガ、カイオーガ、セビエ、パオジアン、ロストスイーパーみたいな感じでグロかったおかげみたいなところはある。
6戦目:ディンルー
先攻 4‐2時点で相手投了
アルセウスVスタート
ここまでなんやかんや初手エネが貼れてたけどここでついに貼れず。
相手はダイバルーン連打されるのがきついのが見えてたのでスターバース絡めてそらピカに雷エネ+ダブルターボで動かすプランに変更。
あとはダイバルーン連打+裏もそらピカの盤面作った時点で投了。
予選終了
ここまででコケコは1回も技打ってないです。(サナの時にダイショック2回で倒すプランがあったので育てはしていたけどそれ以外は一切出てこなかった。)
森の封印石も使ってないので全体的にかなり上振れてたんじゃないかと思います。
不利対面引いてないのもデカい。
そういう感じで予選1位でトナメ進出。
2、4、5、6戦目に当たった方も予選突破してました。
みんな強くない??
トーナメント
1戦目:れんげきルギア
後攻 0‐4時点で相手方の都合によりジャッジ判断で不戦勝
コケコスタート
出してないとか言ってたらトナメでいきなり出てきたコケコ君。逃げ0コケコ返して。
ルギア対面は後1トリチャ撃って次のターン進化してスターバースかなあとか思ってたらそらピカは育ったものの自分のジャッジマンで事故りひゃくれつラッシュでアルセが飛んでスターバースも打てず、コケコも取られてそらピカ単騎に。
ここでお相手に電話がかかってきて一時離席。この電話が長引き10分くらい経ったところでジャッジの判断でここで不戦勝とすることに。
奥さんの迎えに行く予定がもともとあったとのことで予定の入れ方はちゃんと注意しようと思いました。
ちなみにその盤面で続けていた場合そらピカ突破がかなり難しかったらしく勝てそうではありました。時間内に収まらなかったとは思います。
準々決勝:れんげきウーラオスVMAX+インテレオンVMAX
後攻 6‐5
コケコスタート
プランとしては最終的にそらピカの抵抗力を生かして戦うのがいいと判断。
アルセウス立ててトリチャまでどう持っていくかって感じの手札で、森の封印石貼りつつ博士。アルセウスとダブルターボを用意できたので封印石であなぬけのひもを持ってきてそらピカにトリチャ。
無傷で帰ってきたものの進化したら殴れず、進化先はいっぱいという手札だったのでここは盤面を作るためにコケコにトリチャを打ちアルセと取ってくれと願いながら番を返す。
するとれんウーが進化しつつしっぷうづきをされたのですかさずコケコをVMAXに進化してダイショック。入れ替えられず帰ってきたとこを今度はダイバルーン。するとお相手がもう1回れんウーVMAXでボスしっぷうづきでコケコを狙ってきたのでダイショックで削り、返しに倒されるも最後はボスで倒し切り3‐3で取って勝ち。
相手が序盤にチャーレムVを切ってしまったのがプレミだったと言っていたので確かにヨガループされていたら厳しかったかもしれない。
あとはアルセ倒される場面でキョダイレンゲキだったらそらピカ削られてて違う結果になってたかもしれない。
準決勝:白ルギア
後攻 5‐4時点で相手投了
アルセウススタート
初手雪道来い!!!!って願ったら2枚来てトップ雪道でした。そこまでやれとは言ってない。
先2アッセンブルスターされるとどうしようもなくなりそうだったので雪道トリチャ。ダブタあってよかった。ただ加速先がもう1体ハンドにあったアルセウス。
先2はかぜよみでアーケオストラッシュだったものの上には乗れない手札だったのでとりあえずパワーエッジ110点。
先3で相手は博士でかなりいろいろ巻き込みつつアーケオスをトラッシュし雪道を割ってきてルギア起動。前のアルセウスが倒される。
ここでなんとかアルセウスVSTARにつながったので後続のそらピカを出しつつトリニティノヴァ相手のVガード込み170できぜつ。(このダメージライン全く意識してなかったとか言えない)
この返しで相手はボスが引けずそらピカが生き残ったので、進化させてダイバルーンでルギアを倒し、突破できるポケモンを用意できなくなったところで投了。
1手の差だったので危なかった。
決勝:ディンルー(予選最終戦の方と再戦)
先攻 6‐5
アルセウスVスタート
予選の対戦とその後の会話である程度お互い構築をわかっている段階ので対戦。そらピカを正面から突破できる手段がないのを知っていたので、後ろにそらピカを立てる。
後1でものすごい回りをされて盤面完璧につくられた上にルチャブルペインスプーンでアルセウスにダメカンが乗ってスターバースが使えなくなったが、どうせすぐ倒されるしそらピカは育てばいいので封印石はりつつ育てる方針に。
アルセウスが倒されたあとは手札干渉の打ち合いをしながら削りあう展開。(だったと思うけど気合入ってたのか記憶が曖昧。)
お相手のプレイングがめちゃくちゃ的確でひもやボスを絡めながら着実に削られ、ボタンで回収されたりとかなり強い動きをされていたが、こちらがサイド4枚目取ったときのあなぬけのひもがめちゃくちゃ強力でサイドをすすめることが出来た。
最終的にはこちらがそらピカ単騎になったのでそのまま押し切り勝ち。
めちゃくちゃ強い方だと感じてたらほかの方に声をかけられてて、後から調べたらPJCS2019でベスト8で配信卓にも映っためちゃくちゃ実績のある方でした。
最後に
というわけで2年連続アルセコケコを使ってシティ好成績を残すことが出来ました。
他会場でも使用者がそこまで多くないで上位入賞や優勝しているので今の環境にかなりマッチしているデッキになっています。
反面、結果がある程度出てしまったのでこれからはこのデッキを無視できないという環境になっていくかと。具体的にはやまびこホーンの採用が増えたり次の151で登場するエリカの招待がかなりネックになってくるかなあと思っています。後者の方はどのくらい採用されるかなんともいえないですが。
何かご質問等ありましたら気軽にお声がけください。答えられる範囲でしか答えられないですが…
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