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世界遺産検定2級チートシート(2024/7/6 CBT受験)

試験まで1週間の時点で対策0の私が84点で合格できた時に
「ここだけ覚えるぞ~~」って作ったメモです。
※ボリューム多めです。



やったこと

まず、1週間でやったことがコチラです。
(1週間しかなかったので、最低限。。)

  1. 公式教本の「世界遺産の基礎知識」「日本の遺産」を読む

  2. 過去問を解く(←ここでできるだけ外国の遺産見とく)

  3. ネットで最近の世界遺産委員会で何があったのかを見る

やったことはこの3つだけです。(これしかできなかったとも言う。。)
この3つをしながら覚えとこうと思ったことを都度メモにしてまとめて、
前日・当日にそのメモをめちゃくちゃ読み込んで暗記しました。

結構大量になりましたが、
・超直前で何も対策できていない!!
・覚えることが多すぎる!
という人は参考にしてみてください~~



世界遺産の基礎知識

公式教本の「世界遺産の基礎知識」の章で私がここだけは覚えねば、、!
と思った単語とかです。
※「→」のあとは正式な表現ではないけど、自分なりのイメージをつかむために覚えた部分です。(ここと、正式名称を覚えればざっくり流れはつかめると思います。。)

①世界遺産誕生までの流れ

関連機関も成立の流れと一緒に覚えました(貼ると極小になってしまう。。。)

■「世界遺産誕生までの流れ」の中で覚えた単語(not時系列)

  • 世界遺産条約(1972):世界中の文化財・自然環境を「顕著な普遍的価値」を持つものとして世界遺産リストに登録。文化/自然遺産の定義、世界遺産リストと危機遺産リストの作成、世界遺産委員会や世界遺産基金の設立、遺産保護のための国内機関の設置や立法行政措置の講師、国際的援助などが定められている。
    →文化と自然を一つの条約の下で保護している。
     義務や責任は保有国教育・広報活動の重要性も書いてある。

  • アテネ憲章(1931):のちの世界遺産条約の考え方につながる「歴史的な建造物の維持・保存の重要性」などの概念を規定。
    最新技術は使ってOK

  • ヴェネチア憲章(1964):アテネ憲章を批判的に継承した。
    最新技術は使うのNG、真正性の概念

  • ハーグ条約(1954):WWⅡを経て国際紛争や内戦、民族紛争などの非常時において文化財を守るための基本的な方針。
    →「武力紛争の際の文化財保護に関する条約」という正式名称を覚えておけばイメージがつく

  • ICCROM(1959):正式名称「文化財の保存及び修復の研究のための国際センター」。本部はイタリアのローマ。
    ICOMOSよりも先にできている。

  • ICOMOS(1964):正式名称「国際記念物遺跡会議」。本部はフランスのパリ。世界遺産委員会に諮問機関として参加。契約により、推薦書作成のアドバイスをする。
    →世界遺産センターに届く文化遺産の推薦書を基に専門調査を行う
     ヴェネチア憲章の原則を基に設立

  • IUCN(1948):正式名称「国際自然保護連合」。本部はスイスのグラン。世界遺産委員会に諮問機関として参加。
    →世界遺産センターに届く自然遺産の推薦書を基に専門調査を行う

  • 世界遺産条約締約国会議:全締約国による会議。世界遺産基金への分担金の決定や監査、世界遺産委員会委員国の決定とかをする。

  • 世界遺産委員会:21か国で構成。1年に1回開催されて、ここで世界遺産リストの記載に関する審議とかをする。任期は6年だが、自発的に4年で任期を終えること、一度委員国になった場合は6年立候補しないことが求められている。

  • 世界遺産センター(1992):パリのユネスコ本部に常設。各国の推薦書の受理や登録、世界遺産委員会の運営など常設の事務局。

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