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ブルグミュラー先生、はじめまして

30年近くぶりにピアノの生徒となり、はじめてブルグミュラーを手に取りました。(本来はブルミュラー、がドイツ語的には正しいとかとか?)
先生の指定は、東音企画から出ている、今井顕先生の校訂版。

ブルグミュラー25の練習曲

昔からの定番教材。早い人は小学校低学年とかからでもやったりする、という情報もネットで見ました。ピアノをやる人のほとんどが通る道…というのが一般的なイメージかと思いますが。こどもの時は別の教材で進んだので全くやったことがなく、ピアノ習ってた時間の割にずいぶん遅いブルグミュラーデビューになってしまいました。自分にとっては今が適齢期だったのでしょう。
とにもかくにも、ブルグミュラー先生、はじめまして、よろしくおねがいします。

おすすめする先生はたくさんいても、批判するものは今まで見たことがないので良い教材なのだろうなと思い、先生からの提案に、はいやります、と即答しました。
長い長いブランク明け、リハビリにいいかなくらいの気持ちで。

まず見た目、品よくおしゃれ。

表紙は25番、貴婦人の乗馬にちなんだものなのかな。
表紙に光沢がありスマホでとると映りこむので画像はネットからもらってきました。。。

全25曲、1曲が見開きの2ページに収まるようになっていて、最初の方は音符も少なく見やすい。そしてタイトルに合わせた挿絵がついていて、曲のイメージをつかむのに役立つと思いました。とっつきにくさはあんまりなさそう。

怖い先生ではなさそう

チェルニー先生はページ黒っ!!テンポ速っ!!って感じで音符がびっしりなスパルタイメージですが、ブルグミュラー先生は音の間隔のあいたもの、つまったもの、いろんなバリエーションがあるのだなぁと思って眺めました。
あまりいかめしい先生ではなさそうでよかった(脳内イメージ)

まっ、実はチェルニー先生もやってないので、、良く知らないんだけど。
チェルニー先生は、こどものときの先生が、チェルニーは使いませんってはっきり言われたことを覚えています。こらえ性のない私に合わないと判断されたのかも。

きれいな曲かつお題が明確

身に着けさせるテクニックとか、こういうところに気をつけて弾きましょう、というポイントが明確に伝わってくると思いました。それが練習曲なんだろうし、ほかの練習曲もそうなのでしょうけど、それをほどよいボリュームの曲にして、なおかつとても美しいというのがすごいなぁと。
なるほどこれまで多くの人が勉強してきて、いろんな先生におすすめされるのがわかる気がします。そして、こどもの時にいかに適当にやっていたか…。
ピアノの練習ABCもきれいな曲で好きだったけど、ブルグミュラーはタイトルもあってより曲らしいというか、めざすべきところが想像しやすいと思いました。




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