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「Bepro」メッセージ機能を新たに追加
ここでは、新たに追加された「Bepro」のメッセージ機能を紹介します。
Beproメッセージ機能は、Beproユーザーがそれぞれの携帯端末やPCを通して、ユーザー同士で映像の共有やコミュニケーションを図るためにあります。
具体的には、Beproアカウントを持つ選手やコーチ全員が、クラブ内で他のユーザーと容易にメッセージのやり取りができるようになりました。また、メッセージに付随し、Beproプラットフォーム上の映像や端末に保存されている映像、Beproエディターで編集されたあらゆる映像をユーザー同士で共有することが可能です。
ここからは、当社のデモページでも登場するFCヘラクレスを題材に、メッセンジ機能がクラブにどのような利点をもたらすのかをご覧いただきます。
従来の状況
FCヘラクレスでは、クラブ全体での映像の保存・共有において、様々な方法で行ってきました。WeTransferなどの転送サービスを通じた映像共有、Lineやメッセージアプリを使った情報交換、昔ながらのUSBを使用するなど、FCヘラクレスではクラブ内で映像を共有するための一貫した取り組みがなされていませんでした。
このように映像の共有や情報交換へのアプローチが、目的や時間、相手によって異なることで、チーム内における情報共有が混乱を招きかねない状況となっていました。その他にも、映像や情報の漏洩リスクも同時に伴っていました。
「Bepro」メッセージ機能の追加
クラブのワークフローを考慮に入れながら、Beproのメッセージ機能がクラブに対してどのようなサポートができるかを説明します。
①試合に向けた準備
クラブのコーチやアナリストは自身のIpadやPCを利用し、選手にフォーカスしたシーンや相手チームのセットプレイシーンなどの特定の映像をBeproライブラリから探し出し、メッセージ機能を使って他のスタッフや選手に共有することができます。また、コーチ陣は共有された映像の上からBeproエディターなどを通じてさらなる編集を付け加え、戦術や留意点を明確化した上で同様に共有することが可能です。
選手は一方で、共有されたそれらの映像を自身の端末(通常はタブレット又は携帯)のメッセージ機能から確認することができます。
メッセージ機能はBeproエディターと併用して使用できます
②試合
メッセージ機能では、試合のライン上で指示を出すコーチとスタンドから試合を見守るアナリストがクリップを共有し、瞬時にお互いがコミュニケーションを取れるような状態を作ります。スタンドにいるアナリストは、試合映像(ライブフィードの場合)をその場で素早くクリップに切り取り、瞬時にピッチサイドのコーチと選手に共有することができます。例えば、左サイドバックの外側から複数回チームが崩されていた場合、その特定シーンの映像と共に戦術的なアドバイスを付け足したクリップを共有することで、コーチが見落としていた可能性のある情報をアナリストが即座に提供することができます。
映像を選択し、伝えたいメッセージを添えて共有
③試合後
メッセージ機能を利用することで、試合終了直後に試合映像がコーチや選手全員に共有され、試合後の移動中などでも速やかに試合の振り返りが可能になります。コーチやアナリストは、選手自身が試合を鮮明に覚えているういちに、映像とメッセージを通じてフィードバックを行えるのです。
試合直後にコーチやアナリストが映像とメッセージを通じたフィードバックを選手に行えるため、試合の記憶が鮮明に残っているうちに選手に働きかけることができます。
④練習
コーチやアナリストは、練習に戻ってきた選手たちに対してもメッセージ機能を活用できます。それは、試合映像だけでなく、トレーニング映像のビデオクリップもクラブ内で共有できるからです。選手にフォーカしたトレーニング中の映像を選手やコーチ同士でも共有することで、トレーニングの質の向上や、練習における選手への視覚的なフィードバックが行えるようになります。
他にも、FCヘラクレスではトップチームからユースチムまで複数のカテゴリーがメッセージ機能を使用することで、カテゴリーを超えたコーチ同士での練習内容の共有が可能になり、クラブ全体のコーチングのレベルアップにも繋がります。
メッセージ機能はどの端末にも対応可能
プレイヤーに対しての継続的なフィードバック
Beproプラットフォーム上で利用できる今回のメッセージ機能は、コーチやアナリストが継続的に選手にフィードバックができる環境を整えました。同じくBeproプラットフォームでは映像のライブラリ作成が可能なため、シーズン中のフィードバックが映像クリップとしていつでも容易に常に見返すことができます。
最後に
Beproは、コーチやアナリストと選手が容易に映像の共有を行い、それらの映像を通じたコメントやフィードバックが恒常化されるような仕組みを作っていきたいと思っています。今回はそれの第一歩として、Beproのメッセージ機能が追加されました。
【お問い合わせ】
会社名:Bepro Japan合同会社
担当:ファンティー二直木
Email: updates.jp@bepro11.com
Twitter: @bepro_jp
サービスURL:https://www.bepro11.com/main