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技術イベント開催後の仕上げはスピーディに丁寧に / #技術広報AdventCalendar
技術イベントをやった後の仕上げのタスクを迅速に丁寧にやったほうが良いと思うのでそのことについて書きたいと思います。
この記事は 技術広報 Advent Calendar 2024 シリーズ2の8日目の記事です。西から来た馬づらの男の通り名で活動しています。
今年も、企画・運営の立場で、技術イベントを10件程度行いました。イベント主催となると無事に終わったらホッとして放心状態になるのですが、イベント直後の仕上げタスクも大事と感じます。熱が冷めないうちにサクッと迅速にやったほうが良いと思うので、箇条書きでまとめて書きたいと思います。技術イベントを開催しておられる技術広報の役割の方に参考になると嬉しいです。
1. 発表スライドの発信と掲載
技術イベントではいくつかの発表がなされますが、その発表スライドが公開可能であれば(事前に許可を取って)主催者側からもすぐに発信すると良いと思います。イベント告知などでconnpassを使っている場合はイベントページの資料一覧にも掲載します。参加出来なかった人があとでスライドを閲覧することができます。イベントのアウトプットが一覧でまとまっていると、参加者も閲覧しやすいです。
2.togetter まとめ(X)
ワタシが運営していたイベントでは、ハッシュタグを設けてXでの発信を参加者に促します。イベント直後にXのまとめをtogetterで作成します。盛り上が可視化されていいと思います。イベントの余韻を楽しむこともできます。主催者冥利に尽きますねぇ。まとめ技術についてはこちらを参考になさってください。
3.次回のアナウンス
次回も参加していただくようアナウンスが大事です。次回の開催予定が決まっていれば必ずやりましょう。未定の場合も時期感を伝えるのもいいでしょう。
4.参加してくださったことに対する感謝のメッセージ
参加してくださったお礼をXで発信したり参加者宛のメッセージで送付したりします。
5.参加者属性、統計情報の振り返り
参加申し込みの集客状況など時系列で振り返ります。イベントページにconnpassを活用している場合は「統計情報」で閲覧できます。どのタイミングでの集客が良かったか、何かの施策が効いたのか確認します
6.アンケート結果の分析と振り返り
参加者に回答していただくアンケートは貴重です。参加者からのフィードバックを元に、客観的な振り返りと次回のアクションプランを検討しましょう
以上、いくつかの観点で述べてきました。これらは、過去のJBUGコミュニティの運営で教わったりして培ったものです。コミュニティで教えてくださった関係者の皆様には感謝したいと思います。
上記に列挙したタスク、できればイベント開催の直後の仕上げとして迅速に、そして丁寧にやっていくと良いんちゃうかと常々思っています。
締め
ということで、エンジニア向けの技術イベントに関してイベント直後の仕上げタスクについて書きました。技術イベントはそれぞれの立場で学んで、日々の活動に生かし、自身のアウトプットに繋げる、そんなサイクルができると良いですね。
これまでワタシが関わり、ノウハウを教わってきた #JBUG などのコミュニティの先人の皆様には感謝です。
技術広報 Advent Calendar 2024 シリーズ2、バトンを受け8日目として執筆しました。明日12月9日は @saku_238 さんです。
あと17日でクリスマスですね、技術広報アドベントカレンダーやその他の技術系アドベントカレンダーも楽しみです。