Be Talk #10 岩澤 直美 / 株式会社 Culmony CEO 【あることをきっかけに高校3年生から多文化理解の教育に関する活動をスタート、努力家な彼女の本質に迫る。】|株式会社Be 公式note
こんにちは。
株式会社Beの広報担当です。
Youtubeで配信している「Be Talk」。俳優の太田裕二さんと、SDGsに取り組む企業や、そういった活動をしている素敵なゲストとの対談をお届けしています。ゲストの方の『Beの生き方』を探っていくなかで、新たな一面が見られるのが面白いところです!
さて今回は、Be Talkの第10回目のレポートを書いていこうと思います。
今回のゲストは株式会社 Culmony CEO の 岩澤 直美さん。
高校3年生の時から多文化理解の教育に関する活動を始めたという、努力家な岩澤さんに迫っていきます。
このnoteは、下記YouTubeの動画と合わせてご覧いただくとより楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=wkssGiMO0Cw
活動のきっかけ
「パワーやオーラがすごいですね」と、太田さんの一言からスタートした第10回BeTalk。今回のゲストは、東京大学の大学院で教育の研究をしつつ、児童に向けた多文化理解のためのプログラム開発をしている、株式会社 Culmony CEO の 岩澤 直美さんです。
岩澤さんを動画で拝見した第一印象は、とても明るく、活発で若々しい女性、という印象です。
株式会社 Culmonyの「カルモニー」とは「カルチャー」×「ハーモニー」の造語なんだそうです。
お母さんがチェコ人、お父さんが日本人の岩澤さんは、幼いころからいじめや偏見、差別等の経験があったとのこと。自分は日本人だと思って生活しているのに、見た目で外国人扱いされることが多く、そういった経験から今の活動を始めるきっかけが生まれたのだとか。
「自分自身がいじめや偏見、差別の経験を経て、その本質ってどこなのかなって思ったときに、幼児からの価値観や態度が大きく影響していると思った」と語る岩澤さん。
それを育成できるようなプログラムが、まだまだ日本で広がっていない事に気づき、広げていきたいという想いから高校3年生で活動を始めたとのこと。
偏見を受けてきた過去がきっかけ
「偏見を受けたとおっしゃられましたが具体的には?」とちょっと突っ込んだ質問に、過去の体験を教えてくださる岩澤さん。
「日常的に多いんですけど、すれ違った子供にアメリカ人だといわれたり、外国人と間違われて不動産を借りられなかったりすることもある」とのこと。
確かに、最近は外国の方が日本で働いている姿が増えているのであまり気にしませんが、幼いころはちょっと違った見た目の人を見かけると、興味本位で目で追っていたかもしれません。そういった感覚も、日本人特有の固定概念だという岩澤さん。
そういった偏見に対して「日本人として内側に入れないと思うと悲しい。いつまでたってもよそ者扱いで。私も日本人の一員なのに」とちょっと寂しそうに語る岩澤さん。
ちょっとセンシティブな部分ですが、大事な話ですよね。聞いていて、私自身も普段から人と接するときの第一印象の受け取り方など、気にかけようと思いました。
自分らしく生きる事
「岩澤さんのBeの生き方とは?」と、尋ねる太田さんに対して、岩澤さんはこう答えます。
「私自身も含めて、誰もが自分のアイデンティティを持ち、それを肯定されて、お互い受け入れ合うことができる社会の中で、自分らしく生きられることがいいかなと思います」
周りからの見られ方ではなく、「”自分がどうありたいのか”に対し、自分の人生を他人に決められたくないという部分を大事にして、それを受け入れてもらえることが必須」と続ける岩澤さん。
太田さんも「我々も勝手に、こういうことをしそうな人だとか、こういうことをしてくれそうな人だって思いがちに過ごしてますから。そういったことに、我々もどこかで気づくべきという事ですよね」と納得の表情。
「周りがどう思うかという期待に応えようすると、どんどん自分をなくしてしまって、自分のルーツや存在を否定することにもつながってしまうので。それよりも、自分の事を大事にできるように、相手のことも受けれていくことも大事」という岩澤さん。
確かに、人種などの偏見がなくても、自然と周りの期待に応えようとしてしまう人は、多いのかなと私も思います。でも、それだけでは自分の事を見失ってしまうという岩澤さん。その一言に、ハッとさせられました。
岩澤さんが活動の中で大事にしていること
岩澤さんは、ずっとコンプレックスの塊だったと言います。見た目や、自分のアイデンティティが揺らいでいること、周りの期待に応えられない、などの経験をしてきたそうです。その中で「ここ数年、周りに目を向けていたところから、自分の内側に目を向けるようになって、どんどん自信がついてきたような気がします」と表情明るく話してくださる岩澤さん。
そんな岩澤さんに「揺らいでいるアイデンティティが、”あ、私なんだ”って思った瞬間はありますか?」と太田さんの質問。
「ずっとナニジンかを決めようとしていたんです。自分は日本人なのかチェコ人なのか、何を勉強しているのかっていう肩書も、カチっと求められているものにしたかったけどできなくて。でも、「あ、決めなくていいや」って思った時から心が楽になりましたね」と岩澤さん。
一つの個々にこだわるのではなく、全部ひっくるめて私なんだって気づけたことが大きかったそうです。
いかがでしたか?
岩澤さんの過去から生き方まで、普段何気ない生活を送っている裏では、こういった世界が今だに広がっているんだなと実感する時間でした。
Youtubeの動画のほうもぜひチェックしてみてくださいね。
次回のBe Talkも、株式会社 Culmony CEO の 岩澤 直美さんとの対談をお届けします。ぜひご覧ください!
【岩澤直美】
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【Beの生き方について】
▼テトラノオト#40「 beの肩書き/doの肩書き」
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Be Talkの構成作家でもある谷崎テトラ氏がBeの生き方について語る動画です。
▼書籍「beの肩書き」兼松佳宏氏 著
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