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Be Talk ♯59 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団・野口 理佐子/アースデイ特別インタビュー後半|株式会社Be 公式note

こんにちは。
株式会社Beの広報担当です。

YouTubeで配信している「Be Talk」
SDGsに取り組む企業や、そういった活動をしている素敵なゲストとの対談をお届けしています。
ゲストの方の『Beの生き方』を探っていくなかで、新たな一面が見られるのが面白いところです!

今回は、Be Talkの第59回目のレポートです♪
前回に引き続き、ゲストは一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団、専務の野口理佐子さん。
前回のインタビューを踏まえ、現在行っている活動や、財団を作ること、SDGsについてなど、野口さんの本音の思いをたくさん伺いました。

インタビュー前半の記事はこちら。
https://note.com/beofficial/n/n6dc927dbaeb3

今回の記事も、YouTubeの動画と合わせてご覧ください。
動画はこちら。
https://youtu.be/Vh_93zKljMA


環境を守る活動が繋いだ2人のご縁

前回、野口さんの活動のきっかけをたくさん伺いましたが、今回はそれらを踏まえて、現在の活動について伺いました。

質問:どんなことをされていますか

「ずっと環境を守るお仕事をしています」 と野口さん。
30歳の頃に小さな環境プランニング会社を作ってからずっとだそうです。

そして現在は主に「C.W.ニコル・アファンの森財団」で役員として企画や運営をしています。

質問:C.W.ニコル・アファンの森財団を作ったことについて教えてください

バブル経済のころ、環境がどんどん破壊されている状況の中、C.W.ニコルさんは最前線で戦っていたそう。

そして1986年バブル経済の盛りのころ、長野県の黒姫の荒れた森を購入。

「日本人に木を切るなとか止めろと言うだけでは伝わらない。自分がキレイな森を作るというお手本を作ればわかってくれるんじゃないか」

という思いのもと、森の再生を実践しました。
そんなC.W.ニコルさんを、野口さんは同じ環境を守っている人として尊敬していました。

その後『自分が亡くなった後も再生した森を存続するにはどうしたらいいのか』と、C.W.ニコルさんから野口さんは相談を受けます。

そこで野口さんは、森を財団法人として、つまり個人ではなく法人格で運営することを提案されます。

もっと環境をよくしたいという2人の想いと行動に移す力が、このご縁を繋ぎ合わせたのかなと、感じました。


SDGsは今までやってきた活動を見直す機会

近年特に注目され、重視されているSDGsについて、その言葉が流行る前から、野口さんは環境や地球のために活動されています。

そんな野口さんに、聞いてみたかったことを質問しました。

質問:SDGsについてどう考えられていますか?

「いい悪いとかではなく、それぞれの企業が今までやってきた活動を一から見直す機会だと思う」と野口さん。

続けて、「それをきちっとできた企業は、それは社会が必要としている企業だから、絶対伸びますよ」と熱を込めて話してくださいました。

SDGsの活動は、なにか新しい活動を一から考えるのではなく、これまでやってきた活動自体にしっかりメスを入れることが大事なんだなと感じました。

私たちの仕事も、もっと改善の余地があるのではないかと、いい意味で疑って振り返ってみようと思いました。


起業や自己実現に大事なのは自分を信じること

最後に、野口さんのように起業したいと思っている方や、自己実現を目指している方々へのメッセージをお願いしてみました。

令和の現代は、野口さんが起業されたころよりも、ずっと活動しやすい時代になっていると感じているそう。

そんな中で一番大事にして欲しいことは「自分を信じること」

自分を信じる力である「自己肯定感」をあげるためには、森に行くことがとっても効果的だそうです。

特に、C.W.ニコルさんが再生したアファンの森のように様々な生き物が豊かにいる森は、人間に癒しを与えてくれるんだと、熱く教えてくださいました。

しかも、一番その人のいい状態に整えてくれる、という効果が科学的にも証明されているそうです。
血圧や免疫力にも良いのだそう。
また、ストレスや気分の改善なども期待できるそうです。
(参考:公益財団法人健康・体力づくり事業財団 「健康づくり11 No.511」
 https://www.health-net.or.jp/syuppan/kenkozukuri/saishin_pdf/kenkozukuri202011.pdf

迷った時、落ち込んだ時には、あえて森に行って、自分を見つめ直す時間を作ってもいいかもしれませんね。


アースデイの森のイベントについて

C.W.ニコルさんは、20年間、アースデイ東京というイベントの実行委員長も務められていました。

アースデイとは、1970年にアメリカで始まった活動で、環境のかかえる問題に対して人々に関心をもってもらおうという思いから始まりました。

「父の日」「母の日」があるのに「地球の日」がないのはおかしい!という一人の学生があげた声がアメリカ中に浸透し、当時大規模なイベントに発展しました。

今では世界中でいろいろな形でイベントが開催され、193カ国以上で10億人以上の人が参加しており、東京では1990年から始まっています。

そんな活動の一貫である、「アースデイの森」というプロジェクトについても伺いました。

実はアファンの森の近くに、新たに買った森があるそう。

そこを、「アファンの森」の森づくりを学びながら、「アースデイの森」としてみんなで作っていこうというプロジェクトだそうです。

それに付随して、森を作るきっかけになった秘話や、アースデイの森についての展示会も行われています。

展示会の詳細はこちら。


「森は甦る C.W.ニコルが残した日本の未来展」
日時:2022年4月13日(水)〜26日(火)
会場:新宿伊勢丹 1階


日時:2022年5月18日(水)〜26日(木)
会場:立川グリーンスプリングス

ニュースリリースはこちら
https://afan.or.jp/news/4587/

少しでも興味が沸いた方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!

今回書ききれなかったお話の内容も、とても興味深いものばかりで、とくに企業と財団の違いなど、勉強になることもたくさん話してくださいました。

ぜひ動画の方もみてください。
https://youtu.be/Vh_93zKljMA

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https://afan.or.jp/
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