GoPro Hero10の欠点・編集のしにくさ・画質劣化
↑前回の記事でGoPro Hero10を購入し、あまり他の方が紹介されていないような内容で紹介しましたが、今回もその先のお話を・・
まず、使えば分かりますが、このGoProというカメラは動画を撮影したら容量が4GBに近づくと内部で強制的に動画データが分割させられます。
理由は、長時間撮影して不慮のアクシデント等で撮影に失敗したときでも、データが分割されていれば編集して最低限の被害で済むでしょ?というメーカーからの配慮でそういうシステムになっております。
まぁお気持ちは有り難いのですが、購入者が設定で分割しないようにするという選択肢くらいはあっても良かったのでは!?と思います・・。
因みに厳密に書くと3.907GBで、時間にすると4K画質動画で5分20秒未満です。
PCの場合、マウスをデータに合わせた時に出る簡易データ表記には3.72GBと出ます。
これを超えると内部で強制的に分割されます・・設定で分割拒否はできません・・((戦慄))
そしてここから文字だと長くなってしましますが、GoPro商品の不便というか扱いづらいシステムを書いていきます。
GoProメーカーさんが直々にそういった対処について、動画や記事でやり方を説明して下さっています。
どこへ行っても【簡単に】を強調されています。
ではまず、GoProは普段は何に繋げていますか?
付属品に、USB-AとUSB-Cを繋ぐケーブルが付いてきます。
なので普段はPCに繋いで、充電やデータの送受信をしているユーザーが多いと思います。
ですが、充電とデータ送受信は同時には出来ません。
データ送受信中は充電は出来ませんし、その逆も然りです。
これだけでも不便なのに、更にヒドイのが、GoPro Quik(スマホ版)で編集する時は一度カメラにあるデータをスマホに送信しなければなりません。
送信時間は再生時間の約5倍です・・1分の動画を送信しきるのに5分ほどかかります・・。
更に、【データ送信中は】充電できないので、起動しているカメラはバッテリー残量がゴリゴリ減っていきます・・。
数分経つとバッテリー残量が減っていき、約55%くらいになると強制終了します・・
なのでUSB-A対応している電源接続器、USB充電器などを追加で買って、カメラを電源ケーブルに繋いだままの状態にすればこの問題はクリアできます・・。ゲッソリ
私は幸い、たまたまこれは持っていました・・。
持っていない方は追加で買いましょう・・100均に売ってそうですが、恐らくないです。 家電店に行って、どんなに安くても数百円はします。
GoProに入れたSDカードをスマホに挿せば良いのではと思うでしょうが、スマホのSDカードの抜き差しは電源をオフにしてる状態でないと危険なので、その都度オンオフ切り替えるのは非常にダルイいです・・スマホの起動時間、結構しますし・・。
それに動画のデータは、GoPro Quikのアプリ内に無くてはならないので、単にSDカードの交換で簡単に解決できるものではありません。
では無事(?)にスマホにデータを入れられたとして、上記のYouTube動画の内容に戻りますが、動画の手順通りに進めていくと、デフォルトで勝手にBGMが入れられていたり動画の開始と終了時にロゴが入れられたりします。
消すことは出来ますがそのやり方は紹介されていないので、分割の件と同様に相変わらず余計な事ばかり手を加える割に、どうでもいい気配りだけはするんだなぁとウンザリします・・。
そして最後の極めつけ・・
4K画質で撮影しても、4K対応していないスマホやスマホ内のSDカードだった場合、ここで詰みます・・。
まぁ4K対応SDカードをもう一つ購入すれば解決するんですけどね!?
アホか!!
・・ここまでやって率直に思う事・・
撮影した動画を強制的に否応なしに分割させて、それを一つのデータに戻すだけで何でこんな手間暇かけさせるんだと、ものすごくウンザリします・・
だったら素直に初めから、GoProカメラかそのSDカードをPCに繋いで、データをコピペして普段使ってる編集ソフトでやるよ!ってなりますょ・・😫
そして一応、撮影した動画を編集せずそのままのと、普段私が使ってる編集ソフト・DaVinci Resolve(無料です☆)を経由してエンコード(出力)したやつの2つの動画をYouTubeに上げました。
↓そのままの動画
↓編集ソフト経由して、若干画質やフレームレートが落ちた動画
私は31.5インチの大きめのモニターで見ているので、アラやザラつきチラつきが目立って見えてしまいますが、皆さんはどのような機器でご覧になっていますか?
もしこの2つを見比べて、全く以て問題ないという声が多ければ、動画投稿する身である私はホッとします😓
GoPro関連ソフトは、慣れればとても素晴らしい代物なのかもしれません。
満足に扱えられないのは私が無能だからなのは自覚しています。
・・しかし、それでもここまで色んな意味でのハードルが無駄に高いのは予想外でした・・。
もし、強制的に動画分割させられなければ見方や評価は大きく変わった事でしょう。
ですが今後もこのシステムが継続するのであれば、恐らくもう私はGoProカメラシリーズを追う事は無いでしょう。
このシリーズは毎年新作が出ています。私はこれから買うときは、その動画分割機能の有無を店員さんに絶対に確認します!
それに他にも良い機材や編集ソフトはあります!
一つの物に執着するのも、使いこなす意味では大事ですが、幅広い視野を育てる意味ではデメリットにもなります。
前回の記事にも書きましたが、GoProカメラは周辺機器を揃えて、10万円近くします。
小型化に固執しなければ、これだけの予算があれば他の素晴らしい機材だって買えるでしょう。
まぁ、他にどういう商品が存在しているのか・・そういう意味でも幅の広い視野は必要なんですよね。
批評メインになり、お見苦しい記事になってしまいましたが、
これも他の方があまり書かれていないけど、ちゃんとした事実の内容の記事
ではあります。
これからも良い物は良い! 悪いところは、どこがどうダメなのか出来る限り詳しく書いていきたいと思います。
最後までご覧下さり、ありがとうございました!
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