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2022.10.01 at 帯広 MEGA STONE / SHANK "NORTHISLAND TOUR"

早くもセミファイナル、SHANK北海道ツアー、帯広編。その記録を。

このツアー、函館は行ってないからわからないが、今まで行った4本全て定刻スタート。個人的に3日の札幌は、18時まで仕事でその後19時スタートなので、少しヒヤヒヤだなあと今から。

この日も声出しは「OK」。ちなみに後にMCで話していたが、この北海道ツアーから(恐らくSHANK主催のライブで)声出しがOKになったという。
ちなみにこの北海道ツアー、ファイナルの札幌だけ声出しが「NG」らしい。庵原将平(Ba,Cho)がスタッフに確認し、話していた。これは会場のペニーレーンの方針だろうから仕方ない。
きっと、声出しよりもまずはキャパを元に戻すことを優先しているからであろう。
ちなみにだが、昨日の9月30日、Zepp Osaka Baysideで行われたMy Hair is Badのワンマン、コロナ禍になって全Zeppで初のフルキャパ開催だったとのこと。徐々に徐々に以前の「いつもの」状態に着実に戻っていってる。
声出しとキャパ、どちらを先に戻すか、賛否両論であろう。ビジネス的には、キャパを先に戻すのが文句なしで良かろう。
個人的には、見れればそれで良い。それに尽きる。

また話が逸れる。ライブの話に戻す。

1曲目は『Departure』。ライブ始まりが『Departure』というのもどこか新鮮である。
『Life is...』『Weather is Beautiful』と続く。
『Weather is Beautiful』は曲全体通して、歌メロが個人的にどストライク。

ちなみに、今日はトークがとにかく多かった。
アンコールで「話すぎて時間が押してる」と言うくらいにMCの頻度も多かった。

「もう好きにやってくれ。酒飲みたかった飲め。足りなくなったら買いに行け。トイレ行きたくなったら行け。」

最初のMCでそう言い放ち、『Rising Down』をプレイ。
「新しいアルバムの曲が人気ないので続けて演ります。」と続くは『Karma』。
これはきっと人気がないわけではない。言わずもがな、新しい曲が増えると、過去の曲がやる頻度が減る訳で、そうすると聴ける頻度も減るわけで、昔の曲が聴きたくなるという心理の変化もあると思う。
個人的には『Karma』、北見のnoteでも書いたけど、SHANKの曲の中でもわりと唯一無二感あるので、レギュラーメニューになって欲しい。

タイトルコールから『Take Me Back』。ラスト「So I made the same mistake again」の前のブレイク部分。普通に松崎兵太(Gt,Cho)が話し始める。
「昨日北見から帯広来たんですが、帯広らしいことなんにもしてないです。(庵原に向かって)なんかした?」
「してない。あ、セイコーマートのチキン南蛮弁当食べた。あれ、弁当界で一番美味いね。」と庵原。
ほどなくして、「今、曲の途中なんですよね。続きいきますわ。」と、曲の途中ということを忘れるくらいにはしっかりトークを挟み、無事『Take Me Back』が終わり、『Good Night Darling』に雪崩れ込む。

「今日もリクエストをもらってます。全部演れる訳じゃないけど、演ります。2曲続けて演ります。」と言ってまずプレイされたのは『Knockin' on the door』。ラスサビ前の「La-la-la-la」の部分、客席の声がしっかり聞こえ、庵原が「Yeah!」と発していたのがとてもGoodだった。

「可愛い、可愛いなあと思っていたら女ではなく男だった、そういう歌です。」と、続くは『The One Second Future』。からの、『Mind Games』の流れは、どういう曲か知ってると、どこかクスッとしてしまう。しかしながら、続く『TOP WATER』でバシッと決めてこのブロックを終える。
個人的に『TOP WATER』初めて聴いた…。新木場ワンマンの『TOP WATER』がなまらカッコ良いなあとブルーレイ見る度に思っていたので、聴けて嬉しい。

声出しOKのライブは演者側も楽しいのであろう。
この2〜3年間ステージ上でメンバー間でしかMCのやり取りをしていない故、客席とのやり取りはとてもナチュラルだし、故に"SHANKのライブ"感がとても強い印象。Ken Bandもそんな印象。
この後、また、函館のナンパの話から総じて下ネタが繰り広げられたが、面白すぎて、本人の名誉の為に割愛します爆。

『Time is...』『620』『Hope』『Bright Side』を連続プレイし、庵原が話し出す。

「ずっと気になってたんだけど、あそこでずっと寝てる人おらん?(笑)」と客席を指さす。真相は定かではないが、「まあ金払ってる訳だし、好きにやってくださいよ。」と話す。「じゃあ心地良いナンバーを。」とスティーヴィーワンダーのカバー『Isn't She Lovely』をプレイ。このカバー、誰もが知ってるであろう曲だし、原曲の面影を残しつつ、しっかりSHANKに落とし込まれていて、これも最高である。

ここで本来、『Smash The Babylon』が続くはずだが、松崎のイントロミスで一旦止まる。「えっ?」と庵原が松崎の方を向くと、「今日だけのアレンジやけん」と誤魔化すも、会場爆笑。曲の始まりでステージセンター前まで行ってた庵原が振り返ってガン見、「最善のお客さんもガン見だったよ」と庵原が言うには誤魔化しきれない。
改めてやり直すも、今度は池本雄季(Dr,Cho)のカウントに噛み合わず止まる。「変なカウントするのやめや(笑)」と話し、「もうこの曲響かんわ(笑)。辞めるか。違う曲やるか。」と庵原が言うと、客席から「Lamp!」の声。「わかった、Lampね。Lamp演るわ。」と急遽『Lamp』をプレイ。

演奏後も、「もう演奏してる間もさっきのことしか頭になかった」と松崎。
庵原に半ば強引に次の曲のタイトルコールを強要され、松崎の緩い声のタイトルコールから『Once Again』。

『Once Again』の終わり、伸ばしておわる予定だったらしいが、ギターとベースは伸ばさず、ドラムのシンバルだけ鳴り響く。「恥ずかしいわあ」と漏らす池本に、客席から「可愛い」との声がかかると、反射のごとく、「可愛いとか言うな!いらん!」とキレる松崎と庵原。そこから何故か同世代バンドマンの誰可愛い話に。フォーリミのGENは可愛い、など話が進むも、結論「猪狩が一番可愛い」と庵原。
「猪狩、ギャルよりギャルだからなあ」と実際のエピソードの話は、本人の名誉の為割愛します爆。

『It's not a game』演奏後、サビのところで、パンパンって手を叩く行為が何故かツボに入ると話す松崎も、「わりと、結構前からやっとるけん」とすぐさま池本からツッコミをいれられる。

ラストは『Wake Up Call』『Love and Hate』『Movie』の連投で本編は終了。

アンコール、メンバーがステージに戻ってくる。

庵原が「兵太がどうしても演りたい曲があるので演ります。」と言って、リベンジと言わんばかりにプレイされるは『Smash The Babylon』。すると今度が庵原がサビで間違え、また途中で止まる。
「もう一回やってあげてもいいよ。(笑)」とスピーカーに肘をつき、今度は何故か形勢逆転と言わんばかりに高圧的な松崎。
「お前ら書くなよ、スタジオみたいだとか」と松崎が言うも、「書け書け!」ともはやヤケクソの庵原。続いて、「最近、声出しOKになってから頑張れって言われるんだけど、俺ら頑張ってないわけじゃないです。楽してる思うてるけん。わりと全力でやってます!」と話し、1番サビから再開し、無事終わる。

演奏後に、「こんなにキマったことないわ(笑)」と冗談やりとりをしていたのが象徴的だった。

そして最後、『Set the fire』『submarine』をプレイし、この日のライブは終了。

今日も今日で唯一無二の夜だったのは間違いない。
ライブはナマモノであることを改めて体現してくれたSHANK。
もう次の札幌で最後と思うと寂しいが、しっかり目に焼き付けたい。


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SHANK "NORTHISLAND TOUR"
2022.10.01 帯広 MEGA STONE

1 Departure
2 Life is...
3 Weather is Beautiful

4 Rising Down
5 Karma
6 Take Me Back
7 Good Night Darling

8 Knockin' on the door
9 The One Second Future
10 Mind Games
11 TOP WATER

12 Time is...
13 620
14 Hope
15 Bright Side

16 Isn't She Lovely
(Smash The Babylon イントロで終了)
17 Lamp
18 Once Again
19 It's not a game

20 Wake Up Call
21 Love and Hate
22 Movie

Encore
23 Smash The Babylon
24 Set the fire
25 submarine

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