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「30年ベンゾ漬け〜ベンゾフリーになりました」
~成功談カテゴリーより ~2017年10月22日 ~女性
「ベンゾバディに参加して1年になります。ちょうど1年前、自分の不定愁訴の原因を探してこのフォーラムに行き着いたのでした。正直困惑しました。端的に言えば、30年もの間わたしの主治医が処方していたバリウム(セルシン、ジアゼパム)が、とつぜん友人から敵に変貌したのです。
わたしは早速テーパリング減薬をはじめました。最初はカットして、その後水溶液タイトレーションに切り替えさらに減薬スピードを落としました。大変な日々でしたが減薬が進むにつれ調子は良くなっていき、なんとかやり遂げることができました。
悲しいことに、テーパリングが終了する直前に38年連れ添った夫が亡くなりました。10週間前の夜、彼は眠りながら息を引き取ったのでした。
特記しておきたいのですが、この悲しみにいま打ちひしがれていますが、なんとかうまくやっています。広場恐怖症は軽くなり、軽度のめまいが時々します。不眠もあります。でも精神医療は必要としていません。
これらの症状が回復途中にある遷延性離脱症状なのか、それとも夫をなくした心痛によるものかはわかりません。
残っている錠剤をすべて捨てました。とても自由な気分です。
わたしが夫と会話をしないのは38年ぶりのこと。
わたしの家にベンゾがないのは30年ぶりのこと。
夫と一緒に祝いたかったわ。
この1年の長い減薬期間中、彼はとても辛抱強くわたしを愛してくれました。
以上でわたしのシェアしたい内容はすべてです。でもなにか質問があればご自由にいただけたらと思います。皆様がいつもポジティブでありますように。」
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