「製薬会社に対する訴訟」

http://www.benzobuddies.org/forum/index.php?topic=174040.0

～井戸端会議カテゴリーより　～2017年1月31日　～女性

ノニー「私が理解している限りでは、医者はベンゾの厳しい離脱症状を知らされておらず、この毒物を作っている会社はお金を稼ぐために、医者たちに”安全な薬です”と言わしめて処方に駆り立ててきました。疑問なのですが - 誰か製薬会社に対して訴訟を起こしたりしてないのかしら？ ベンゾが引き起こす害について、十分な情報を意図的に隠してきたのは製薬メーカーですよ。損失は金銭的なもの、苦しみ、そして多くの人が亡くなっています。・・・・苦しみの凶悪さと年単位にわたる人生ロス・・・。誰かが訴訟について計画もしていませんか？ただ聞いたことがある、という情報だけでもいいです。

ちょっと調べてみまたところ、集団訴訟の話題が言及されたのを見たことがあります。 このトピックに関する最新情報を誰か知りませんか。」

ベンゾガール「製薬会社を訴えることは非常に困難です。 ほとんどの弁護士は担当することを拒否するでしょう。 ここは自己欺瞞の医師クラブではなく、バカップル以外の誰もがそう言うと思います。 製薬会社は、私たちの症状は複雑な相互作用であると言うでしょう。 合法的であれ非合法的であれ、あなたが過去に服用した他の薬物についてすべてが関係している可能性を示唆するでしょう。そしてNSA（国家安全保障局）のように振る舞うでしょう。あなたが精神的な問題を抱えているとまで主張するかもしれませんし、あなたが精神科にかかったことがあるなら、なおさらそれは証拠にもなります。FDAは現在、大手製薬会社と金銭的なつながりがある医学博士が率いているので、行政は助けにならずめんどうな話と思うでしょう。 さらにトランプは製薬会社の大ファンで、裁判官はこれを知っています。サインバルタを販売するイーライリリーに対する集団訴訟がありましたが、会社は多くの弾薬（資金）を持っています。いまどうなっているのかしら。 どうやらイーライリリーとって非常にうまくいっているようです。 結局どちらも勝たないが、弁護士だけが得をします。」

　ノニー「イーライリリー/ サインバルタの裁判とはなんですか？
実際に、その裁判ではパッケージのせいで何年も病気になったのだと主張しているのでしょうか。弁護士が稼いでも構わないです、 製薬企業が責任を取りさえすれば。イギリスでのその裁判はどうなりましたか？」

ベンゾガール 「何人かの人達がスローテーパーでサインバルタを減薬したにもかかわらず、その後何か月も離脱症状で苦しんでイーライリリーを訴えました。相互作用のことは何も言ってません。ただベンゾの場合ですとブラックボックスがあり、明らかに断薬したあとも離脱症状が続くということです（つまり相互作用、過去の様々な服薬歴のせいにできる）。英国でその裁判がどうなったのかわからない、あなたはGillyのようにイギリスの誰かしらに聞けるでしょう。Gillyは訴訟で勝ちました。それはしばらくの間大きなニュースでした。」

フロリダガイ 「（トランプは製薬会社の大ファン、という意見に対して）いや、違うんじゃないか？下記のニュースのとおり、どちらかというと反製薬かと・・・。
『トランプはワクチンが自閉症を引き起こすことを示唆しました』
『トランプ氏はもう一度ワクチンの懐疑論者を受け入れる』」

ブルーローズ「医者によってベンゾを突然切られた私たちの場合はどう思いますか？実際私に起こったことですけども。私が突然マイスリーとロラゼパムを切られたのは入院中でした。
約1週間の究極拷問の後、私はAMA（Against Medical Advice）（訳注１：下記参照）で退院しました。自宅から86マイル離れていました。自分自身でどうやって安全に家に帰ることができるのかを考え出す必要がありました。
幸運にも、2人の患者と知り合いになったことで、私は乗り物に乗ることができました。私を家まで送ってくれた患者もまた、その顔に怒りのAMAでいっぱいでした！
この出来事全体は信じられないほどのものでした…起こったことを受け入れるのにはまだ苦労しています…。
それから私が処方医に会ったとき、彼らは再服薬を許しませんでした。幸いなことに、VAシステムの外にいる医者が私と共同作業で人道的な方法で漸減することに賛同してくれました。
これはとても悲しいことです。（製薬会社だけでなく）システムがいろいろなレベルでひどく失敗しているために、多くの人々が不必要に苦しんでいるのではないでしょうか。」

フィオナ「あなたがどの程度大きな集団訴訟を意味しているのかわからないけれど。 1990年代に裁判官によって棄却された集団訴訟がイギリスでありました、その後イギリスでは集団訴訟が違法とされました、等々。

ルーク・モンタギューは処方医を訴えて、100万ポンド以上の高額和解金を勝ち取りました。 昨日の新聞にも載っていましたよ・・・。和解金の規模は、ベンゾ後遺症が酷かったからではなく、ルークが高収入だったからだと思います。 製薬会社を訴えるよりも処方医を訴える方が少し簡単だと思います。

『医者は私に20年間必要のない抗うつ剤を処方したことで瀬戸際に追い込まれた 』

”Benzodiazepine Awareness and Legal Action”と呼ばれるフェイスブックグループがあります。そこに行けば、こういったことについてすぐに答えてくれるんじゃないかしら...」

ノニー「フェイスブックのどこへ行けばいいのかしら。」

フィオナ「フェイスブックで検索することができます...。Benzodiazepine Awareness and Legal Actionとタイプしてください。
以下のURLはプライバシーに関する懸念の部分を引いたURLです。https：//m.facebook.[プライバシーに関する懸念].com/groups/804294912959118?ref=bookmarks」

サードタイムアラウンド 「良い質問だと思います。 私はそれについて考えぬきました。基本的には大金を支払わない限り、弁護士はビッグファーマに対する訴訟を引き受けるとは思わない。 ビッグファーマは彼らの○○をカバーするために一流の弁護士で構成された巨大なチームを持っています。 他の薬を服用してた場合、どのようにベンゾが原因だと証明できるでしょう？。 また、元々の病気ではないことも証明しなければならない。彼らはあなたの人生のあらゆることを調べつくします。 私について言えば、飲酒の問題を抱えていました、そしてそれを理由に、おそらくアルコール中毒者として裁判所は訴訟を棄却すると確信しています。 私の飲酒の問題はハッキリ言ってベンゾ服用間離脱のせいで始まったのですけど、彼らはそんなこと気にもしないでしょう。私の家族歴と母が中毒者だったことを調べて掘りおこすでしょう。 私たちは皆、現実と嘘を知っています。 クロノピン（リボトリール・ランドセン）にはブラックボックスがありません。 関係ありません。」

ノニー 「それでは訴訟を起こすのはほとんど不可能に近いわね」

サードタイムアラウンド 「タバコのように、一般社会の意識が高まるまで待つしかないと思います。 鎮痛剤が過剰処方されていることが注目されているのと同じような過程で。 ただ悲しいことに、メディアの認識が高まれば医師たちは服用者から一気にベンゾを切り始める、その時がハルマゲドンになるかもしれません。 じつはある州ではそれがすでに起こっていて、それはヘロイン過剰摂取の急増が発端です。」

スージー「私たちは1990年代にイギリスで集団訴訟を始めました - ある者は法的援助（弁護士）を持っていました、ない人もいました。わたしもなかったです。そして結局私はこの活動で£10,000(当時で220万円くらい)を失いました。製薬会社は優位な立ち位置で、すべてを否定し、訴訟は裁判所に届きもしませんでした！最後はすべての関連資料を送り返してきました。私の資料は持ち上げることができないほど重かった - これが正義？

基本的に製薬会社は問題などまったくないとしており、そして今日までの２，30年も同様、完全否定です - 信じられない」

リバティ「うろ覚えで間違ってたらすみません。イギリスの集団訴訟は弁護士が「中毒」という言葉を使用したため頓挫したんだっけ？」

ルッキングフォーワード「それは単にテクニカルな問題だったと思う。原告は保健省と製薬会社を訴えた…返す刀で反訴するために、政府は多額の法的援助資金を使った。わたしは関わっていなかったのでよく知らないが、スージーはもっとよく知ってるだろう。詳しい話はここに書いてある…。
1980s Class Action Suit　」

レドインミー「『タバコのように、一般社会の意識が高まるまで待つしかないと思います』という意見に対して）同感です。 結局のところ、それは一般の人々の意識であり、現在米国の大多数の人々はベンゾまたはベンゾジアゼピンが何であるか、そしてその単語さえ知らない。 もちろん人々は「ブランド」の名前を知っていますが（訳注：ザナックスとかアチバンとか）、それらは無害であると思っています。」

訳注１：「Ａgainst　Ｍedical　Ａdvice」
医者の助言を聞かずに、無理やり病院から帰ること。「私は自分の責任で、医者からの助言を十分に聞いたうえで、自分の意思により病院を出ます。今後命にかかわるようなことを含め、何が起きてもその責任は一切自分にあります。」という書類にサインをする必要がある。