②/③ ベンツECU開発系プライベーターDIY実践日記♪のしーちゃんです。新世代コーディング開発に手を出したの巻
半ば強制的に( *´艸`)ベンツの良さを楽しんでいたら
当時ベンツコーディングで有名どころであった車屋さん
から人を通じて私にある依頼がありました。
2012年7月以降に出たベンツのエンジンコンピューターの
コーディングが出来なくなりました。何とかなりませんか?
ベンツも少し慣れて来ましたので、今度は電子機器を
いじってDIYか、と思った瞬間でした。
しかし・・・。
車は自腹、当時20万円ほどしたコーディングソフトの
ベディアモも自腹、壊れても自腹、開発出来たら教えて
という、、、言葉に出来ない条件でありました。
(本体ブログでも少し触れています。)
しかし、条件はともかく(笑)、自分の可能性を追うという
ある意味自分探しも兼ねて人生を楽しもうと思いまして、
取り組もうと考えました。
ほぼ新車のBクラスを自腹で買い、当時は新世代車両の分類で
コントロールユニットが以前と比べてガラッと変わったモデルで
勉強にはもってこいの車です。
早速取り組みました。
・・・2時間ほどで閃き、考えをまとめて実行すると無事に
新世代のエンジンコンピューターでコーディングをすることが
出来ました。もちろん正反合や再現性も検証致しました。
「うちらが7か月以上もかかって出来なかったものが2時間で
出来るなんて・・・。」と言う先方の言葉は今でも覚えてます。
正確に申し上げますと45分×3日です。当時関わった方は
知っているかと思いますが、私のPCのバッテリーが45分
しかもたなかったためです。。。(*´ω`*)
写真からもバッテリーが空なのが分かると思います。
まぁ、頭の中も熱くなり過ぎず却って良かったです。
ご存じのように、現在色々なショップ様でラインナップされている
約9割は私が日本における新世代コーディング開拓期に開発した物に
なります。本体ブログの日時で追えるかと思います。
ある程度の開発を終え、車両を手放しました。 すると・・・。
また別の方からある依頼がありました。
オートライト感度を鈍感化出来ませんでしょうか?
またBクラスを買い、、、研究しました。
もう伝説となったオートライト感度・超鈍感化です。
これは日没時にしか研究できませんので入念に考えをまとめ
毎日一発勝負で取り組んでいました。
完成したのは3日程度でしたが、正反合や再現性も含め
検証を入れると10日くらいかかりました。
日没あたりでもヘッドライトが点かず、デイライトのままです。
それを応用させて日没過ぎてもヘッドライトが点かない手法も
念のため検討しておきました。このまま走ると違反です(笑)
そもそも何故鈍感化の要望があるのか。
ベンツにはライトOFFスイッチが無く、いわゆる0ポジションが
AUTO位置になっているからです。半ば強制的にオートライトが
使用されるようになっています。
全OFFが出来なく、ドイツの日没に合わせているため日本ですと
春でも17時前にはライトが点いてしまい、冬で天気が悪いと
16時を待たずにライトが点灯してしまいます。
本体ブログでも言及しておりますが、「コーディング」で鈍感化が
出来ないので勝手にセンサーのフィルターを破壊して多く光が当たる
=明るい認識時間が増える=鈍感化というお店も出て来ました。
そうです、大問題になったアレです。
開発して大元の技術やシステムを身に着け理解すると
ショップがどのように悪事を働いているかなども全て
分かるようになるのです。
あとはナビゲーションシステムの研究をしたりしました。
楽しくやってきた感覚を思い出してきました。
次は新世代ECUチューニングに手を出したことを
綴って行きたいと思います。
次回もまたよろしくお願い致します。