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バンクス家、最悪の1週間を懐古する。

この記事では…

映画『メリー・ポピンズ リターンズ』劇中に
起きた出来事を、日ごとに振り分けます。

※この先『メリー・ポピンズ リターンズ』鑑賞済みを前提としています。ご承知おきください。

◯どうしてそんなことするの?


そもそもなぜ振り分けなんてことをするのか。

それは「ヒントが揃いすぎているから」です。

何気ない台詞の中に日付に関する情報が入っていて、もしかするとそのヒントを元に発見してほしい情報があるのかもしれない…

そんなことを思いながら情報を整理した結果、
ちょっと意外な発見がありました。

◯1日目

まず弁護士が来た日。

扉をノックする音に家政婦エレンが
日曜日の朝8時だっていうのに」
と言っていました。

エレンは記憶が曖昧な様子ですから疑いたくなるかもしれませんが、誰も彼女の発言を訂正しておらず、弁護士フライも「土日/weekends」と言っていましたから、一旦信用してみることにしましょう。

そして弁護士グッディングが「期限は5日後」と言っていましたので、ここまでの情報を入れると…

現時点で、このようになります。

◯2日目

株券を探すマイケルとジェーン。金庫を確認するために銀行へ向かおうとしますが閉まっているため、明日の朝一番で行くことに。

つまり、雨の中の銀行のカットからは…

日付が変わって「2日目」となります。

◯3日目

さて、そのまま見進めるとメリー・ポピンズが「明日の朝いとこ(トプシー)に器を修理してもらう」という話をし始めます。

そしてそれが「第2水曜日」と判明しますから
器を割った日は「火曜日」ということになり…

ジェーンとマイケルが銀行へ行った日とは
「別の日」であることが分かります。

◯4日目

トプシーに会いに行った水曜日は、銀行にマイケルの忘れ物を届け、最後には霧で迷子になるという非常に忙しい1日でした。

帰宅してマイケルに叱られ、しかし子どもたちの働きかけもあって家族の絆が取り戻され…



◯5日目

次のシーンではすでに「返済期日」当日の夜。
引っ越しの作業が間も無く終わり、そして
返済期日もあと数分で日付が変わってしまう…


お気付きでしょうか?


「空白の1日」が存在しています。

◯6日目

つまり"バンクス家が絆を取り戻した夜"、
4日目・水曜日の夜が終わると
"次のシーン"は、翌日ではなく翌々日。

5日目ではなく6日目。

木曜日ではなく金曜日。

そして銀行へ赴き、なんやかんやあって…



◯7日目…?

春祭りのシーン。
この日のヒントは特に見つかっていません。

ただバンクス邸に家具が戻っていること、
外壁のツタがなくなり庭が綺麗であること、
子どもの服が新調されたように見えること等から1〜2日経過しているものと思われます。

そして祭りの開催日でもあることを考えると、
「土日」と捉えるのが妥当かもしれません。

以上のことから私の予想するところでは、
"バンクス家、最悪の1週間"は(最短で)
このようになりました。



さて「懐古する」はここまでになりますが、

【バンクス家、最悪の1週間を比較する】へと
続きます。

こちらでは今回完成させたスケジュールを使い
"もう一つの1週間"と比較します。

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