「平均値」みたいな考えは心を楽にする

いいタイトルが思いつかなかったからそのまま!
今日は特に駄文だけど許して!!!!!

僕は新卒1年目のしがない会社員なのだが、入社してから3ヶ月くらいが気負いすぎていてしんどかったから色々認知を改めているところである!

まず、社内チャットに関してだが、やっぱり僕らZ世代は語尾が「。」で終わっているチャットは怖いね〜。
ベテラン社員から「。」で終わるチャットが来ても、「その人たちの言語ではこういう文法なのだ」というふうに理解ができるが、歳の近い人から「。」で終わるチャットが飛んでくると「めっちゃ不機嫌なんじゃないのか」と怖くなってしまう。
(こういうこともあって、僕は歳の近い人には「!」まみれのチャットを送りがちである。)

僕くらい神経質な人間になると以下のチャットも怖く思えてしまう。
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お疲れ様です!
XXXの件なのですが、やはりもう一度やり直していただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
====

何が怖いかというと、「徐々に冷たくなっている」からである。
全部の文末に「!」がついていれば特に問題ないのだが、後半の2文が「。」で終わっているから怖いのだ!

でも、僕は認識を改めた。
会社員の使う日本語っていうのは「会社員弁」という訛りがある!!

韓国訛りの日本語では、パスポートのことを「旅券」と言ったり、電車のことを「電鉄」と言ったり、「車に乗る」を「車を乗る」と言いがちなのと似ている。
この場合は「韓国弁」だ。

この会社員弁というのは「!」を分散させるという訛りを持っている。
どういうことか。

あえてわかりにくく、ベンゼン環の結合で説明をしてみよう。

ベンゼンは、本来単結合と二重結合が繰り返されるわけではなく、全体にπ電子というものがふわっと存在している。
だから、本来は全てのC-C間の結合は1.5重結合のようなもので構成される。
しかし、化学の世界では、これを「単結合と二重結合の繰り返し」として表記することがある!

*クソみたいなベンゼンの構造式

化学を履修していない人向けに説明すると、
・C-C と、1本の棒で繋がれているのが「単結合」
・C=C と、2本の棒で繋がれているのが「二重結合」
である。

でも、本来「ベンゼン」という物質はこのような単結合の二重結合が交互に並んでいるわけではなく、先述の通り全て1.5重結合になっているのである。

とはいえ、「1.5本の棒」を図示することなんてできない。
(長い棒とその半分の長さの棒で1.5本…というのはもはや2本である)

そんな事情もあってこういうふうに交互に図示されているわけだ!!
(細かいことは有機化学の動画を見てくれ)

そして、会社員弁における「!」というのは上記のようなイメージを持つ。

====
お疲れ様です!(1)
XXXの件なのですが、やはりもう一度やり直していただけますでしょうか。(2)
よろしくお願いいたします。(3)
====

先ほどの例文だが、この場合は(1)(2)(3)の全ての箇所で「!」が3分の1ずつかかっているとみなすわけである。

なぜなら、このチャットを送ってきた人は「お疲れ様です」を強調したいから「!」を加えているわけではない。

単純に「俺、今元気だよ〜ん!」っていう意味だ。
であれば、どの文に「!」を付け加えたって良い!

そこで、無難な「お疲れ様です」に「!」を付け加えたっていうわけである。

本当は、「!」を三等分して書きたいところであるが、「!」というのは二画なのでどうしようもないから先ほどのベンゼンのような感じで「!」を使っているというわけである〜。


同様に、僕らが使う敬語もそうである。
敬語に気を使いすぎると疲弊して、もうどうしようもなくなる。
僕みたいに休職してしまう(笑い事やない)。

敬語という「普段使わない言語」を使い続けるのは疲弊するのだ。
英語で1時間喋ったら疲れるだろう。それと一緒だ。

だから上述の「平均値」という考えでしゃべれば良い。

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いや、もう全然、なんていうんですかね、なんか、
うーん、まあ、
僕さっきXXXっていうファイルの中身を確認してみましたところ
OOOさんがお書きになっていたので
XXXということだそうですので
結論、OOOなんじゃないかなぁ、と考えておりました
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これで、セリフの全体としては丁寧になるじゃんか!

あ、あと「副詞」は適当でいい。
動詞や名詞には敬語の形が存在するが、副詞に敬語というものは存在しない。

具体的には
・いる(四段活用の動詞)→いらっしゃる:尊敬語
・である→です:丁寧語
・見る→拝見する:謙譲語
・相談(名詞)→ご相談:美化語

という具合である。

でも、副詞や感動詞には敬語なんて存在しないのだから、もうたまにふと口から出てくる「めっちゃ」とか「でかい」(これは形容詞だけど)とか、そういうのは制御しなくていいんじゃないかと思う。

全体を通して丁寧なら良いと!
っていうか、副詞や感動詞に敬語が使えないからこそ、名詞と動詞だけクソ丁寧にして、全体の「丁寧さの平均値」を高めておけば良いと、そう思うのである。


あとは何かミスをした時も、めっちゃ謝れば「ミス+謝罪→0」に近づくわけだから、平均値っていう観点で言えば、「謝ればOK」というわけである。

っていうか、だから「謝罪」という実利のない挨拶が存在するのだ。

あ、あと対外的には良くないが、社内の人に「〜させていただきます」はいくらでも使って良い。
文法はミスっているが、とにかく丁寧なんだからOK。

二重敬語も全然いい。文法がミスってるだけ!
丁寧さの平均値は高くなってるんだから、口から出てきてしまったものを「おっと」と吸い込む必要はない。


以上、詭弁でした。

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